Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)おすすめの曲ランキングTOP10

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Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)おすすめの曲ランキングTOP10

ジャック・ジョンソンはハワイで生まれ、アコースティック・ギターとサーフィンを愛するシンガーソングライターです。その自然体で素朴な曲は、多くの人々から共感を得ています。聴いているとリラックスできて、人生訓としても役に立ちます。

 

 

第10位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「If I Had Eye」

セピア色のレコーディング風景がビデオの映像になっています。ところどころに色のついた光が舞っているところがジャック・ジョンソンらしいところです。女性との関係を歌っている曲で、彼女との関係をふり返っているところや、あまり期待を抱けない状況に、セピア色がしっくりきています。ジャック・ジョンソンの顔にも笑顔が見られません。この曲で歌われているのは、用心深くて、信じることや前を見ることがなかなかできない女性像です。そして男性の方は自分が受け入れられていないと感じ、お互いが傷つきます。このような関係は誰もが共感できそうです。

 

 

第9位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「Escape(The Pina Colada Song)」

映画の『LIFE!』のサウンドトラックのためにカバーした曲で、ルパート・ホルムズが1979年にリリースしたものが原曲です。このジャック・ジョンソンのバージョンではレゲエ風のアレンジが自由な雰囲気を醸し出しています。マンネリの関係になってしまった彼女が寝ている間に、新聞のコラムを読んでいたら女性からのメッセージを発見します。その募集している内容が自分にぴったりで、一緒にエスケイプしましょうと書いてあります。そして返事を書いて会ってみたらお互い理想にぴったりという、夢のようなストーリーが語られています。みんなの願望を歌にしたような曲です。

 

 

第8位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「Only The Ocean」

『The Tribes of Palos Verdes』という映画のサウンドトラックです。映画に登場する少女がこの曲のビデオの主役です。広がる海のような空間が楽器によって表現されています。そしてそれは、曲の中で歌われているように、まるで海と自分以外には何もないような雰囲気です。海は何かを欲したり、待ったり、愛したり、嫌ったりすることはなく、ただ波打ち、自分を受け入れてくれる。そういったフレーズが繰り返されて、自分の中にある、ああしなければ、こうしなければというわざとらしい考えが消えていくような気持ちになります。どこで聴いていても潮風が感じられる曲です。

 

 

第7位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「Taylor」

曲のビデオの撮影の様子がコメディータッチで作られていて、観ていて思わず笑ってしまいます。俳優のベン・スティラーがハワイに訪れるところからはじまり、撮影の演技指導をしたりする様子がコミカルに描かれています。最初は引き気味だったジャック・ジョンソン達がだんだん一緒に楽しみだすのが、ほほえましくて良いです。曲の中で語られているのは主にテイラーという女の子についてで、もう一人ピーターという老人も登場します。どちらも哀れな人物で、あてもなく歩き回り、自分はここからずっと遠く離れたどこかにいるようなふりをします。もしももっと良い世界を見つけたら、ここから逃げ去るだろうというフレーズが印象に残ります。

 

 

第6位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「Sea Sick Dream」

サーフィンの虜となっている気持ちが綴られています。美しい映像は、飛ぶ鳥を落とす勢いのハワイのプロ・サーファー、ジョン・ジョン・フローレンスが制作した『View From A Blue Moon』というドキュメンタリー映画からのものです。ジャック・ジョンソンとジョン・ジョン・フローレンスはプライベートでも深い親交があり、この曲はその映画のために書き下ろされました。鶏の鳴き声から曲がはじまって、まだ太陽が昇りきらないうちから、眠い体を起こして海へと向かいます。そしてその海への夢の中でこそ目覚めていられるという生きがいを歌っているのが魅力です。

 

 

第5位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「From The Clouds」

雲の上から世界を見下ろす二人は、理不尽でつらいことばかりの世の中から離れたところにいます。その世界は自分達のものではなく、愛が自分達のものだと歌う曲です。ジャマイカのスカ音楽のような陽気な演奏が、ポジティブなグルーブ感を作り出していて、明るい気分になれます。そして、ジャック・ジョンソンの歌う愛について、その愛がすべてを実現することについて、信じられるような力が湧いてきます。世界と愛を正反対の対称的なものとして表現していて、この曲で世界という言葉が表しているのは、社会の持つ悪い面だと考えられます。そしてそういうものを無くすことはできないけど、距離を置き、自分達のものではないと言い切ることが大切だと感じます。

 

 

第4位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「Flake」

サビのメロディーがすごく美しい曲です。恋人との関係の中で、彼女が「たぶん」という言葉を使って、なんとなく曖昧に大丈夫だと言うときは、だいたい「ダメ」なときだと、もうすでに気づいています。そして自分も嘘をつかなければ、関係が続けられそうにない状況にあります。しかし、この曲は別れの曲ではありません。努力することに疲れ切っていても、引きずり落とされないようにもがいていても、水辺に立つ樹木のように、彼女の側から動かないと言っています。そういうわけで、この曲のメロディーの美しさは、その相手への愛から来ているのではないかと思われます。

 

 

第3位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「Big Sur」

曲のタイトルになっているビッグサーとは、アメリカ、カリフォルニア州のひとつの地域を指す言葉です。住んでいる人が少なく、壮大な景色が特徴的な場所です。このビデオに映っているように、海岸からいきなり山脈がそびえ立っていて断崖絶壁のようになっています。その海岸線を走るドライブコースが人気で、映像にも車からのオーシャンビューが収められています。そしてその自然があふれるビッグサーの土地で、ポッケトナイフ、古いギター、コーヒーカップ、カードの山など、魅力的なお楽しみグッズをおともに、星空の下で焚火をたきながらキャンプをする喜びが語られています。

 

 

第2位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「I Got You」

愛する相手がすべてで、他には何もいらないと歌う素敵なラブソングです。すごく重要に思えていた自分にとっての目標も、歪んだ夢も、ここではないどこかにある天国も、相手の前では意味を失います。そして彼女と小さな家を建てることを想像したりもしますが、そんな願望さえも手放します。いろいろな場所で裸足になって歌うビデオは、そんなこだわりを捨てた姿を表しているのかもしれません。相手をコントロールしようとする関係ではなく、お互いを支え合い、明日を迎える助けとなる関係を歌っていて、心が温まります。ハッピーで体が自然と揺れるような曲です。

 

 

第1位.Jack Johnson(ジャック・ジョンソン)「You And Your Heart」

画面から水しぶきが飛んできそうな海の映像が爽快なビデオです。サーフィンを楽しむジャック・ジョンソンはとても気持ちが良さそう。見ているこちらも楽しくなって、自然とリズムに乗って体が動き出します。「君自身と君の心が遠く離れたように感じるのは良くない。」という歌詞には、なるほどと思わせる説得力があります。また、「手に入れるものは自分で選べるのに、どうしてぶち壊したり、わざわざ苦しんだりするのか。」とも歌っています。しかし人間とは、心のままに自然に生きることがなかなかできないものです。曲の最後では、潮の満ち引きがすべての過ちを流し去ってくれることに希望を抱いています。