クラシック音楽おすすめ30選

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クラシック音楽おすすめ30選

 

1.クロード・ドビュッシー「《海》管弦楽のための3つの交響的素描」

クラシック音楽 クロード・ドビュッシー「《海》管弦楽のための3つの交響的素描」がおすすめの理由

ドビュッシーの世界観が詰まった曲です。ドビュッシー、といえばピアノの曲が多く演奏されており、特に独奏の「月の光」が有名ですが、管弦楽の曲も名曲なのでぜひきいてもらいたいです。この曲は、題名の通り、海を表した曲で、「海の夜明けから真昼まで」「波の戯れ」「海と風の対話」の3つの楽章からなる管弦楽曲です。それぞれ、静かな海、怖い海、穏やかな海、白波のたつ海、荒々しい海、優しい海...。それぞれの楽章に色があり、まるで目の前に海が見えるかのように、聴く人の想像力をかきたてます。印象派、と呼ばれるドビュッシーの音楽は、聴く人を何ともいえない心地良い気持ちにさせます。この曲をきいて、ドビュッシーの世界に浸ってほしいです。(10代女性)

 

 

2.ジョン・セバスチャン・バッハ「G線上のアリア」

クラシック音楽 ジョン・セバスチャン・バッハ「G線上のアリア」がおすすめの理由

ゆっくりとしたテンポで演奏される曲。穏やかで優しく、美しいメロディが印象的です。G線上のアリアはバッハが晩年に作曲した曲で、バイオリンのG線だけで弾ける曲を作るということで作られたというこの曲。私はよく眠れない夜や、疲れていたりイライラしているときに流しています。そうすると少しずつ心が落ち着いて穏やかな気持ちになってリラックスすることができます。眠れなかった夜もいつのまにか眠りにつくことができているし、さっきまでイライラしていた気持ちも穏やかになっています。癒しの効果のある曲です。老若男女問わず誰が聴いても心地の良いクラシックの一曲ではないかと思います。私は小さい頃からこの曲を聴いていたので特に思い入れがあります。(20代女性)

 

 

3.モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

クラシック音楽 モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」がおすすめの理由

子供が小さかったころ、幼児雑誌で頭がよくなる音楽という事で紹介されていて、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を、よくかけていました。モーツアルトの曲はアルファー派が出ていて、幼児教育には最適な音楽であるという記事だったと思います。うちの子供たちは夜泣きも多く、かんしゃく持ちだったので、昼間はなんとか落ち着いてほしいという一心でかけていた記憶があります。小学生くらいになって、喫茶店でこの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」がかかっていると、子供はとても落ち着く懐かしい曲だと言ってくれます。もう小学生くらいになると子供落ち着きのある子に育ってくれましたが、これもモーツアルトのおかげかもしれません。(40代女性)

 

 

4.ホアキン・ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」

クラシック音楽 ホアキン・ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」がおすすめの理由

両親がクラシック、ジャズが好きで、いつもレコードで様々な曲が流れていました。アランフェス協奏曲は、ピアノでもなく、バイオリンでもってなく、オーケストラでもなく、ギターのために作られた協奏曲です。泉が沸き上がるような、川が流れていくようなそんなさざめき、木洩れ日がキラキラ差し込むような芝生、耳が心地好いと思うと同時に、どこか寂しい調べが漂い、不安になってしまうこともあります。けれども、曲を聴き終わると、ほっとする安心感と満足感と同時に頑張ろうという気持ちになれます。朝に聴くと、目覚めが良いように思います。作曲家のホアキン・ロドリーゴが視力が不自由であることは後々知ることになりました。視力が不自由でありながらも、こんなに素敵な曲を作れたのですから、才能はもちろんですが、私にも何かできるかも知れない、頑張ろうと思える曲です。(50代女性)

 

 

5.フランシスコ・タレガ「アルハンブラの思い出」

クラシック音楽 フランシスコ・タレガ「アルハンブラの思い出」がおすすめの理由

この曲を知ったきっかけは、私が中学生の時に友達から貸してもらったクラシックのCDでした。この曲を聴くとその友達を思い出します。彼女はクラシックが好きで、家に遊びに行くたびクラシックを聴かせてくれました。友達の中で1番仲が良かったので常に一緒に過ごしていたのを覚えています。高校に入ったら疎遠になってしまいましたが、たまにこの曲を聴いて彼女と過ごした日々を思い出しています。またこの曲は主にギターを使って演奏すると思いますが動画を見ても分かる通りとても演奏の難易度の高い曲です。しかし高い難易度とは裏腹に音色がとても繊細で、どことなく懐かしいようなメロディーで心が癒されていきます。いつかこの曲の舞台になった場所に行ってみたいです。(20代女性)

 

 

6.アルフレッド・リード「エル・カミーノ・レアル」

クラシック音楽 アルフレッド・リード「エル・カミーノ・レアル」がおすすめの理由

有名な吹奏楽曲の一つです。フルート、オーボエ、クラリネット、サックス、トランペット、ホルン、トロンボーン、ユーフォニアム、パーカッション等、ほぼすべての楽器が大活躍します。3部構成から成り、最初と最後はフォルテで華々しく進行していくのに対し、中間部は変拍子とワルツを織り交ぜたゆったりとした曲調です。最初に登場する主題はサックスとホルンが担当し、その後クラリネットが引き継ぎます。8分音符中心の単純な旋律ですが、聴く人には強烈なインパクトを残すはずです。中間部はオーボエとクラリネットを主とした木管楽器を中心に、心地よい旋律を奏でます。演奏者も鑑賞者も楽しむことができる名曲です。ぜひ聴いてみてください。(10代女性)

 

 

7.ヨハン・パッヘルベル「カノン ニ長調」

クラシック音楽 ヨハン・パッヘルベル「カノン ニ長調」がおすすめの理由

カノンはクラシック音楽の定番中の定番とも言われる曲ですが、色々な感じ方ができるクラシック音楽だと思っています。カノンは特に作者が何かを思って作った曲でもなく、特に音楽に込められた意味があるわけではなく、ただメロディを重視した音楽になっています。とても素敵な音楽なので、例えば愛する人を思った曲など、何か作者の強い思い入れがあるものだと思っていましたが、そうではないと知ったときは驚いたと同時に少しがっかりした気持ちになりました。けれど、見方を変えると、自分の好きなように音楽を捉えることができるということであり、このカノンという楽曲は、聞いている人を癒したり、感動させたり、勇気を与えたり、反対に悲しい気持ちにさせたりと色々な感情をもたらしてくれます。小学生のときに初めて聴いて以来とても大好きな音楽です。(20代女性)

 

 

8.ヤン・ヴァン・デル・ロースト「コンサートマーチ アルセナール」

クラシック音楽 ヤン・ヴァン・デル・ロースト「コンサートマーチ アルセナール」がおすすめの理由

有名な吹奏楽曲の一つです。マーチと聞くとアップテンポの明るい曲をイメージする方も多いと思いますが、アルセナールはコンサートマーチということもあり、華やかさと品格を兼ね備えた曲になっています。華やかな曲の始まりから一転して落ち着いた曲調に変化する箇所は、初めて聞くときは意外に感じることと思います。構成上ベースラインが充実しており、そこから生まれる安定感・安心感は吹奏楽曲随一です。きれいで流れるような旋律なので、演奏者も楽しむことができます。1度聞くと何度でも聞きたくなる曲で、朝聞くと1日がいい日になりそうでわくわくします。木管楽器も金管楽器も打楽器も活躍する名曲です。クラシックファンなら、絶対に知っておくべき1曲です。吹奏楽の代表的なマーチを、ぜひ聞いてみてください。(10代女性)

 

 

9.ジョン・セバスチャン・バッハ「シャコンヌ」

クラシック音楽 ジョン・セバスチャン・バッハ「シャコンヌ」がおすすめの理由

出だしがとにかく圧倒的です。一度聞いたら忘れられないほどのインパクトがあります。この出だしはキャッチーと言ってしまってもいいはずです。良くこんな出だしを考えついたと思います。やはりバッハは天才です。バッハ家というのは一族で何人も著名な作曲家をだしていて、シャコンヌを作ったバッハは功績の大きさから「大バッハ」と呼ばれています。この曲はバイオリン一本で演奏される曲です。正式な名称を無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータの第2番といいます。もの悲しく、胸に迫るものがある出だしから、それに近いフレーズを曲の中で何でも繰り返します。この曲はバッハの曲の中でも屈指の名曲とされています。この曲には先行する曲が南ヨーロッパを中心に存在しており、バッハがそれを統合したという形になります。(40代男性)

 

 

10.A.ボロディン「ダッタン人の踊り 「イーゴリ公」より」

クラシック音楽 A.ボロディン「ダッタン人の踊り 「イーゴリ公」より」がおすすめの理由

ボロディンの代表曲の1つで、非常に有名な曲です。この曲の代名詞とも言えるオーボエの旋律は、大変綺麗で聞いていて心地よいです。そして、伴奏のハープの音色がよい雰囲気を出しています。曲の序盤では、オーボエだけでなくフルートやクラリネットのソロも登場し、木管楽器の柔らかく美しい音を楽しむことができます。オーボエとアングレが主役の曲です。また、長い曲ですが、場面転換も多く、演奏者鑑賞者問わず最後まで飽きません。さらに、吹奏楽では全日本コンクールにおいて強豪である習志野高校が素晴らしい演奏を披露し、話題となりました。吹奏楽ファンにも人気の曲の一つです。一度聞くときっと好きになります。是非聞いてみてください。(10代女性)

 

 

11.ジョン・セバスチャン・バッハ「チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052」

クラシック音楽 ジョン・セバスチャン・バッハ「チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052」がおすすめの理由

この曲は、チェンバロのための協奏曲でまるで、映画音楽を聴いてるかのように、重厚で繊細で荘厳な曲です。メロディーラインも分かりやすくしっかりしており、普段クラシック音楽をあまり聴かない方でも、すんなり耳に入っくると思うのでおすすめです。メロディーは多少、マイナー調ではありますが、チェンバロの粒だった1音1音に耳と心を奪われ、すっかりはまってしまうこと間違いないと思います。家でソファに座って目を閉じながらゆっくりと聴くも良し、趣味を楽しみながらのBGMにしても良し、様々なシーンにおいてのリスニングに適していると思います。更に、曲を聴いていない時でも頭の中にメロディが残り、ついついまた聴きたくなる曲でもあります。もちろん、心が癒されることは間違いないのでオススメの曲です。(50代男性)

 

 

12.ヴィットーリオ・モンティ「チャールダッシュ」

クラシック音楽 ヴィットーリオ・モンティ「チャールダッシュ」がおすすめの理由

最近、バイオリンの演奏を聴くことが多く、その中で薦められたのがヴィットーリオ・モンティのチャールダッシュでした。あまりバイオリン主体の曲は好きではなかったのですが、聞いてみるとハンガリー舞曲にあるような、ジブシー音楽のような物悲しくて、そして激しい曲でした。前半のゆっくりな演奏部分から、後半のアップテンポに変わるまでの間(ま)や、アップテンポに入ってからの力強さと音の響は、バイオリンでしか表現で出来ないと感じます。そして、曲が短調や長調に変わるのも曲が単調にならずに聴いていてゾクゾクします。マンドリンやギターでも良いかも知れませんが、やはりバイオリンです。特にネマーニャが弾くチャールダッシュはとても良いものだと思います。また、この曲で何人かのバイオリン奏者の聴き比べをするのも楽しいので、ぜひおすすめします。(50代女性)

 

 

13.チャイコフスキー「チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 第一楽章」

クラシック音楽 チャイコフスキー「チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 第一楽章」がおすすめの理由

「四大ヴァイオリン協奏曲」の一つである、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、1878年に作曲された、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲です。その中でも特にオススメしたいのが、第一楽章です。その有名な主題は、日本でもさまざまな作品に使われました。最近では「のだめカンタービレ」で千秋が指揮をしたシーンで使われいたのが有名です。その美しい旋律は、聴くものの心を震わせ、私が今までクラシックを聴いて涙を流したのはこの作品ひとつのみです。序盤のゆっくりとした音色から始まり、ヴァイオリンの独奏で流れる有名な主題、徐々にテンポが上がり、再びオーケストラ全員で響かせる主題。この時、感情はピークに達します。この作品は情熱的な哀愁が溢れている名作です。(30代女性)

 

 

14.リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」

クラシック音楽 リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」がおすすめの理由

岡山県のボディビルコンテスト会場で、毎年コンテストが始まる際、ボディビル選手やフィジーク選手一同がステージ上に集合し、規定のポーズをとり、まさにコンテストが今始まる時にこの曲が流れ、緞帳が静かに上がっていく。つまり、岡山県ボディビルコンテストは、この曲なくして始まらない訳で、私を含め選手としてエントリーする者にとっては、生涯忘れられない楽曲である。選手の中には、この曲を1分間のフリーポーズに使う人もいて、曲の長さも丁度合っていて、ボディビルコンテストでは、クラシックなんか聴いたこともない容姿のマッチョ野郎連中が絶対に忘れられない1曲となるわけだ。私も、この曲を聴きながらコンテストに出場し、何回か優勝しており、私も、やはりクラシックと言えば「ツァラトゥストラはかく語りき」を思い出すし、忘れるはずもない。こんなに短く、こんなにインパクトがあるクラシックは、他にはない。と言って良い。(40代男性)

 

 

15.アントニン・ドヴォルザーク「ドヴォルザーク 交響曲第8番」

クラシック音楽 アントニン・ドヴォルザーク「ドヴォルザーク 交響曲第8番」がおすすめの理由

ドヴォルザークといえば、アメリカに渡った際に影響を受け作曲した交響曲第9番「新世界」が有名ですが、それに対し、交響曲第8番は、ドヴォルザークの故郷であるボヘミヤ(現在のチェコ)の音楽を基調としています。スラブ舞踊の特徴的なリズムや旋律が大変魅力的です。渡米前に故郷へ贈った一曲といえますし、とても聴きやすいので、個人的には「新世界」よりも好きです。第1楽章は鳥が歌っているようなフルートの音色、牧歌的なのんびりとした感じで明るくかわいい曲調です。そこから、一気に天気が崩れるように迫力のある旋律に変わっていきます。この変化がなんともおもしろく、それでいてボヘミヤの曲調を残したまま曲が進んでいくところが、絵本や物語を読んでいるようです。 また、演奏する側からしても曲の編成はあまり大きくなく特殊な楽器も不要ですし、各パートに主旋律となる部分があり、演奏していて楽しい曲だと思います。(30代女性)

 

 

16.ジョン・セバスチャン・バッハ「トッカータとフーガ 二短調」

クラシック音楽 ジョン・セバスチャン・バッハ「トッカータとフーガ 二短調」がおすすめの理由

美し過ぎます。感動します。いくつになっても、この音楽の前では、悪いことができません。嘘をつけません。たとえ親の命令であっても、自分に嘘をついてまでして誰かを陥れてしまうような悪事はできないのです。思い知らされます。おそらくは、神の存在です。あるいは宇宙そのものに対する畏怖でしょうか。自然に対する敬意も感じられます。細胞が喜ぶのが分かるくらいに、躍動していく音楽なのですが、その理由がわかりません。理由がわからないまま、感動の波におぼれていくのです。渦に巻き込まれて、どこか別次元の世界に連れ去られてしまいます。自分の愚かさを許してください、と私は乞うばかりです。クラシック音楽を代表する名曲であり、唯一無二の神曲と言える存在です。至高の名曲という呼び名がふさわしいです。(50代男性)

 

 

17.ベートーベン「トルコ行進曲」

クラシック音楽 ベートーベン「トルコ行進曲」がおすすめの理由

もう一つのモーツァルトのトルコ行進曲に比べてもしかしたら知名度が低いかもしれませんが、小さい子にも弾きやすくピアノ発表会などで披露されることも多いように思われます。昔、私もピアノを習っていたのですが、この曲のイメージは遠くの方から行進してくる楽隊が目の前を通り過ぎて行き、だんだんと遠ざかっていく感じだよと先生に教わった記憶があります。なので最初は音を小さめに弾いて、少しずつ大きくしていって楽隊が今まさに目の前を通り過ぎるときにMAXに音を出し、徐々に小さくして遠ざかっていく様子を想像して弾きなさいとアドバイスがありました。迫力を感じるのはやはり中盤で、テンポ良く勇ましい音楽に胸が高鳴り感動します。(40代女性)

 

 

18.フレデリック・ショパン「ノクターン第2番」

クラシック音楽 フレデリック・ショパン「ノクターン第2番」がおすすめの理由

この曲を聴いていると、日頃の疲れやストレスから一気に解放されて気分が良くなるのと癒されるという2つの効果が有りますので、是非寝る前などに聴いてください。この曲の特徴としては、同じ曲調が8回繰り返されていくことにあります。随所に装飾音などが散りばめられていて、聴いていて飽きさせない工夫がなされてあります。時々ゆっくりと弾いたり早く弾いたりとテンポも変えていますので、じっくりと聴いているとその違いがよく分かります。有名な曲なので、誰もが一度は聴いたことがあるでしょう。何人かのピアノ奏者のこのノクターン第2番を聞き比べてみるのも、違いあって面白いかもしれません。私個人としては、フジ子・ヘミングさんの弾くノクターン第2番が好きです。なぜかというと、右手で弾く主旋律を強調して弾き、左手の伴奏は控え目に弾いているため、曲に奥行きと膨らみがあり聞き心地が良いからです。リトルという装飾音を効かせる弾き方の箇所でその弾き方が最も効果のあるものだと証明していますので、そういった箇所にも注意して聴いてみる事をお勧めいたします。目を瞑って聴いていると自然と目の前にお花畑が映し出されてとても音色が美しいです。是非フジ子・ヘミングウエイさんのノクターン第2番を聴いてみて下さい。(50代女性)

 

 

19.千住明「ピアノ協奏曲「宿命」第一楽章」

クラシック音楽 千住明「ピアノ協奏曲「宿命」第一楽章」がおすすめの理由

原作は松本清張の小説「砂の器」、2005年に中居正広さん主演でドラマ化された、ドラマ「砂の器」のテーマ曲として作曲された曲です。最初の主題部分では短調の切なく哀しい旋律をオーボエが奏で、そのあとピアノが引き継いでいきます。それぞれの楽器の音色が、計算されたようにぴったりハマっています。また、砂の器のために作曲されたこともあって、砂の器のストーリーに沿った曲の展開になっています。場面変換で転調が頻繁に起こりますが、ジタバタした印象は全く残りません。千住さんの作曲力にただただ脱帽です。さらに、ドラマの内容を知った上で、曲と照らし合わせ想像しながら曲を聴くと、涙が止まりません。ぜひ聞いてみてください。(10代女性)

 

 

20.ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18〜第1楽章」

クラシック音楽 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18〜第1楽章」がおすすめの理由

この曲は、私が小学生の時にクラスメイトの家に遊びに行った時に聴いて、素晴らしさを実感した名曲でした。この曲のタイトルがわからなくて聴きたくても聴けず、悔しい思いをしていました。そして、フィギュアスケートで浅田真央さんがソチ五輪で使用した曲と知り、さっそくCD を買いに行き、何回もリピートしてしみじみと聴いています。浅田真央さんの3回転半のトリプルジャンプとビアノ協奏曲二番の力強さがマッチして、体が震えるような感動を覚えました。浅田さんもこの曲が好きなのか、過去2回のオリンビックで使用していました。この曲は、オーケストラの演奏とビアノ独奏が上手く絡み合い、聴いている人に希望を与えるような素晴らしさを感じる良い曲だと思います。だから、私はこの曲をおすすめします。(50代女性)

 

 

21.モーツァルト「フィガロの結婚」

クラシック音楽 モーツァルト「フィガロの結婚」がおすすめの理由

モーツァルトのフィガロの結婚がオススメな理由を話していこうと思います。誰でも聞けば、聞いた事があるなって思う、とても有名なクラシックです。最初は優しく、だんだんと強くなっていきます。フィガロの結婚には、とてつもないストーリーがあります。、それが1幕〜4幕まであるのです。第1幕が終わり、第2幕へといくのです。第2幕は、ケルビーノが恋とはどんなものかを伯爵夫人に歌います。夫人がとても可哀想でならないと思います。要するに夫人は、夫の浮気を疑って、それに対して真実であるかどうかを自らの手で証拠を握ろうとするのです。聞いていて、切ない女心を感じたり、結婚へ対しての不安がありながらも結婚する意味などが分かります。(30代女性)

 

 

22.シベリウス「フィンランディア」

クラシック音楽 シベリウス「フィンランディア」がおすすめの理由

「フィンランディア」は、シベリウスの曲の中でも知名度の高い曲の中の一つです。誰もが一度は耳にしたことのあるメロディーがあるのではないでしょうか。「フィンランディア」という曲名からもわかるとおり、当時のフィンランドの状況をもとにこの曲は作られており、フィンランドへの愛国心、忠誠心が感じられます。これまで、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ガリシア交響楽団など、世界的に有名な楽団からもたくさん演奏されてきました。世界中で愛されている曲です。シベリウスの力強い音楽、輝きを感じるハーモニー、また親しみのある美しいメロディー、クライマックス、この世界観をたくさんの人に味わってほしいです。(10代女性)

 

 

23.クロード・ドビュッシー「ベルガマスク組曲」

クラシック音楽 クロード・ドビュッシー「ベルガマスク組曲」がおすすめの理由

クロード・ドビュッシーは19世紀のフランスを代表するクラシック音楽家で、ピカソやサティなどともにフランスの文化華やかかりし時代のサロン文化を牽引した一人です。このベルガマスク組曲は1890年ころに作成されたとされる組曲で、ピアノの独奏曲4曲から構成される作品群です。当時の優雅なパリの文化・ヨーロッパの文化をそのまま表現したような優雅で甘美なピアノの美しいメロディが魅力の一つですし、様々な奏法が駆使されたところも聴き所が多いです。この組曲のなかで一番有名なのは「月の光」という楽曲ですが、夜の湖に映る月を思わせる静かで情景豊かな美しいメロディは、ミクソリディア旋法と呼ばれる教会音楽でよく使われる奏法で表現されています。あたかも月の光に導かれて天国にたどり着くかのような多幸感を感じさせるメロディになっています。そんな感じで、当時のフランス文化の雅さの断片を味わうのに良い作品だと思っています。(40代男性)

 

 

24.ラヴェル「ボレロ」

クラシック音楽 ラヴェル「ボレロ」がおすすめの理由

同じフレーズを様々な楽器で淡々と繰り返すだけの不思議な曲です。同じことの繰り返しなのに、不思議に飽きず、なんども聞いていてもまたかけたくなります。曲に集中して聞いていると、楽器によって音色が全然違うのが面白いし、オーケストラにはこんなに楽器の種類があるんだな、という発見もあります。フレーズは覚えやすく、頭に残って、ふと口ずさんでいることもあります。また、何か作業をするときのBGMとしても良いです。淡々と繰り返しているだけなので、曲の方に気を取られすぎずに済みます。それでいて、同じ曲の中にいる、という意識が働くのか何もかけていないときより集中できます。最後に音が大きくなって、一気にスパッと終わるのも潔くて好きです。(30代女性)

 

 

25.リスト「ラ・カンパネラ」

クラシック音楽 リスト「ラ・カンパネラ」がおすすめの理由

ニコロ・パガニーニのヴァイオリンの演奏を聴き、感銘を受けた絶技巧のピアノの練習曲だからです。ピアノの音色を聞いていても圧倒的なスケールと音域の幅が実にすばらしい曲だからです。ピアノを練習するには、実に高度なテクニックを必要とする曲だと思います。右手と左手を交差して弾いたり低音と高音を至る所にちりばめられた楽譜は、ピアノを練習をするには、他に類をみないような難しい練習曲です。しかしながら、少しずつ練習して弾けるようになった時の達成感は、どの曲よりもやりがいのある曲であると思います。このように情熱的で修練を必要とする曲は、聞いていても練習していてもとてもとても心地良い曲であると思います。生きていたらリストに会って実際に聞いてみたかったと思います。(50代女性)

 

 

26.ジョージ・ガシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」

クラシック音楽 ジョージ・ガシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」がおすすめの理由

クラシックに特別詳しくなくとも生活で耳にする機会が多いとても有名な一曲です。フィギュアスケートに使用されたり色んな映画やドラマに使われていますが、私はこの曲と言えば映画化もされました大人気シリーズドラマののだめカンタービレがすぐに思い浮かびます。ドラマも大好きになりこの曲も大好きになりました。ゆっくりと壮大な物語が始まるような曲調で始まり徐々に盛り上がってそして突然の弾けるような爆発する楽しさそしてオチもあり物語を読んでるような旅の最初から最後までを見るような楽曲です。そしてそのどの部分も違う曲かのようですがどの部分切り取っても素晴らしい。クラシックにもこんなにもワクワクするような軽快な何度でも聴きたくなるような曲があることを教えてくれた曲です。(20代女性)

 

 

27.セルゲイ・ラフマニノフ「ラフマニノフ 交響曲第2番 第3楽章」

クラシック音楽 セルゲイ・ラフマニノフ「ラフマニノフ 交響曲第2番 第3楽章」がおすすめの理由

勝手ながら僕は、今まで、地球上で演奏された最も美しい曲が「ラフマニノフ 交響曲第2番 第3楽章」だと思っています。ピアノ協奏曲で有名なロシアの作曲家ラフマニノフ。とにかく彼が作り出した美メロの数々は、音楽とはこうあるべきという根本を示唆していると思います。そんな僕が、ラフマニノフを聴くようになったのは、1970年代に活躍したポップスターエリック・カルメンの曲を聞いてからで、エリック・カルメンは、「Never Gonna Fall in Love Again」「All by Myself」という彼の大ヒット曲の中で、ラフマニノフのメロディをちゃっかり?拝借していたわけです。今だったら盗作ということになるのではないかと思うのですが、これはまさに彼のラフマニノフに対するリスペクトに他ならないわけで、このことを知ってから、ラフマニノフの作品を少しずつ聴くようになりました。そして彼がこのメロディを拝借した理由もわかるような気がしたのです。(50代男性)

 

 

28.ドビュッシー「ロマンティックなワルツ」

クラシック音楽 ドビュッシー「ロマンティックなワルツ」がおすすめの理由

ドビュッシーはショパンの少し後に出てきた作曲家で、どこか新しい風を思わせる独特な音色の曲が多いです。後期には東洋の音階を取り入れた曲も多く作曲しており、まるでヨーロッパの人が作曲したとは思えないものもあります。ドビュッシーの有名な曲は数多くありますが、あまり知られていない名曲がこのロマンティックなワルツです。単調と長調が忙しく入れ替わる複雑な構造で、ピアノ曲なのですが、まるでオーケストラを聴いているかのような重厚な音調の作品です。そして、ショパンの時代から引き継いだ伝統的な音色と、ドビュッシーの持つ独特な音色が絶妙なバランスで組み込まれた名曲だと思います。最後には大きな盛り上がりもあり満足感のある曲なので、みなさんに一度聴いてみて欲しいです。(20代女性)

 

 

29.クライスラー「愛の悲しみ」

クラシック音楽 クライスラー「愛の悲しみ」がおすすめの理由

人気漫画の四月は君の嘘でも紹介されてしかも落ち着いた雰囲気やトーンでバイオリンの音色が響いてくるところにグッと魅力を感じることができました。また、その反対である愛の喜びとは少しマイナーでしかも悲しみとタイトルについているにもかかわらず深みがあったり綺麗な演出があるところもまた大好きです。序盤の演奏では曲名の通り暗い感じのトーンでバイオリンの音色が響き渡るのでまた違って演奏を聴いていけるのも大きなメリットです。愛の喜びと一緒に比較しながら聴くと全くの正反対だとわかるので興味のある方には是非聴いてもらいたい曲となっています。また悲しみといいながらも少しだけ明るさを取り戻している演奏も流れるのでじっくりと聴いてもらいたいです。(20代女性)

 

 

30.フレデリック・ショパン「雨だれ」

クラシック音楽 フレデリック・ショパン「雨だれ」がおすすめの理由

強さと弱さのバランスがよく、繊細さを感じることができるからです。ショパンというとかたぐるしく感じますが、全体としてはとても穏やかな曲です。この曲を聞くと、自分に恋人がいた時のことを思い出します。作曲したショパン自身も、作曲当時20代後半頃、恋人ジョルジュ・サンドとスペインのマジョルカ島で静養をしていました。この様な環境にあった彼が、雨の音にインスピレーションを受けて書いた曲なので、とても穏やかかつしっとりとしています。ただ、曲の一部では激しい雨を思わせる様な力強くとても暗い音調の場面が出て来ます。この部分は、聴くたびに、自身の過去の辛さや悲しさと感情があいまってとても感動する場面です。全体としても短い曲で、おすすめです。(20代女性)