ヨルシカおすすめの曲ランキングTOP10

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ヨルシカおすすめの曲ランキングTOP10

清涼感と突き刺さるよう声が魅力のボーカルです。 ロックナンバーでは、トリッキーで攻撃的なギターリフが、数多くあり、かっこいい楽曲が多いのも好きな理由の一つです。 ヨルシカとして活動する前は、ボーカロイドの楽曲を手がけていたこともあり、ボカロ好きであった私に大変好みの曲調が多く、過去の楽曲等もYouTube上で聴くことができます。

 

 

第10位.ヨルシカ「爆弾魔」

ヨルシカ「爆弾魔」がおすすめの理由

ヨルシカの魅力であるボーカルのファルセットをサビで存分に多用した一曲となっています。サビの9割はファルセットで構成されている曲で、それだけ聞くと違和感を覚えるが、アップテンポなビートにボーカルの透き通ったファルセットがうまく絡みあっていて、聴くものの心を捉えます。又、サビで繰り返される「爆破して」という過激な歌詞が、声質とは矛盾した印象を受けます。そのギャップが綺麗で攻撃的な楽曲へと仕上げているのだと思います。A、Bメロでは、「〜です」「〜ます」といった丁寧な言葉使いで歌い上げている一方、サビでは「爆破したい」「ずるいよ」といった感情を爆発させた様な荒々しい表現を多用しています。曲展開に依存した言葉遣いも興味深い一曲です。

 

 

第9位.ヨルシカ「カトレア」

ヨルシカ「カトレア」がおすすめの理由

イントロから後奏まで、終始けたたましいギターと透き通るようなボーカルのファルセット。力強さと清涼感がぶつかり合うかっこいいロックナンバーです。とにかくギターが目立つ曲で、最近ヨルシカを知った方やギターロックが好きな方にぜひ聞いてほしいおすすめの曲となっています。とにかくイントロのギターリフがかっこいい。この一言に尽きます。スピード感はもちろんのこと、トリッキーで荒々しいギターフレーズは思わずステップを踏みたくなるアップテンポでダンサブルな仕上がりになっています。激しい演奏の中で紅一点、目を見張るファルセットの透明感は一見の価値ありです。

 

 

第8位.ヨルシカ「雲と幽霊」

ヨルシカ「雲と幽霊」がおすすめの理由

サウンド的にとてもユニークな曲作りに挑戦している作品の一つ。きれいなギターフレーズと落ち着いたボーカルの歌声でゆったりと始まるこの曲。イントロの楽器はギターのみで、時計のチャイム、水の音や時計の針が進む音といった生活音を利用してビートを刻んでいる。幽霊になったという現実離れした歌詞と、日常に溶け込む生活音を利用したサウンドメイクはどこか矛盾しており、歌詞に悲しげな印象を与えています。生活音がキレイに楽曲に溶け込んでおり、始めて聴く人にも強く印象に残る曲に仕上がっていると思います。ヨルシカの不思議な世界観を体験するのに相応しい楽曲です。

 

 

第7位.ヨルシカ「靴の花火」

ヨルシカ「靴の花火」がおすすめの理由

ヨルシカの曲の中で、他の曲とボーカルの歌い方が少し異なる一曲。声を鼻にかけ、母音を弱く発音する発声は、曲全体に、深みを与えています。明らかに他の曲とは違ったワントーン低く、野太い声は、この歌詞の暗い気持ちと調和して曲全体のムードを更に印象的にしています。又、イントロとギターソロのギャップがたまはない曲でもあります。イントロはクリーンなギターアルペジオから始まりますが、ギターソロでは激しく歪ませたロックサウンドで掻き鳴らすようにメロディーが走ります。そして後奏へ向けてまた静けさを取り戻し、フッとろうそくの日が消えるように曲が終わります。曲全体を通してギャップ感のある流れが癖になる一曲です。

 

 

第6位.ヨルシカ「言って。」

ヨルシカ「言って。」がおすすめの理由

どこか懐かしい曲調でスピード感があるこの曲。前奏はポップなリズムでコミカルに始まりますが、Aメロは「あのね…」と囁くように、優しいトーンで歌い始め、イントロの軽快さとは真逆の印象を持ちます。全体的に歌詞が短い文章で構成されており、単語ごとがリズムに合わせてテンポよく置かれていく印象があります。それにより、どこか単調で機械的なサウンドを実現させており、聴く人をセンチメンタルな気分にさせてくれます。ヨルシカの原点となっている、ボーカロイドの機械的な歌い上げ方を強く残した一曲となっており、ボカロ好きにはピッタリの曲だと思いました。

 

 

第5位.ヨルシカ「パレード」

ヨルシカ「パレード」がおすすめの理由

一人で泣きたいときにおすすめの一曲。悲しみに打ち拉がれている時、とにかく泣きじゃくりたい時もあるでしょう。本当に心が傷ついていると、無意識のうちにその傷に蓋をしていまいます。自分自身の気持ちを誤魔化すためにです。悲しい筈なのに、辛くなれば辛くなるほど泣けなくなる。そんな時にこの曲がおすすめです。心とは何かを綴ったこの曲を聞きながら、自分の気持ちに正直になれるような一曲です。ピアノのメロディーが優しく、かつ悲しげに感傷的な気持ちを誘ってきます。定番のバラードで非常に聞きやすく、万人の心に刺さる歌詞で綴ています。

 

 

第4位.ヨルシカ「藍二乗」

ヨルシカ「藍二乗」がおすすめの理由

幼い頃夢に描いた自分になり切れなかった悔しさを吐露しています。「夢も大人になるほど時効になっていく」夢を諦めてしまった自分自身への失望がまさにインクのように滲み出てしまっているワンフレーズです。歌詞に出てくるインクという表現は詩に夢を乗せた主人公を表すと同時に、涙や悔しさが”滲む”と言うことを暗示しているのではないでしょうか。歌詞に登場する”君”とは夢を追いかけていた自分のことであり、夢を追う自分と現実を妥協して生きる自分との間で葛藤していることがわかります。そんな悩みを他所に、残酷に過ぎていくときの流れを表現しているのが、忙しなく動き回るギターフレーズです。細かくはね飛ぶメロディーは走り去るような時間の速さを感じさせてくれます。夢を見ることが難しい現代の若者達の心に響く一曲だと感じました。

 

 

第3位.ヨルシカ「ヒッチコック」

ヨルシカ「ヒッチコック」がおすすめの理由

裏拍から跳ねる様なギターフレーズと気だるげに歌うボーカルが印象的な曲です。多感な学生時代の中で人生の目的を見つけられずにいる主人公の憂鬱をアイロニカルに謳い上げています。この曲の中で繰り返し出てくる演出として、サビ入りに、主人公が自分の人生の悩みを投げかける、というものが挙げられます。「この先の人生どうすれば楽になれるのか」 そう問いかけても誰も答えなんて知らないでしょ?そんな現状を皮肉る表現は、思わず自分の辛い経験を歌詞に重ねて聴き入ってしまいます。人生に投げやりになってしまいそうな時、きっと深く共感できる内容だと感じおすすめさせて頂きました。

 

 

第2位.ヨルシカ「ただ君に晴れ」

ヨルシカ「ただ君に晴れ」がおすすめの理由

どこか現実離れしていて、過去に後ろ髪を引かれる様な曲調と隠喩を多用した歌詞がどこか物悲しげでノスタルジックな世界観を作っている一曲です。イントロの歌詞はこの曲全体のストーリーの奥行きを出す為のプロローグ的な役割をしています。冒頭に出てくる「キミ」とは誰なのか。「海月のような月が爆ぜる」という表現は何を暗示しているのか。物語の行く末が気になるように、敢えて隠喩を多用しているのではないでしょうか。又「〜だけ」という歌詞をサビに収めきるのではなく、間奏にまで挿入しているのは、どこか懐かしい過去への未練が言葉を詰まらせているような演出です。ノスタルジーに浸れること間違い無しの一曲となっています。

 

 

第1位.ヨルシカ「準透明少年」

ヨルシカ「準透明少年」がおすすめの理由

イントロの疾走感がお気に入りの一曲。ギターとハイハットの8ビートから始まる曲入りが乾いた疾走感を生み出しています。8小節後のボーカルの歌い始め、「凛として花は咲いた」という歌詞もしっかりと曲調にマッチしています。ボーカルが歌い始めても、終始バックで掻き鳴らすギターリフからは、力強さと凛々しさすら感じること出来るナンバーです。 サビ前のボーカルのファルセットと楽器隊の一瞬の静寂が重なり、サビ前での助走を感じられる構成となっており、サビ入りでの、ファルセットから実声へのアプローチと楽器隊が一挙に演奏を開始する表現は曲全体を前に押し出す様な迫力を演出しています。曲が終わるまで、終始力強さと疾走感が魅力的な一曲のなっております。