西郷輝彦おすすめの曲ランキングTOP10

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西郷輝彦おすすめの曲ランキングTOP10

歌謡界の御三家の一人で、デビュー当時はジャズを志すほどリズム感が良く、声質も良く言葉がはっきりとしていて聞き取りやすい、背の高さも178cmあり程よい高さで、目鼻立ちがはっきりとして歌手としてだけでなく映画、TVのドラマにも多数主演をしています。それらの魅力は70歳を超えて一層の円熟味が加わりました。

 

 

第10位.西郷輝彦「恋人を探そう」

西郷輝彦「恋人を探そう」がおすすめの理由

この歌はイントロがアコースティックギターの悲しそうな音色とメロディーで入ってきます。とにかく一人では寂しい、二人のほうが温かいといっています。だから素敵な恋人を探そうと言っています。一人で歩く小道は寂しく、澄んだ空も楡の木陰からさす月明かりも二人のほうが素敵だろう、こんな光景に似合う素敵な恋人を探そうと言っているのです。西郷は出だしの一人の寂しさの部分は密やかに歌い出し、恋人を探そうという山場では一気に激しさを増して歌い上げます。この歌を聴いていると本当に素敵な恋人を見つけることができたら幸せだなと思わせる歌です。この歌を聴いて仄かな恋心をいだいている人がいれば、その人を瞼に浮かべ目を閉じて聞けば最高でしょう。

 

 

第9位.西郷輝彦「涙になりたい」

西郷輝彦「涙になりたい」がおすすめの理由

曲の発想が素敵な歌です、愛する人の涙になりたいとはなかなか思いつきません。歌いながら歌詞を噛みしめると心が切なくなる歌です。出だしのサックスの音色のイントロが切ない咽び泣くようで素晴らしくそれと呼応して静かに奏でるギターの音色が調和して心に響きます、そしておもむろに西郷さんの低く抑えた声質が寂しげにバックに調和しながら出てきます。歌詞はとても好きな人の涙になりたいのに、愛する人は涙を嫌うと嘆きます。曲の山場に向けて歌もバックのサックスもギターもドラムが盛り上げていき、コーラスが入ってきて咽び泣くように西郷さんが歌い切ります。

 

 

第8位.西郷輝彦「我が青春」

西郷輝彦「我が青春」がおすすめの理由

青春の素晴らしを歌った歌です、短い青春の素晴らしい時期は嵐のように過ぎ去るだと言っています。青春の真っ只中の人より年を経て何十年後に自分の人生を振り返るとこの歌の良さが改めてわかります。まさにこの歌のように、青春の躍動した時期はあっという間に去りました、恋した人も同じ年寄になります。若いときにこの歌を聴いた時はあ~、今の時期はあっという間に過ぎそうだなと思いながら聞きました、そしてやっぱりあっという間にバラ色のほろ苦い青春が過ぎ去りました。西郷の歌い方も青春時代に相応しい若々しい声で歌いきっていて気持ちも爽やかになり、青春を過ぎ去った頃の部分は見事に寂しげに歌い分けています。

 

 

第7位.西郷輝彦「涙をありがとう」

西郷輝彦「涙をありがとう」がおすすめの理由

この歌は、好きでたまらない兄貴が亡くなり思い出して生きる力をつけるという歌です。最初と最後に「兄貴ー」と叫んでメリハリを付けています。良い兄貴ですでに今はなき兄貴という条件に合う人は少ないと思いますが、姉でも妹で両親でもあるいは愛している人を思い浮かべながら聞いて置き換えてみると優しい気持ちと頑張ろうと言う気持ちにさせてくれます。兄貴の墓のある場所は桜島と錦江湾が望める高いところでキリシマツツジが満開のイメージです。兄貴は錦江湾で無くなったようで、そこから兄貴ーと叫ぶのですから気持ちが高揚します。

 

 

第6位.西郷輝彦「赤い花」

西郷輝彦「赤い花」がおすすめの理由

曲調は緩やかに朗々と流れるような歌で西郷の落ち着いて深みのある声質が良く似合っています。そのため、一度聞くとしっかりと耳に残り歌詞の中に出てくる赤い花が映像としてしっかりと思い浮かべることができます。3番目の歌詞の夢の中に出てきた人は故郷のかって愛した人を思いだし、長い黒髪の右に赤い椿に似た花を一輪だけ指して夢に出てくるというものですごくイメージが残ります。その彼女の表情はうつ向き勝ちで寂しそうに見えます。タイトルの赤い花は真っ赤なハイビスカスと思われます。歌の中で独特のシャクリが入り、しなやかな歌の雰囲気が夢の中へ聴く人を誘い込みます。

 

 

第5位.西郷輝彦「僕だけの君」

西郷輝彦「僕だけの君」がおすすめの理由

僕だけの君という発想は、古今東西人間の本能と言える独占欲に基づいた気持ちです。愛する人を他の人に取られたくない気持ちと幸せにできなかったら申し訳ないという不安の葛藤を歌い切っています。珍しく台詞が入っていますが、この言葉は口で言うには難しい言葉で、下手をするとうまくいかなければ別れが待っているくらいの大事な言葉です。18歳くらいの時、アルバイト先で一緒に働いていた4才年上の初恋の人がいつもこの歌を口ずさんでいて、いつの間にか自分に告白してくれているようで心がときめいたものです。この歌は、今片思いの人がいて告白できずに悶々と過ごしている人にとって最高に夢見ることができるはずです。

 

 

第4位.西郷輝彦「月のしずく」

西郷輝彦「月のしずく」がおすすめの理由

この歌は輝彦さんが新境地を開く心意気を示した歌です。作詞、作曲ともご本人が作りました、曲調は元々ジャズが好きな方だった方だけにいかにも青い月という雰囲気を漂わせています。月も寂しいそうだけど僕も寂しいんだよという心情をこの歌にぶつけた感じです。青い月、月の雫と現実にはないのですが、一人ぽっちの心を月に例えてとても良い雰囲気に仕上がっています。歌を聴いていると、暗い夜空に黄色い月が目に浮かぶから実に不思議な気持ちになります。歌が始まるとサックスの軽快なアップテンポでグイグイ聞く人を引き込んでいきます。歌謡曲の域を脱した西郷さんの意欲作です。

 

 

第3位.西郷輝彦「君だけを」

西郷輝彦「君だけを」がおすすめの理由

西郷さんのデビュー曲です。最初に聴いた時は今まで聞いたことのないようなはっきりしたビブラートに驚きました。最初に聴いた時は、今まで聞いていた歌謡曲とは全く違った新しさを感じました。歌詞がとても気に入りました、朱玉のような言葉がアチラコチラに散りばめられている気がしました。1番の中では、夜空を星が写りこんでる瞳の君や夜空に輝く2つの星は君と僕なんだと、ロマンチックな曲です。出だしのいつでもいつでも君だけをと始まる歌を40年前の当時は当然だしあこがれでした、歌を聴いているとすてきな女性が勝手に目に浮かんできて、女性へのあこがれが強くなったものです。

 

 

第2位.西郷輝彦「星のフラメンコ」

西郷輝彦「星のフラメンコ」がおすすめの理由

この歌は、西郷輝彦、浜口庫之助さんのコンビの集大成と言える歌で西郷輝彦さんの最大のヒット曲になっています。フラメンコのリズムに乗って颯爽と踊りながら歌う姿は歌だけでなく格好いいとしか言えないです。明るく情熱的な歌に対して歌詞は愛するというより恋する人を遠くから、星を見るように思うという歌です。恋する人は大事にしたいが故に遠くから見ているだけにしているというロマンチックな歌です。この歌の出だしはまずトランペットが突き抜けるイントロで入ってきて、その後ギターが続き、西郷の躍動感ある歌声で激しく動く音程で入ってきて躍動感あふれるフラメンコに入ります。

 

 

第1位.西郷輝彦「初恋によろしく」

西郷輝彦「初恋によろしく」がおすすめの理由

歌謡曲の中では珍しい三拍子の歌です、三拍子のリズムはワルツなど上品な雰囲気の曲になりがちですが、軽やかで弾むような爽やかな歌に仕上がっています。そのため、本来ほろ苦い思い出の多い初恋が聞く人を明るく懐かしく思い出させることでしょう。西郷さんは力強い歌い方が持ち味ですが、誰にも青春時代の甘酸っぱく切ないほろ苦い初恋の思い出をやさしく軽やかに包み込んでくれるように歌っており聞く人の心を魅了します。また、バックに流れるバンジョーの音色は西部劇でよく流れる楽器ですが歌謡曲に使用されることは珍しくセンチメンタルな初恋を明るい曲調を盛り上げています。歌詞の中にそよ風という言葉が何度か出てきてなんとも爽やかな曲に感じさせてくれます。素敵な歌詞は今は亡き星野哲郎さんの作詞です。