古内東子おすすめの曲ランキングTOP10

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古内東子おすすめの曲ランキングTOP10

恋愛ソングの教祖としてデビュー25周年を迎えたシンガーソングライター。その“女性に寄り添うような視点”が描かれた楽曲の多くはどれも洗練された大人の恋愛模様ばかり。それが数多くの女性リスナーの背中をそっと押してきた場面も多いはず。

 

 

第10位.古内東子「心にしまいましょう」

古内東子「心にしまいましょう」がおすすめの理由

“恋愛ソングの教祖”の異名をもつ古内東子さんが1998年発表した12枚目シングルです。そのタイトルから分かるように彼女のテーマにある“成就しない恋愛の悲しさ”が凝縮された内省的でありながら切なく美しい楽曲です。彼女の楽曲には珍しく、ブレイクビーツのループからはじめ斬新なイントロ。この曲の雰囲気を支配するような深みのあるエレキトリックピアノ。これが内面に秘めた想いをうまく表現しています。また、サビ前に突然差し込まれるように入るギターのフィードバックもこの曲の壊れてしまいそうな自分自身を現しているようにも思えます。これほど引き裂かれそうな感情を抱えながら、冷静にビートをキープするところが狂おしいほど切ない仕上がりになっております。

 

 

第9位.古内東子「Enough is Enough」

古内東子「Enough is Enough」がおすすめの理由

実に6年ぶりとなるオリジナルアルバム「after the rain」の一曲目を飾るこの曲は結婚や出産を経験した彼女自身がどのように変化したのかファンは待ち望んでいたに違いありません。インタビューでも語られていましたがテーマとなるものは大きく変わらず。歌はフィクションの世界だから自身の環境の変化が歌に大きな影響を与えてしまったり、世界観が変わってしまうことはないとのこと。さすがの古内節はやはり皆の期待していたとおりだったことに何だかほっとしてしまう。そんな楽曲です。都内で働くOLさんが主人公となるこの曲で励まされる方も多いはずです。

 

 

第8位.古内東子「PURPLE」

古内東子「PURPLE」がおすすめの理由

通算14枚目のアルバム「PURPLE」に納めされたタイトル曲です。数々の恋愛を経験してきた彼女ならではの言葉は流石と唸るしかありません。使い方によっては上品にも下品にもなってしまう紫を大胆に取り入れたアルバムイメージは、やはりその経験値の高さに起因する深みのある紫を表現しているのかもしれません。「好きになった相手には自分のすべてを理解してもらいたい」という欲求を素直に伝える歌詞が特徴ですが、彼女にしては珍しく相手に対して“baby”と呼称する場面があり、アダルティな楽曲には少し似つかわしくない表現にも思えますが、それも懐の深さと捉えてよいでしょう。また、歌詞のなかに登場する色の数も意識的に多めなあたり、気持ち=色の数という意味にとれます。夕暮れ時の一瞬に見えた紫がかった空の色に哀愁を感じ、彼を想う気持ちを押さえきれず語り出す。そんな情景が目に浮かぶようなシチュエーション勝ちな一曲です。

 

 

第7位.古内東子「サヨナラアイシテタヒト」

古内東子「サヨナラアイシテタヒト」がおすすめの理由

2004年にリリースされたアルバム「フツウのこと」からのシングルカット曲です。別れた男女のシチュエーションで女性側からの独り言のような歌詞は思い出の日々を回想しながら「すべてを忘れない」と述べられます。しかし、それに続く歌詞に目を通した瞬間に寒気のようなものを感じます。「いつか誰かに抱かれる時もあなたのことを考える悪い女になるでしょう」この衝撃的な下りにはかなりゾクゾクする方もいるのではないでしょうか。別れを告げられたことを受け入れて、強い女になったことへの自負なのか、恨み節なのか…。今まで発表されてきた彼女の楽曲においてこれほど毒を内包する作品があったでしょうか。美しいメロディと繊細なタッチのアレンジが最高のオブラートとしての機能を果たしていますが、それでもかなりの衝撃を受ける方が多いはず。そんな女性の本音をちらつかせるこの曲はある種、代弁者としての古内東子さんの手腕が発揮された一曲なのかもしれません。

 

 

第6位.古内東子「strength」

古内東子「strength」がおすすめの理由

95年に発表された自身4枚のアルバムからのタイトル曲です。古内楽曲ではピアノで始まる曲は多くありますが、この曲もイントロが印象的な1曲。また、AORの系譜に乗っ取ったホーン隊の魅力的なアンサンブルも聴きどころです。カップル同士にはよくあるすれ違いの描写やお互いの抱える葛藤が歌詞にはふんだんに盛り込まれています。それでも何だか幸せそうに見えてしまうのはこの曲のタイトルにもあるようにお互いがいることで強さを引き出せているからなのだと思います。不安要素があるからこそ恋にも一生懸命になれる。そんな気持ちを疾走感あふれるビートに乗せた爽快感のある楽曲です。

 

 

第5位.古内東子「コートを買って」

古内東子「コートを買って」がおすすめの理由

冬をテーマにしたラブソングや冬の定番ソングは世の中に数あれど、この曲のような切り口はあまりないように思えます。去年までの燻っていた恋を捨てて、今度は新しいコートで新たな恋を見つけようというかなり前向きで潔い歌詞の内容です。彼女が普段テーマにしているような女性とは異なるイメージ。しかも、古内楽曲には珍しい、というか初の試みであるまさかのエレクトロサウンドという奇抜さ!心地よい四つ打ちはまるで強気に歩調を速める足音のようにも聴こえます。もうどうしても忘れたい恋愛経験があるならこの曲で吹っ切りたいものです。

 

 

第4位.古内東子「大丈夫」

古内東子「大丈夫」がおすすめの理由

歌詞を読む限りとてもタイトルには似つかわしくない不安定さと不確かさが交差する何とももどかしい気持ちになります。まるで自分自身に言い聞かせているかのような呪文にも聞こえてくるのですが、不思議と大丈夫な気持ちになってくるから不思議なものです。この曲の主人公は自分の弱さと受け止めて、二人の時間を分かち合うことの意味をそれとなく解いているという点において、決して「強さ」が全ての意味ではなく、「弱さ」から導きだせる答えもあるという大事な命題を紐解いてくてる恋愛における男女の関係性を歌いあげた素晴らしい作品だと私は思います。泣きたければ泣いていいし、甘えてもいい。そんな風に東子さんが全ての女子にうったえている気さえしてきました。

 

 

第3位.古内東子「Peach Melba」

古内東子「Peach Melba」がおすすめの理由

爽やかなストリングスや間奏で楽曲に花を添えるフルートのソロパートがとても印象的な1曲です。今にも春の清々しく甘い香りが鼻をくすぐるようなイメージのこの曲はタイトルからもわかる通り、香水をモチーフにしたものです。しかし、可愛らしいこのタイトルから想像できない裏腹な感情が歌詞にも多くこめられています。やっぱり、どうしても諦めきれない彼を思う自分の気持ち。そして、敵いそうもない恋敵の存在は自分の気持ちを知る由もなく、ただただ春風が諌めるという内容です。歌詞を読み返すとある意味女性の恐さを感じてしまう一曲です。

 

 

第2位.古内東子「誰より好きなのに」

古内東子「誰より好きなのに」がおすすめの理由

彼女を一躍スターダムに押し上げた代表曲のひとつです。ドラマの主題歌としても起用されてスマッシュヒットしたことも追い風になったようです。また、この曲が収録されたアルバム「Hourglass」も初の海外レコーディングで彼女ののびやかな感性が活きた傑作です。女性特有の複雑で裏腹な言葉と行動を上手く表現した点においては正に秀作といって相応しいでしょう。印象的なピアノのイントロでぐっと心をつかまれます。胸に秘めた想いを本当は気付いて欲しい、けれどそれを伝えると関係が崩れてしまうという危うさ。彼女の楽曲に多いテーマながらその秘められた想いこそが恋愛の原動力なのかもしれません。

 

 

第1位.古内東子「逢いたいから」

古内東子「逢いたいから」がおすすめの理由

93年に発表された自身にとって二枚目となるアルバム「Distance」に収録された珠玉のラブバラードです。数多くの恋愛にまつわるバラードソングを世に送り出した彼女の作品のなかでは珍しく男子の目線で描かれた切なすぎる片思いソング。彼の悪口を男友達として聞かされ「僕ならそんなことはしない」と胸に秘めた思いを告げられずにいる…何とも切ない歌詞には胸が締め付けられるような気持ちになります。恋をしてきれいになってく彼女をこれ以上見るのは辛いと思いながら、それでももう来ないでとは伝えることができない。もどかしい男心をバラードで歌いあげた名曲です。 93年に発表された自身にとって二枚目となるアルバム「Distance」に収録された珠玉のラブバラードです。数多くの恋愛にまつわるバラードソングを世に送り出した彼女の作品のなかでは珍しく男子の目線で描かれた切なすぎる片思いソング。彼の悪口を男友達として聞かされ「僕ならそんなことはしない」と胸に秘めた思いを告げられずにいる…何とも切ない歌詞には胸が締め付けられるような気持ちになります。恋をしてきれいになってく彼女をこれ以上見るのは辛いと思いながら、それでももう来ないでとは伝えることができない。もどかしい男心をバラードで歌いあげた名曲です。