SoundHorizonおすすめの曲ランキングTOP10

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SoundHorizonおすすめの曲ランキングTOP10

「物語音楽組曲」という、一風変わった音楽を提供しているアーティストです。唯一のメインメンバーであるRevoの織り成す、一つのストーリーになった歌詞と、それをより壮大にさせるありとあらゆる楽器を使った美しいメロディーが大変魅力的です。

 

 

第10位.SoundHorizon「石畳の紅き悪魔」

SoundHorizon「石畳の紅き悪魔」がおすすめの理由

2007年のシングルとして発表された、実際にあった「レコンキスタ」と呼ばれるキリスト教がイベリア半島をイスラム教徒から取り戻そうとした戦争、通称「イベリア戦争」をファンタジーの世界観で描いた物語音楽です。実際にあった出来事を元に作られているので、恐ろしい戦争の描写や、痛ましい被害の描写などが美しい歌声で鮮明に表現されています。この曲はただイベリアに住んでいたという理由だけで戦火に巻き込まれ、家族とも生き別れた薄幸の少女が死の間際に偶然、気の遠くなるほどの長い間封印されていた優しい「悪魔(シャイターン)」に出会い一命を取り留め、戦争を終わらせる為に悪魔と契約を交わすというストーリーになっています。

 

 

第9位.SoundHorizon「星屑の革紐」

SoundHorizon「星屑の革紐」がおすすめの理由

この曲は2006年にキングレコードから発売された、SoundHrizonの6thアルバム「Roman」に収録されている曲のひとつです。歌詞の中に奇妙な数字が使われているのが最大の特徴で、その意味はアルバム全体を通して聞いた時に初めて意味がわかるという画期的な仕組みになっています。勿論単体で聞いてもなんの問題もありません。この曲は生まれついての病によって「将来的に目が見えなくなる」ことが判明している少女エトワールが雨の日に拾われてきた黒い犬「プルー」と絆を育んでいく様子が、透明な歌声と壮大なメロディーで繰り広げられていきます。

 

 

第8位.SoundHorizon「美しきもの」

SoundHorizon「美しきもの」がおすすめの理由

こちらも2006年にキングレコードから発売された、SoundHrizonの6thアルバム「Roman」に収録されている曲のひとつです。物心付いた時分より寝たきりの生活を送る病弱な弟と、そんな弟を優しく命尽きるまで見守り続けた優しい姉の物語となっています。「窓から世界を見ることしかできなかった弟は、そんな世界を「綺麗だね」と言っていた」伸びやかな歌声で表現される四季折々の風景と、短くても確かに姉弟だったふたりの暮らし、弟の生きた証、短くも駆け抜けた生涯を歌で覚えていようとする姉の美しい歌物語です。

 

 

第7位.SoundHorizon「辿りつく詩」

SoundHorizon「辿りつく詩」がおすすめの理由

こちらは同人時代にSoundHrizonが出したアルバム、「chronicle2nd」に収録されている、インストゥルメンタルの曲、「詩人バラッドの悲劇」と対をなす曲です。戦禍の真っ只中、一人の女性が消息を絶った最愛の恋人を探すため、彼が残した詩のみを頼りに過酷な旅を続ける話となっています。視力を失う程の、絶望に満ちた壮絶な旅路を、それでも彼女が諦め無かったのは、天才と歌われた詩人である恋人が残した、ひとつの歌があったからなのでした。こちらの曲は、メジャーデビューを果たしたアルバム、「Elysion-楽園への前奏曲-」にも収録されています。まだ当時弱小同人サークルだったSoundHorizonを支えた歌姫・あらまりの涼やかな唄声が聴ける希少な一曲です。

 

 

第6位.SoundHorizon「魔法使いサラバンド」

SoundHorizon「魔法使いサラバンド」がおすすめの理由

恋人を無くした一人の若い魔法使いが求めるのは、死者を蘇らせる禁断の秘法。最愛の女性と再会するために、男は厄災も恐れずに魔法のランプを求める。「Elysion-楽園への前奏曲-」と同人時代に出した過去作、「Lost」に収録されていた曲です。SoundHorizonの中では、珍しく前向きで明るい曲で、初心者にもおすすめの曲です。結末が語られていないので、ありとあらゆる想像を巡らせられるという点も魅力的です。「辿りつく歌」と同じく弱小同人サークルだったSoundHorizonを支えた歌姫・あらまりの優しく可憐な唄声が聴ける希少な一曲です。

 

 

第5位.SoundHorizon「雷神の系譜」

SoundHorizon「雷神の系譜」がおすすめの理由

かつて世界を救った英雄「雷神」その血を受け継ぐ民族「雷神の民」に生まれながらも、一度として「雷神の力」を上手に扱えない少年がいた。そんな彼と仲良くしてくれたのは、「雷神の民」の長の娘だけだったが、彼女は16歳になる頃にはいずれ部族一強い者へ嫁がなければいけないという運命を背負っていた。しかし長の娘が16の誕生を迎える日に、街全体に暗澹な気配が忍び寄る……「chronicle2nd」及び「Elysion-楽園への前奏曲-」に収録されている曲です。陰鬱な曲ばかりのイメージのあるSoundHorizonの中では、「魔法使いサラバンド」と並び珍しく前向きで明るい曲で、聴く人を度々驚かせます。比較的短い曲が多い初期の曲では、8分10秒と長いのが少々ネックですが、王道少年漫画のような爽やかなストーリー展開で、SoundHorizonを初めて聴く人でも安心して視聴できます。

 

 

第4位.SoundHorizon「よだかの星」

SoundHorizon「よだかの星」がおすすめの理由

2014年10月に発売された、SoundHorizonの五枚目のメジャーシングル「ヴァニシング・スターライト」に収録されているStardustです。日本を代表する作家の一人、宮沢賢治の作品「よだかの星」を元に、SoundHorizon唯一のメインメンバーであるRevo扮する歌手見習いの青年「Noel」と、「Noel」を導く謎のグラサンプロデューサーが織り成す、架空のバンド「ヴァニシング・スターライト」のメジャーデビューまでの歩みを描きます。誰にも愛されなかった青年の叫びを、命尽きるまで空を飛び続け、やがて星になったよだかに喩えた曲です。

 

 

第3位.SoundHorizon「天使の彫像」

SoundHorizon「天使の彫像」がおすすめの理由

母の生命を奪って産まれた我が子を憎みながらも、その面影を生涯追い続けた稀代の天才彫刻家の物語です。こちらも2006年にキングレコードから発売された、SoundHrizonの6thアルバム「Roman」に収録されている曲のひとつです。SoundHrizonの中では珍しい、メインメンバーであるRevo以外の男声歌手であるじまんぐの歌です。歌い手はまだSoundHrizonが同人だった時代から、ちょくちょく作品に参加していた人物で、その独特の声色・抜きんでた歌唱力からコアな人気を誇っています。「魔法使いサラバンド」の語り役として出た際に「胡散臭いヒゲの男」の役を宛がれた事から、ファンから愛を込めて「胡散臭いヒゲの男」とも呼ばれています。

 

 

第2位.SoundHorizon「Ark」

SoundHorizon「Ark」がおすすめの理由

「Elysion-楽園への前奏曲-」及び2005年4月にベルウッドから発売された、SoundHrizonの二枚目のメジャーアルバム「Elysion ~楽園幻想物語組曲~」に収録されている曲です。同アルバムに収録されている「Stardust」と並んで「SoundHrizonと言えばこの曲」と言われる程有名な曲でもあります。並外れた高音、波乱と衝撃に満ちたストーリー展開の歌詞、曲中に入る不吉な語りと演技と、聴いていても歌っていても飽きを感じさせない曲ですが、一般から見ると非常に奇異な曲に映るのがネックです。

 

 

第1位.SoundHorizon「恋人を撃ち落とした日」

SoundHorizon「恋人を撃ち落とした日」がおすすめの理由

仲睦まじい恋人同士であった彼らを引き裂いたのは、彼らが出会った時に打ち倒した魔物に負わされた呪いだった。「Elysion-楽園への前奏曲-」と同人時代に出した過去作、「Lost」に収録されていた曲です。「よだかの星」と同じく、SoundHorizonの中では珍しく短い曲で、歌詞もややこしい表記がされてないので、SoundHorizonの中ではダントツで初心者にもおすすめできます。「Elysion」以前の曲なので、今は脱退したRevo以外の正式なSoundHorizonメンバーであるあらまりの美声が聴ける、貴重な一曲でもあります。