ふくろうずおすすめの曲ランキングTOP10
内田万里の作る曲のセンスも素晴らしいし歌声も個性的で唯一無二です。ギターの石井ちゃんもベースの安西くんも演奏もとてもかっこいいし、普段の3人のキャラがとても面白くて大好きです。曲と普段のギャップにやられてしまいます。人間の暗部とかもちゃんと歌にしてくれるところがとても好きです。共感できる曲ばかりです。
第10位.ふくろうず「ごめんね」
MVの内田さんがとにかく可愛いです。服のセンスも良すぎて憧れてしまいます。店も閉まった商店街を歩きながら歌う姿はいい意味でのふくろうず気だるさが全面に出ていてとても好きです。夕焼けというよりも多分きっとあれは朝焼けなんだろうけど、その光をバックに内田さんが車に乗ってしまうところや、メンバーが演奏する場面はめちゃくちゃグッときます。終末感が出ていてすごく好きです。ふくろうずはポップさも似合うけど、こういうどうしようもない切なさが、とてもよく似合うバンドです。石井ちゃんの弾く感想のギターソロが切なさを倍増させます。あらそいも約束も流した涙もありふれてるあたしたちの運命も、ごめんね、って歌詞が切なすぎてつらすぎて泣けます。
第9位.ふくろうず「ループする」
ループするっていうタイトルなだけあって、イントロからサビ前までのキーボードのリフがずっとループしてるのがめちゃくちゃいいです。この歌詞はいろんな捉え方ができると思うんですが、たとえば不毛な恋をしてしまっている時もこんな気持ちになるだろうなあって思いました。このままじゃいつか大切な人もまわりまわりめぐって深く傷つけるんだろうって歌詞が深すぎてつらすぎてめちゃくちゃ刺さりました。最高の気分とちょっぴり切ない思いでキスをしてこの気持ちに終わりがこないかそっと胸を探るよ、ってところに共感しすぎて胸をぐさぐさ刺された気持ちになります。最初から最後までとにかく切ない、でもそこが最高にいい曲です。
第8位.ふくろうず「カノン」
イントロのキーボードのメロディが春っぽくてあったかい気持ちになります。旅立ちはきっと涙のエチュードだったり、いつも優しいセレナーデだったり、そういう表現の仕方がセンス良くてとても好きです。大好きだった人とのお別れを歌った失恋ソングなんだと思います。またいつかどこかで出会えるでしょう、っていつかなんてくるかわかんないのにそこに想いを託す気持ちがすごくよくわかるのでこの曲は共感の嵐です。昔好きだった人を思い出して、もう2度と会えないことはわかっているけど、またいつか会えるはずって気持ちで過ごすと少しだけ前に進むのが楽しくなったり。そんな気持ちを思い出させてくれる歌です。
第7位.ふくろうず「もんしろ」
めちゃくちゃアップテンポのキラーチューンです。一曲目にこれを持ってこられたら問答無用でこのアルバムを大好きになってしまいます。今までのふくろうずにはないポップさで、でもそれが悪い方には出てなくて、メロディも歌詞もセンス良すぎて脱帽です。今がどんな世界でも、どんな未来が待っていても、明日は光っているからってすごく力強さを感じます。人も動物だしってところを人もアニマルだしって歌うところも好きだし、争いは続く、無敵で笑いたいって歌詞がめちゃくちゃ好きです。何があっても時間が止まることはないし進むしかない!意地でも君を幸せにする!って気持ちがとても伝わってきてグッときます。
第6位.ふくろうず「心震わせて」
ベースの安西くんと内田さんの掛け合いから始まります。心震わせてって書いてある歌詞を、シェキナベイベーって歌っちゃったり、すべては風に吹かれてって書かれてる歌詞を、すべてはBlowin’ In The Windって歌っちゃうところが可愛いです。ボブディランへのリスペクトも感じれます。イントロのギターのリフも単純だけど耳に残ってとても印象的です。君はひとり、って繰り返すサビに初めは、君はどうあがいたって所詮ひとりぼっちなんだよって言われてるのかなあって思っていたのですが、よく聴いて考えてみたらこの世界に君という存在はひとりしかいないからって意味だったことに気づいてこの曲のイメージが180度変わりました。
第5位.ふくろうず「砂漠の流刑地」
アルバム砂漠の流刑地の二曲目に収録されています。一曲目との繋がりがめちゃくちゃかっこいいです。MVのポップさと狂気さを併せ持った感じにゾクゾクします。Aメロで微動だにせず一切歌わない内田さん、かと思えば急に歌い出して奇妙な踊りを踊り出すとこがカオスです。100万回戦争やって、この手を真っ赤に染めたって、いま!だんだん好きになっていく、っていう歌詞は、どんなに争ってもどんなに血が流れても誰かを思う気持ちは変えられないって強い気持ちが伝わってきてすごく好きです、MVのこの場面で内田さんの狂気さとキュートさは最高値に達します。最後にメンバーがドラムの高城くんにパイを投げまくるところは、これぞふくろうずって感じで最高です。
第4位.ふくろうず「通り雨」
曲の始まり方が淡々としていてとっても好きです。Aメロのコード進行がすごく単純なのにすごく深い感じがします。内田さんの歌い方に寂しさや切なさも感じます。初めは青かったアスファルトが最後には赤く染まっている描写がとても素敵で夕暮れ時の帰り道の物悲しい感じが目に浮かびます。大人になることに対しての葛藤や、でも子供でもないしって思う気持ちや、そんな気持ちが心の中では渦巻いているけど、それは表には出さずに生きていくんだって、だけどそれも本当なのか?っていう日常の矛盾なんかを感じれる曲だなあと思います。Aメロを最後にまた持ってくるところも好きです。
第3位.ふくろうず「トゥーファー」
ベースの怪しいリフの音から始まります。ギターとキーボードとドラムが入ってきた時の怪しさが深くなる感じがたまりません。こんなに近くにいるのにすごく遠い存在っていうもどかしさがすごく伝わってきます。こんなにも求めあっているのに今日もさよならって歌詞が切なすぎてつらいです。あたしのモンスターとあなたのモンスターは許しあうことは一生できない!っていう言葉があったりするのでとても好き同士なのになにか問題でもあったのかなと思ってしまいます。こういう状況になったときにとても共感できました。ハッピーな曲じゃない感じがとても好きです。
第2位.ふくろうず「夜明け前」
イントロから夜明け前な感じがすごく出ていて真っ暗な夜道をドライブしながら聴くのには最高の一曲です。歌詞がとにかく不思議。内田さんの世界観が覗けます。墓場から引っ張ってきたみたいな顔で嘘をつくなよ、っていう歌詞のセンスがとても好きです。なんかもう、最低ランクのセリフすぎて、だけど、自分にもこういう面ってあるよなあって気づかせてもらえます。はっ、とさせられました。漠然とした何かに怯えてるけどそれを振り払うような力強さを感じれます。きっとこの夜が明けたら乗り越えられるはず、って思わせてくれます。夜の深さと心の闇がリンクした曲です。
第1位.ふくろうず「だめな人」
サビに歌詞を持ってこないところが最高です。多くを語らずともすごく伝わってくるものがあります。きっと身近にいる誰かに送った応援ソングのようなものなんだと思うんですが、ほんとに少ない言葉でとても励まされます。きっと未来はもっといいでしょ、とてもいいでしょう、ってボーカルの内田さんに言われると、どんなに今絶望の淵に立たされていても未来はもっといいはずだって前向きに思えるんです。どちらかと言えばマイナス思考な曲が多いふくろうずにとっても前向きなこと言われるとグッときてしまいます。落ち込んだ時や悩んでいる時にはこの曲を聴いて、大丈夫、未来は絶対今よりもっといいんだ、って元気をもらっています。