TRI4TH人気曲おすすめランキングTOP10

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TRI4TH人気曲おすすめランキングTOP10

tri4thは、日本人5人組のジャズバンドです。「踊れるジャズ」と銘打って、迫力あるライブパフォーマンスが特に話題になっているジャズ・クィンテットです。彼らの最大の魅力は、そのメロディーラインの美しさと激しいリズムとで聴いているものを魅了する曲が多いことです。

 

 

第10位.TRI4TH「Everybody Knows That」

3rd Album「Five Clolor Elements」に収録されています。彼らの魅力は、「踊れるジャズ」という新ジャンルを銘打っているように、激しいリズム感でもありますが、この曲のような、流れるような美しいメロディーラインにもあります。

聴いているだけで、風景が浮かんでくるような、美しくて、どこか切なく、それでいてとても壮大な曲です。とても静かに、丁寧なピアノから始まりますが、次第にドラマティックに盛り上がり、静かでありながら鳥肌がたつような凄みも感じます。とてもおしゃれで、聴いているだけで気持ちが落ち着く曲でもあります。

 

 

第9位.TRI4TH「Sand Castle」

ドラムの伊藤氏の作曲。トランペットの織田氏の、迫力があるけれど物悲しさを感じさせる彼の独特な音の伸びが、最大限生かされている曲と言えます。ドラム担当の人が書いた曲らしく、とてもリズム感が強く、また壮大です。

メロディーラインは、タイトルである「sand castle(=砂の白)」のように、どこかはかなげで物悲しいですが、強いドラムが全体を締めていて、「おしゃれでかっこいい!」と思わずうなってしまう曲になっています。最近変わりましたが、このころはトランペットの織田氏が着物をきていて、その演奏姿も独特な雰囲気を醸し出しており、かっこよさに拍車をかけています。

 

 

第8位.TRI4TH「TRY AHEAD」

2nd Album「TRI4TH AHEAD」に収録されています。このアルバムは須永辰緒氏によってプロデュースされています。このころは、まだそれほどの激しさをもっていませんでしたが、「大人のジャズでありながら、難しくなく聴きやすく、おしゃれでかっこいい」という全体像をもっていました。

ビックバンドのような要素はもっていましたが、正統派ジャズということではなく、ロックの要素ももち、現代風のクラブジャズに移行してきたのがこのアルバムあたりからだと思います。中でもこの曲は、聴きやすいが大人の雰囲気がするおしゃれなジャズ、という位置づけにくると思います。

 

 

第7位.TRI4TH「Freeway」

この曲は、ものすごいスピードのピアノの連打から始まります。この曲の楽譜をはじめてみたときに、ピアノの竹内氏が「こんなの弾けるわけがない!」と叫んだと話しています。それくらいに、一体どうやって弾いているのかと、特にピアノ演奏をする人たちにとっては竹内氏の手元に思わず目がいってしまう音の連打とその速さです。

ライブでこの曲を演奏する際は、やはり手のコンディションが完璧でないと弾けないそうで、この曲の前には竹内氏が腕まくりをしたり、手を少しまわすような動作をするので、観客も「くるぞ、くるぞ」と期待して待つ、というテンションのあがる曲です。

 

 

第6位.TRI4TH「DIRTY BULLET」

テレビアニメ博多豚骨ラーメンズのエンディングテーマとして使われたことで、一気にtri4thの知名度をあげた曲です。この曲を聴いて、かっこいい!なんだ、このバンドは?とその他の曲も聴いてみて、すっかりファンになった、という人が多数います。

美しい、流れるようなメロディーラインを持ちながら、激しいリズムの刻みは、まさに「踊れるジャズ」の真骨頂と言えると思います。ミュージックビデオでは、リズムの刻みで出る空白のタイミングにあわせて画面が切り替わり、その場面を見ているだけでぞくぞくするほどのカッコよさです。

 

 

第5位.TRI4TH「Dance ‘em All」

昔、いちどアルバムに入りましたが、スピードやアレンジをかえ、再レコーディングされたものです。新しくなったバージョンでは、飛び跳ねるのにちょうどよいスピードになり、また出だしにドラムの伊藤氏が「踊ろうぜ!」と叫ぶのもお決まり(曲そのものにもこの声が入っています)で、最近では「踊れるジャズのtri4th」の代名詞のようになっている曲です。

ピアノの流れるような音が響く中でトランペットとアルトサックスが自由に走り回っている感じで、正統派のジャズの要素を残しつつ、クラブジャズの雰囲気を出してきているとてもバランスのとれた曲です。

 

 

第4位.TRI4TH「Rebellion」

6枚目のアルバム、「4th Rebellion」に収録されています。この時期のアルバムになると、彼らの楽曲は、全体的に曲の迫力はまし、リズムが速くなり、疾走感がますます強くなってきていますが、このアルバムの中でもトップの迫力と疾走感をもつ曲です。

リズム感の強弱がすごく、流れるようなメロディー部分と、激しいリズム感で踊らずにはいられないほどの迫力を同時に1曲の中にもつ曲です。追い立てられるようなピアノの音に、印象的なメロディーを出してくるアルトサックスが支えられているような、絶妙なバランスを感じる楽曲です。

 

 

第3位.TRI4TH「FULL DRIVE -Hybrid ROOTS ver.」

リズムはスカを取り入れており、全体的な響きは少し軽いが、アルトサックスの重厚感のある響きで、聴きやすいが重みのある大人の音楽に仕上がっています。この曲では、リーダーでドラムの伊藤氏の掛け声がたくさん入っていますが、彼のしゃがれた、低い色気のある声も、楽器の1つのように曲を盛り上げてくれます。

ミュージックビデオでは、珍しくメンバーのひとりひとりを名前つきで紹介するような部分もあり、楽曲だけでなく、バンドの魅せ方そのものも考え始めた様子がうかがえ、そういったところも楽しめます。全体的に、軽やかな、どこかコケティッシュな響きを持ちつつ、おしゃれな雰囲気も存分に味わえる1曲です。

 

 

第2位.TRI4TH「HORNS RIOT」

カルメラとの共同楽曲です。同じようなバンド編成の2つのバンドなので、それぞれの楽器が倍になり、通常なら1つの楽曲でドラムが2台などありえなく、ごちゃごちゃの音楽になるはずなのに、お互いがお互いを邪魔せず、それどころか引き立てあっていて、最高にかっこいいクラブジャズの1曲になっています。

ミュージックビデオでは、びっくりするような人数がいますが、全員が楽しそうに演奏していて、見ているだけでこちらも楽しい気持ちにもなります。トランペットやサックスなど、それぞれの音がそれぞれ主張しているのに化学反応のように調和していて、最高傑作と言えると思います。

 

 

第1位.TRI4TH「Guns Of Saxophone」

とても耳に残る、キャッチーなサビ部分のメロディ。この部分は、数年前、向井理さんが出ていたガセリ菌ヨーグルトのCMに使われていたので、聴いたことのある人も多いでしょう。

トランペットの織田氏の作曲で、まさに「踊れるジャズ」そのものと言ってよく、聴いているだけで自然とからだがリズムをとりはじめること間違いなしです。バリトンサックスの青木ケイタさんをゲストプレイヤーに迎え、ギターも加えたこの楽曲は、普段よりもさらに重厚感を増し、正統派ジャズの雰囲気を残しつつ、踊らずにはいられないクラブジャズの最先端と言える楽曲に仕上がっています。