ユニコーンおすすめの曲ランキングTOP10

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ユニコーンおすすめの曲ランキングTOP10

メンバー5人全員が曲を書くだけでなく、ボーカルもできて遊び心も持っているという稀有な存在なユニコーン。一度解散をしましたが、再始動後も心に刺さる曲やクスッと笑えるおフザケ要素のある曲をたくさん届けてくれるので今後も目が離せません。そんなユニコーンのおすすめの曲をランキング形式で紹介します!ぜひ聴いてみてください!

 

第10位.ユニコーン「デジタルスープ」

再始動後4枚目のシングル曲で、派手さはないですが大人のロックバンドのシンプルなメッセージが込められた1曲です。演奏は重厚なロック調で歌詞をきちんと聴かせるものでした。歌詞については時代が進化してデジタル化がどんどん進む中でも、あなたの言葉や姿はリアルなものでいてほしい、そしてこの曲の主人公はそんなあなたを想っていると優しく熱く歌っているように思えます。

Youtubeの公式サイトではPVだけなく、この曲のライブ映像も観られるので、ぜひ両方観ていただきたいです。個人的にはモノクロの人形が映されるPVよりもライブ映像の方が映えると思います。

 

 

第9位.ユニコーン「半世紀少年」

メンバーの50歳を祝うライブイベントの最初にあった“川西生誕50周年記念イベント「チョットオンチー 栄光の50年」”を記念して制作された再始動後2枚目のシングルです。最初に聴いた時の感想は「本当に川西さんは50歳なんだろうか?」というものでした。ラップがとてもカッコいい!(テレビのインタビューで目標はKREVAさんと言われたそうです。)

サビはベートーヴェンの『歓喜の歌』がサンプリングされていて、残りのメンバー4人がPVでは音楽家のカツラを被って歌っています。歌詞は一部に川西さんの出身地の広島弁が入っていてラブ&ピースについて歌っているように思えます。バンドの懐の広さを感じられる1曲です。

 

 

第8位.ユニコーン「Feel So Moon」

アニメ『宇宙兄弟』のテーマ曲としても流れていたシングルです。PVは完成度の非常に高いもので漫画と見事にコラボされています!!ノートや漫画、雑誌を使って疾走感が出ているようにも思います。曲の印象としては宇宙兄弟をモチーフにまさにメンバー5人全員が「音」を「楽」しんでいるなぁ、といった感じでしょうか。

この曲の中には歌詞カードに載っていない遊び心が入っています。内容は実際に確かめていただくのが一番だと思いますが、宇宙ならではで思わずニヤッとしていまいました。また、宇宙の青さや七不思議についての奥田さんの指摘にはたしかに、とちょっと頷けました。

 

 

第7位.ユニコーン「TEPPAN KING」

アルバム『ゆ 13-14』に収録されている曲で、ぜひPVを観ながら聴いていただきたい1曲です。内容はたい焼きの歌です。3分26秒と比較的短い映像ですが、出てくるたい焼きがどれも美味しそうで食べたくなります。また、ドラムの川西さんのやっていたバンド“VANILLA”のCDがバニラアイスの背景にこそっと映ったり思わぬところに有名人が出演していたりと小ネタも多いこの曲。

歌詞も一言で言うならば「空耳アワー」!でもそんなおフザケがありながらも曲はカッコいいので一回聴いたらまた聴きたくなる中毒性のある1曲です。ちなみに映像の最後のツッコミは誰もが思うであろう一言を的確に言ってくれています。最後まで是非楽しんでください。(笑)

 

 

第6位.ユニコーン「Maybe Blue」

1987年にリリースされたデビューアルバムに収録されていた1曲ですが、これがシングルで無いということを知ったときは衝撃的でした。とてもキャッチーな曲調で演奏もカッコよく、切ない歌詞がとても印象的でした。歌詞の中にある「肩に回した手の先で一夜限りの合図」「冷たい部屋でかまわない」「くずれるくらい抱きしめて」といったフレーズから決して恋人同士の明るい歌ではないことが分かります。

そんな切ない歌を若かりし頃の奥田民生さんは歌われていましたが、再結成後のライブで久しぶりに演奏されていました。声は年齢を重ね若さが多少なくなっているように感じますが、当時と同じキーで切ない二人の許されない恋を歌われる姿には見入ってしまいます。

 

 

第5位.ユニコーン「ヒゲとボイン」

ユニコーン独特のサラリーマンの悲哀を歌ったシングル曲です。ですが、色々と引っ掛かります、この曲。まず、歌詞は出世(ヒゲ)か恋愛(ボイン)かを選べない主人公の気持ちがどうしてこうもリアルに描かれているのか?(結局曲の中では主人公はどちらかを選べずに終わりますが…)そして、PVがなぜサムライVSガンマン!?日本のサラリーマンの歌なのに西部劇の街中から始まり、悪者に捕らわれた美女を救うべく現れたユニコーンのメンバーがサムライ姿。

さらにその姿で演奏もするというちょっとシュールな場面も。とにかく謎の多いこの曲ですが、内容はきっと男性ならば共感できるのだろうなぁ、と思います。そして、ラストのサビ前の阿部さんの歌唱パートはよく耳を澄ませて聴いてください、個人の意見が聞けます。(笑)

 

 

第4位.ユニコーン「ロック!クロック!オクロック!」

メンバーの50歳を祝うライブイベントの“奥田民生50祭”のテーマソングです。メンバーごとに曲調が全く異なり面白かったのですが、その中で群を抜いておススメなのがこの曲です。奥田さん以外のメンバー4名の共作で、奥田民生さんはボーカルに徹していますが、「こんなにカッコいい音楽に載せて歌う内容なのか?」と思わず苦笑してしまいそうな内容です。

ハードロックな曲調でビシッとキメているも、歌詞は奥さんの命令で電球を替えたり犬の散歩に行ったりする、そして財布も握られているという見事な尻の敷かれっぷりになんだか同情したくなります。ですが、奥田さんはそれをハイトーンで歌い切ります。とてもカッコいいです。最後は歌詞の一部を間違うもその場のノリでそのテイクが採用されるという柔軟さも見られます。

 

 

第3位.ユニコーン「WAO!」

再始動して最初にリリースされたシングルです。この曲は奥田民生さんではなく、キーボード兼2代目リーダーの阿部義晴(ABEDON)さんがボーカルをしています。(奥田さんはカウベルとギターを演奏しています。)『すばらしい日々』で寂しく解散をしたバンドとは思えないハイテンションな曲で、PVもとにかく明るいです!とにかく楽しんで演奏しているなぁ、と曲からもPVからも伺えます。

ちなみに、ボーカルが歌の途中に息が続かない上に笑ってて歌詞の通りに歌っていないシングルなんて私はこの曲以外に知りません。(笑)また、ギターの手島さんの間奏のギターの速弾きはライブでも拝見しましたが、どうやったらミスしないであんなに速くメロディアスに演奏できるのだろうと感心してしまいました。さすが、プロと誰もが頷くギターだと思います。

 

 

第2位.ユニコーン「すばらしい日々」

一度解散する前のラストシングルで、この曲の発表前に脱退されたドラムの川西さんに宛てて奥田民生さんが書いたという説があるそうです。シングルである『大迷惑』や『ヒゲとボイン』のようなコミカルさは一切無く、PVもモノクロの映像の中をメンバーが演奏しています。しかも冒頭にバンド名が刻まれたお墓のようなものが映し出され、最後はメンバーがそれぞれ別の方向へ歩いていくというものなので、バンドの終わりを視覚的にも表しているようにも見えます。

歌詞は「僕」と「君」の別れを描いています。この二人の関係性は恋人なのか友人(仲間)なのか明らかになっていませんが、年齢を重ねたことで会えなくなったことに対して一種の諦めも認めるような雰囲気が伺えます。ですが、「僕」はその会えない充実した「すばらしい日々」の中でも「君」を忘れ切っておらず、いつか会える「君」のことを想って生きていくというメッセージが込められているように感じました。いろいろな解釈のできる味わい深い一曲です。

 

 

第1位.ユニコーン「大迷惑」

今からちょうど30年前の1989年に発表された曲ですが、これがユニコーンの1枚目のシングルというのを知って私はとても驚きました!(このシングルは3枚目のアルバムの先行シングルだったそうです)この曲は私が大学生の頃にアルバイト先の先輩(女性)が熱唱しているのを見て興味を持ったのですが、歌詞もPVもインパクト大です。

PVはオーケストラの演奏にメンバーが加わっているのですが、奥田民生さんがとにかく若い!!今の力の抜けている奥田民生さんしか知らない若い世代の人はきっとびっくりするでしょう・・・。(他もメンバーも若くてまだ尖ったバンドマンな雰囲気がヒシヒシ伝わってきます)ロックですがキャッチーな曲調に載せて単身赴任を命じられたサラリーマンが描かれていて、曲中にある奥田民生さんのシャウトの中で終盤から最後のシャウトは悲哀が感じられます。完成度の高いこの曲はいつ聴いてもカッコ良さと可笑しさを感じる名曲だと思います。