フジファブリックおすすめの曲ランキングTOP10
他のアーティストにはない独特な雰囲気と心に染み渡るような歌詞。まるで自分のことなのではないかと思うほどに曲に引き込まれていきます。「エモい」という言葉がフジファブリック以上に合うアーティストはいないと思います。
第10位.フジファブリック「Sugar!!」
2009年にスポーツ番組のテーマソングとして使用された曲です。サビで「全力で走れ」という歌詞があることからもわかるように疾走感のあるメロディーが特徴的な応援ソングとなっています。わかりやすいフレーズでとっつくやすくフジファブリックに入るのにおすすめの曲かなと思います。私はこの曲から彼らのことを知りました。歌詞に「36度5分の体温」というフレーズを組み込む志村正彦のセンスには本当に驚かされました。落ち込みそうなとき、なにかに負けそうな時この曲を聞くと前を向いて立ち向かっていける気がします。何かと戦う時、是非聞いて自身を奮い立たせてください。
第9位.フジファブリック「電光石火」
こちらも10位のSugar!!と同じくスポーツ番組のテーマソングとして2018年にリリースされた曲です。コンセプトも同じように応援ソングとなっており、軽快なメロディーのサビが耳に残る1曲となっています。フジファブリックのボーカル、作詞作曲の志村正彦は2009年に亡くなっておりそれ以降のフジファブリックの楽曲はメンバーの山内総一郎が担当しています。山内は「志村正彦がいなくてもバンドとして伝えたいことを変えたくない」とこの曲について言っていました。フジファブリックの志村に対する思いも含めて強いエネルギーを感じる曲です。こちらも入門におすすめの曲かと思い9位にランクインです。
第8位.フジファブリック「虹」
第8位は虹。9.10位以上に前向きで夢を見る歌です。志村も「変われる切欠になるような曲」といっています。これから紹介する曲たちとは真逆の曲調も明るくユニークな歌詞になっています。「グライダーなんてよして、夢はサンダーバードでオゾンの穴を通り抜けたい」なんて本当に夢のようなことですが、でもそこまで前向きに大きく無謀とも覚えるような夢を持てたなら素敵じゃないでしょうか?陰鬱だった雨が上がって、虹がかかって世界が変わる。世界が笑う。ポジティブ過ぎるくらいな歌詞が勇気を与えてくれます。前2曲とは違った方向でエネルギーを貰えるのでオススメです!
第7位.フジファブリック「蒼い鳥」
他のどの曲とも違った系統の曲「蒼い鳥」とても人を選ぶ曲だと思いますが私は好きです。イントロからして他の曲と違ったオーラを感じ取ることが出来るのですが、そのオーラは間違いでなく「蒼い鳥」は終始鬱屈とした雰囲気で進行します。この曲の本領発揮はアウトロからのギターソロだと私は感じています。徐々に激しさを増していくリフの中切り裂くように鳴り響くギターソロ…そのメロディーは荒々しくも哀しく胸を打つものになっています。まるで叫ぶようなギターソロは初めて聴いた時とても感動しました。このギターソロはライブ限定で通常のアルバム音源では聞くことが出来ないのだけ少し残念ですね…。ですが一つの音楽として好きなのでこの順位です!好きな人はハマる曲だと思います。
第6位.フジファブリック「徒然モノクローム」
2012年にリリースされた山内総一郎が作曲を務めたアニメタイアップの曲。3人になった新体制フジファブリックでの最初のシングルでした。癖のあるイントロ、AメロからフジファブリックらしいBメロそしてキャッチーなサビと楽しめる構成になっている一曲です。オープニング感を重視したということでBメロからサビの爽やかさは随一!フジファブリックは哀愁や切なさの表現も素晴らしいのですがやはりこういった明るい曲も彼ららしい独特な雰囲気でオススメです。この曲はPVが錯視など遊び心に溢れているので視覚的にも楽しめますよ。
第5位.フジファブリック「銀河」
「タッタッタッタ ラッタラッタッタ」という小気味よいフレーズが特徴的な一曲。最初は何だこの曲…?といった印象を受けるのですが聞いていると癖になってくる不思議な曲です。他の曲はわかりやすめの歌詞だと思うのですが、この曲はぼやけていると言うか不思議な歌詞なのでそこもまた面白いポイントですね。サビで鳴っているまるでUFOの軌道のように揺らめくギターに耳を澄ませて聞くとより楽しめますよ。この曲はPVの映像も癖があるので映像も一緒に楽しんでほしいです。黒背景に眩く輝く光はまるで銀河のよう。女性たちのユニークな踊りと一緒にお楽しみください。
第4位.フジファブリック「若者のすべて」
フジファブリックでおそらく最も有名な曲です。リリースは2007年と10年以上前なのにもかかわらず2018年のTVCMで使用されるほど人気の曲です。「真夏のピークが去った」という出だしで始まるこの曲は夏の終わりの切なさ、虚しさを描いています。サビの「ないかな ないよな きっとね いないよな」という繰り返されるフレーズにはひどく心を締め付けられます。志村正彦は本当に過ぎ去った時間を描くのが上手だと思います。いつ聞いても切ないですが夏の終わりに聞くと切なさ倍増です。今年の夏の終わりにも是非お聞きください。
第3位.フジファブリック「茜色の夕日」
ランクは3位ですが、個人的フジファブリックの泣いてしまう曲1位です。歌詞をしっかりと心に刻んだ上で聞くと本当に沁みてきます。「君の小さな目から大粒の涙が溢れて…」というサビもさることながらCメロの「しまった」を繰り返す部分でもボロボロに泣かされてしまいます。何度も書いていますが志村正彦の書く歌詞には力がありすぎます。なぜここまで心に響くのか不思議です。この曲は志村正彦の尊敬する奥田民生もライブで歌って号泣しており、菅田将暉も自身の誕生日で歌った際に涙しています。心に響く、本当に泣ける一曲です。涙したい時にオススメです。
第2位.フジファブリック「陽炎」
この曲は真夏を描いた一曲。夏らしくアップテンポな曲に仕上がっているのですが、ただ激しいだけでなくノスタルジックな過去へ思いを馳せる曲となっています。「駄菓子屋にちょっとのお小遣いもってこう」という歌詞だけで少しじわりと来てしまう方も居るのではないでしょうか。フジファブリックの本当にスゴイところは自分が体験していないことですらまるで自身の経験であるかのように染み込んでくる歌詞とメロディーです。この曲ではそれを深く味わうことが出来ます。アウトロのピアノパートも美しい切なさと哀愁を演出しています。オススメです。
第1位.フジファブリック「赤黄色の金木犀」
堂々の1位は赤黄色の金木犀。「若者のすべて」が非常に有名なフジファブリックですが、私はこの曲が一番好きです。フジファブリックというアーティストを感じる素晴らしい1曲なので1位にしました。4分もない短めな曲なのですがその中で描かれている秋の情景はとても切なくどこかほろ苦いような感覚を与え、聞いていると何かがこみ上げてきます。過ぎていってしまった時間に対する後悔、未来への焦り…そういったメッセージを感じる歌詞にも注目してほしいです。この曲の良さは本当に言葉だけでは説明出来ないもなので是非お聞きください。