Whitesnake(ホワイトスネイク)おすすめの曲ランキングTOP10

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Whitesnake(ホワイトスネイク)おすすめの曲ランキングTOP10

ホワイトスネイクはイングランドのロックバンドです。かつてディープパープルというバンドのボーカルを務めた、デイヴィット・カヴァーデイルが主宰するグループ。ディープパープル解散後、カヴァーデイルはソロアーティストとして活動し始め、80年代に入ってからアメリカでのセールスが顕著になります。結成当時は多くのトッププレイヤーが出入りし、メンバーの入れ替えも激しかった時期がありましたが、ディープパープルのバロック音楽をベースとした重厚なメロディラインを踏襲しながらも、カヴァーデイルが目指すハードロックでありながら、ポップな感覚を取り入れた作品は、全世界でチャートの上位に位置するようになりました。日本でも幾度となく公演を行っています。カヴァーデイル自身は、これまでドラッグの乱用やマネージメント側との金銭トラブルなどが問題視されてきましたが、彼は徹底して理想のロックを追い求めるアーティストであり、生み出される作品はすべて名曲と呼ぶにふさわしいものであると思います。

 

 

第10位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「The Deeper The Love」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「The Deeper The Love」がおすすめの理由

1989年の作品です。初期のホワイトスネイクの曲を聴いていた人には、「ちょっと感じが違うな」と思わせる、しっとりとしたメロディラインを持つ曲です。それまでの曲調はブルース・ロックとも言うべき渋さを帯びたものが多かったのですが、この曲は華やかさも伴っています。カヴァーデイルらしからぬ、という意味で、専門家の間ではあまり評価が高くなかったように記憶していますが、彼の伸びやかなヴォーカルを、改めて「聴かせる」曲です。切なさを感じさせる歌詞も、これまでにはないカヴァーデイルの魅力を引き出した作品であると思います。

 

 

第9位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「Crying In The Rain」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「Crying In The Rain」がおすすめの理由

この曲は、とてもヘヴィーなギターリフが印象的です。テンポはスローですが、豪気なメロディの中から放たれる重厚感が心地いいと感じさせる曲です。サウンドをじっくりと聞くと、一曲の中にある種のストーリー性が確立されていて、その構成の素晴らしさは聴く人の耳を離しません。その上、ギターソロのパートはとても美しいもので、テクニックは超絶と言えるほどのもの。耳も心も奪われるほどの、魅力を持つ作品です。「キーン」という金属音を出すピッキングハーモニクスを交えたサウンドは、静かな曲進行でありながら、実は秘めた攻撃力を持っています。

 

 

第8位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「Give Me All Your Love」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「Give Me All Your Love」がおすすめの理由

ホワイトスネイクが世界的ヒットを飛ばしたアルバム、「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス」の中では、地味な曲になるかもしれませんが、カヴァーデイルらしい「渋さ」を感じさせる曲です。ハードロックの王道を行くようなメロディライン。曲調は地味なイメージさえありますが、実は聴けば聴くほど味わい深い作品です。佳曲と言っていいかもしれません。トラブルメイカーだとわかっている女性を好きになってしまった、男性のひりつくような思いを、「君のすべての愛を俺にくれ」というタイトル通り、切々と歌い上げる歌詞の中には哀愁さえ感じさせます。

 

 

第7位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「Straight For The Heart」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「Straight For The Heart」がおすすめの理由

この曲は、とてもゴキゲンなナンバーです。体を突き抜けていくような、さわやかな疾走感が気持ちいい作品です。ヘヴィーさはありませんが、ポップでメロディアスなヴォーカルと相まって、聴いている人のテンションまで上げてくれる曲です。おそらくドライブ中に聴くのが、シチュエーションとしては一番合っているような気がします。曲の中に、「立ち上がって伝えるよ 愛という名のもとに」という歌詞があります。自分のまっすぐな気持ちを、どうしても彼女に伝えたい、という素直な男性の心を、ここまでスピード感を持って表現できた曲は、他にはないように思います。

 

 

第6位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「Fool For Your Loving」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「Fool For Your Loving」がおすすめの理由

ホワイトスネイクがアメリカでブレイクする前、1980年の作品です。現在聴いても、全く古さを感じさせないサウンドです。歌詞をよく聴いていると、この曲の中に登場する男性は、かなり一人の女性に尽くしたようです。しかしどうしても彼女の愛を得ることができず、手を引くことを決意。「お前のことなんか忘れて 前を向いて進んでいく」という歌詞です。切なさを持って諦めることを決めた情景を、まざまざと思い浮かべることができる、悲しみを帯びた曲です。ここでいう「Fool 」とは、「愚かな」という意味ではなく、「熱狂した者」という意味。我を忘れるほど愛した女性を諦めるとは、とても苦しいものだったのではないかと想像します。

 

 

第5位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「Guilty of Love」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「Guilty of Love」がおすすめの理由

アップテンポでとてもノリのいい曲です。ホワイトスネイクの中では、明るい曲の部類に入るでしょう。ビート系が好きな人も、満足できる曲だと思います。かっこいいツインギターの奏でるメロディーと、激しく鳴りっぱなしのシンバル。渋さの中に、男性の色気も感じさせる名曲です。いい意味での80年代のロックンロールという感じで、聴いている方も自然に体が動いて、ビートを刻んでしまうような感覚です。スピーディーでメロディアスな曲をここまで爽やかに演ってしまうとは、改めてカヴァーデイルのヴォーカルの魅力を、再認識できる作品です。

 

 

第4位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「Bad Boys」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「Bad Boys」がおすすめの理由

曲の冒頭、カヴァーデイルの遠吠えのようなシャウトが印象的な曲です。疾走感・スピード感が堪りません。当時のメンバーであるジョン・サイクスが奏でるギターリフが、この曲の最大の魅力です。このギタリスト、ジョン・サイクスがホワイトスネイクを離れてからも、彼がライヴでこの曲を披露していたことを考えると、サイクスにとってもお気に入りの曲だったのかもしれません。カヴァーデイルとサイクス、両方のバージョンを聞いてみるのもおすすめです。それぞれの演者が、自分なりの曲の解釈で演じているからです。それだけ名曲と言えるのかもしれません。

 

 

第3位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「Is This Love」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「Is This Love」がおすすめの理由

ホワイトスネイクはハードな曲が多く、それが魅力でもありますが、実はカヴァーデイルの声質と、この曲のようなスローバラードは、とても合っていると思っています。ブルース・ロックとも言うべき曲調は、カヴァーデイルのヴォーカルに秘める哀愁や切なさを、上手く引き出しています。カヴァーデイル自身も、ラブ・バラード系の曲を多く作っていることを考えると、こう言った曲調の作品は、彼の好む傾向の曲なのかもしれません。ジョン・サイクスの情緒あるギターと、もの悲しさを感じさせるカヴァーデイルのヴォーカルは、相性が良いように感じます。

 

 

第2位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「Love Ain’t No Stranger」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「Love Ain’t No Stranger」がおすすめの理由

1984年の作品です。ジョン・ロードのキーボードで奏でられるイントロで始まるこの曲は、全篇を通して聴く人に語りかけてくるようなメロディアスなものです。ブルージーなギターの音や、「恋に破れた男が、一人感じる疎外感」を思い起こさせる歌詞は、カヴァーデイルお得意のものであると言えるでしょう。ホワイトスネイクがイングランドらしさを耳に聞こえる形で表現した、最後の曲と言えるかもしれません。サウンドは懐かしささえ感じるものですが、ドラマチックな曲の進行はそれさえも憂いに変えて、聴く人の心を掴みます。ある意味キャッチーでベタなメロディラインでありながら、とにかく「渋い!」と思わせる曲です。

 

 

第1位.Whitesnake(ホワイトスネイク)「Still Of The Night」

Whitesnake(ホワイトスネイク)「Still Of The Night」がおすすめの理由

曲の出だしがとてもかっこいい曲です。奥行きを感じさせる、パワフルなギターリフ。そして圧倒的に畳みかけてくるような、カヴァーデイルのヴォーカル。何もかもが、クオリティの高さを物語る名曲です。ドラマティックでエモーショナルなメロディは、最後まで飽きさせずじっくりと聴かせてくれます。重厚感あふれる曲調は、ホワイトスネイクの作品の中でも、最も古典派ハードロックを継承している曲と言っても過言ではありません。曲の前半はハードロック、中盤はメタル系、そしてそれらが交じり合うエンディングへと、一曲の中で世界が進行していきます。カヴァーデイルの最高の曲と言えると思います。