The Cardigans(カーディガンズ)おすすめの曲ランキングTOP10

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The Cardigans(カーディガンズ)おすすめの曲ランキングTOP10

The Cardigans(カーディガンズ)は、1990年代の日本にスウェディッシュ・ポップブームを起こしたバンドです。曲調は1960年代風のアコースティックロックサウンドで、ボーカル担当ニーナ・パーションの唯一無二の歌声は、同性からは憧れであり異性からは理想の女性らしさをイメージし、日本でも幅広い層から受け入れられました。The Cardigans(カーディガンズ)の曲は当時話題の洋画の挿入歌や、日本を代に表する企業の商品CMでも起用されました。昔懐かしい感じもするのにいつ聞いても廃れを感じさせないサウンドが耳に心地良く、ロック調のカッコ良さも楽しめます。

 

 

第10位.The Cardigans(カーディガンズ)「Communication」

The Cardigans(カーディガンズ)「Communication」がおすすめの理由

「The Cardigans – Communication」は2003年販売の「Long Gone Before Daylight」に収録された曲です。愛らしい歌声とポップなギターサウンドで穏やかな印象だったThe Cardigansのサウンドが、アメリカンカントリーのように変わり、歌詞の内容も心の暗部に焦点を絞った作品に変わったのがアルバム「Long Gone Before Daylight」で、その一曲目が「Communication」です。「Communication」の歌詞の内容は、断絶するために関わりをはじめるとしています。アルバムの1曲目にしては非常に暗い内容です。しかし、終わらせるための話し合いに前向きな姿勢が感じられ、アメリカンカントリーのような曲調がどこか割り切った爽快感さえも感じさせます。スウェディッシュ・ポップ時代から雰囲気が変わったアルバムの代表曲として聞き比べにおすすめの1曲です。

 

 

第9位.The Cardigans(カーディガンズ)「My Favourite Game」

The Cardigans(カーディガンズ)「My Favourite Game」がおすすめの理由

「The Cardigans – My Favourite Game」は1998年販売の「Gran Turismo」に収録された曲です。歌詞には、関係がうまくいかなくなった恋人とのことを考えながら大事なゲームに集中できず負けてしまいそうになっている、どちらかというと男性心理が表現されています。The Cardigansは女性ボーカルのニーナ・パーションが歌っていますが、疾走感のあるロックな曲調が勝負中の鋭敏な感覚を思い起こし、女性の声が逆にクールな印象を与えカッコよく仕上がっています。PlayStation用「グランツーリスモ2」に曲が起用されThe Cardigansというバンド名を知らない方でも曲を耳にすると知っていると思う方が多いでしょう。

 

 

第8位.The Cardigans(カーディガンズ)「Sick & Tired」

The Cardigans(カーディガンズ)「Sick & Tired」がおすすめの理由

「The Cardigans – Sick & Tired」は1994年販売の「Emmerdale」に収録された曲で、1995年販売の日本版「Life」にもボーナストラック曲として収録されています。タイトル通り歌詞にも『疲れ切って具合が悪く今は何も考えられないから時間を下さい』という切なくもささやかな願いが書かれています。1992年に結成したThe Cardigansはファーストアルバム「Emmerdale」を出すまでメンバーは共同生活をしながら曲を作成していました。ボーカルのニーナ・パーションは唯一の女性メンバーで、バンドに入るきっかけをくれた友人がバンドを辞めた後もボーカルを続けました。「Sick & Tired」を聞くと、ニーナの心境を想像してしまいます。疲れ切って一人になりたい時に聞くと歌詞に共感できるおすすめの1曲です。

 

 

第7位.The Cardigans(カーディガンズ)「Rise & Shine」

The Cardigans(カーディガンズ)「Rise & Shine」がおすすめの理由

「The Cardigans – Rise & Shine」は1994年販売の「Emmerdale」に収録された曲で、1995年販売の日本版「Life」にもボーナストラック曲として収録されています。軽やかなギターの音色がアップテンポでかき鳴らされ、聞いていて心地よい印象を受ける曲です。しかし歌詞は、タイトルのポジティブな印象とは異なり、『一人になって大地の息遣いを感じていたい』と少し疲れている心情が感じられますが、ラストに向かうほど辛いことを乗り越えて頑張ろうとしている前向きな強い意志が見られます。押しつぶされそうな気持ちを抱えていても1日1日こつこつと頑張って過ごしている人に聞いてほしいおすすめの1曲です。

 

 

第6位.The Cardigans(カーディガンズ)「Your New Cuckoo」

The Cardigans(カーディガンズ)「Your New Cuckoo」がおすすめの理由

「The Cardigans – Your New Cuckoo」は、1996年発売のアルバム「First Band on the Moon」に収録された1曲目です。歌詞は元恋人が新しい彼女を連れて歩いているのを偶然見かけ、元恋人の唇の動きを読むと『永遠に一緒にいよう、この言葉は真実だ』と新しい恋人にささやいていたので、その言葉を真剣に聞く新しい彼女は間抜けだと小ばかにした内容です。曲の最後にフルートの音色とボーカルが歌うカッコーの鳴きまねの掛け合いから二人に対する皮肉のような印象を受ける曲調は、説明がなくても3人の様子が手に取るように分かります。ちょっと恋に疲れたシングルの方の一日の終わりにおすすめの1曲です。

 

 

第5位.The Cardigans(カーディガンズ)「Ironman」

The Cardigans(カーディガンズ)「Ironman」がおすすめの理由

「The Cardigans-Ironman」は1996年発売のアルバム「First Band on the Moon」に収録された1曲でイギリスのヘヴィメタルバンド「Black Sabbath」のカヴァー曲です。「Black Sabbath- Ironman」は1970年発売のアルバム「Paranoid」に収録されています。スウェディッシュ・ポップのイメージが強いThe Cardigansですが、バンド結成の中心人物だったギター担当とベース担当はもともとヘヴィメタルを演奏していたためBlack Sabbathのカヴァー曲はデビュー前からThe Cardigansのレパートリーに含まれていました。The Cardigansがカヴァーした「Ironman」はボーカルの甘くキュートな歌声とスローテンポでベースがリズムを刻む静かなサウンドがオシャレです。静かにお酒を飲みながら聞ける1曲です。

 

 

第4位.The Cardigans(カーディガンズ)「Been It」

The Cardigans(カーディガンズ)「Been It」がおすすめの理由

「The Cardigans-Been It」は1996年発売のアルバム「First Band on the Moon」に収録された1曲です。歌詞は女性目線で、世話の焼ける恋人に都合よく利用されている女性が、すべてをささげてもなお恋人からの要求が続くことを終わらせたい気持ちを吐露する様子が書かれています。ポップな曲調なので歌詞の内容が重くならず、リスナーは滑稽な様子にもあきれた様子にも受け取れます。女性の相反する感情(世話を焼きたい気持ちと関係を終わらせたい願望)をボーカルの甘くキュートな歌声だけで表現されていています。今恋人に夢中になっている女性であれば手に取るようにわかる1曲です。ちょっと恋から冷静になりたい女性におすすめです。

 

 

第3位.The Cardigans(カーディガンズ)「Carnival」

The Cardigans(カーディガンズ)「Carnival」がおすすめの理由

「The Cardigans-Carnival」は1995年発売のアルバム「Life」に収録された1曲です。マーチのようにドラムがリズムを刻み、メロディーは60年代風で、イギリスやオランダでも人気がりました。The Cardigans初期の楽曲の中でも世界的に認知度が高い曲です。また、イギリスの諜報部員を題材にした1997年公開のアメリカ映画「オースティン・パワーズ」でもサントラ曲に起用されおり、アメリカでも好まれた1曲です。日本でもTOYOTA「プリウス」のCM、スバル「エクシーガクロスオーバー7」のCMはEGO-WRAPPIN’のボーカルがソロでカバーした「Carnival」が起用されていました。日本人にとって耳馴染の強い曲です。ドライブ中に聞くと楽しい気分にさせてくれるおすすめの曲です。

 

 

第2位.The Cardigans(カーディガンズ)「Lovefool」

The Cardigans(カーディガンズ)「Lovefool」がおすすめの理由

「The Cardigans-Lovefool」は1996年発売のアルバム「First Band on the Moon」に収録された1曲です。「Lovefool」はデビューからまだ間もないThe Cardigans初の世界的大ヒット曲で、ボーカルの甘くキュートな歌声で心の離れた恋人を引き留めようとする女の子の心境がつづられた歌詞を歌うと、なんとも可愛らしくも物悲しくも感じられます。1996年公開のアメリカ映画「ロミオ+ジュリエット」のサントラに起用され、現代版の演出を印象的にしていました。この他、アメリカの人気テレビドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」第7シーズンでも起用され、10代後半から20代前半の恋愛を描いた作品の演出を盛り上げました。今聞いても古さを感じない洗練した曲なのでその時代でも若い女性におすすめしたい曲です。

 

 

第1位.The Cardigans(カーディガンズ)「Erase / Rewind」

The Cardigans(カーディガンズ)「Erase / Rewind」がおすすめの理由

「The Cardigans-Erase / Rewind」は1998年発売のアルバム「Gran Turismo」に収録された1曲です。「Erase / Rewind」の歌詞は男女どちらの目線でも受け取れる歌詞の内容で、変化を望む心境が歌われています。1999年公開でドリュー・バリモア主演のアメリカ映画「25年目のキス」では、高校を卒業して社会に出ていくために大人になる故ことを印象付けるシーンで「Erase / Rewind」が流れます。「Erase / Rewind」のミュージックビデオも印象的で、隔離された部屋で「Erase / Rewind」を演奏するメンバーが壁に押しつぶされていき、潰される前に扉が開くシーンで締めくくられます。スローで暗い印象を受ける曲調でもありますが、クールで今聞いても古臭さを感じません。変化の時期を迎えたすべての世代におすすめの曲です。