安全地帯おすすめの曲ランキングTOP10

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安全地帯おすすめの曲ランキングTOP10

安全地帯は若い時から演奏技術が素晴らしく、名曲をたくさん世に送りだして来ました。ボーカルの玉置浩二さんの、時にナイーブで、時に激しく鬼気迫る圧倒的な歌唱に惹きつけられます。また、玉置浩二さんの作曲家としての才能と実績は、さらに高い評価を得られると思える素晴らしいものです。

 

 

第10位.安全地帯「行かないで」

安全地帯「行かないで」がおすすめの理由

「行かないで」は、「安全地帯 テーマソングス」などの複数のAlbumに収録されている、玉置浩二さんのファルセットの美しさが堪能できる一曲です。一聴すると女性が歌っているようにも聴こえます。「さよなら李香蘭」の主題歌とあって、スケールの大きさと異国情緒も感じさせる名曲です。キーが高いので、女性であってもそのままカラオケで歌ったり、ピアノで弾き語るのもいいかと思います。ピアノの編曲は初心者でも何とか弾けそうなシンプルさがある気がします。また、歌詞の世界観が優れているところもおすすめの理由です。「行かないで」というシンプルな歌詞のひと言が、全曲を通して切実に伝わってくる不思議な曲です。

 

 

第9位.安全地帯「碧い瞳のエリス」

安全地帯「碧い瞳のエリス」がおすすめの理由

この曲は彼らがブレイクしている最中に出されたヒット曲で、初めてレコードを買いました。マイルドでセンチメンタルで、彼らが当時広く受け入れられていた路線上に位置づけられる名曲です。女性であれば、優しくささやかれる歌声と女性へのひたすら労わるような歌詞の内容に、うっとりすることと思います。転調を重ねて歌い上げていくお得意のパターンでもありました。アレンジもセンチメンタルで清らかな雰囲気です。彼らが持っていたやんちゃな部分が抑えられた「上品な作風」という印象が強い曲でもあります。夜、一人で静かに聴くのに適したおすすめの一曲です。

 

 

第8位.安全地帯「Shade Mind」

安全地帯「Shade Mind」がおすすめの理由

「Shade Mind」はAlbum、安全地帯Ⅵ「月に濡れたふたり」に収録されています。CDでは冒頭に「アフリカ」を感じさせる音が入ります。「アフリカのニュースが瞳を破く」という歌い出しで始まるこの曲は、アフリカの子供たちへの切実な思いが溢れる曲です。この曲では彼らが心に抱いていた人類への愛、理想と現実とのギャップへのもどかしさといったものが伝わってきます。また、ロックバンドとしての実力を見せつける名演奏は圧巻です。後になって、彼らが飢えで苦しむ人へ寄付するなどの活動もしていたということを聞いて納得しました。胸を揺さぶられるおすすめの一曲です。

 

 

第7位.安全地帯「氷点」

安全地帯「氷点」がおすすめの理由

三浦綾子さんの代表作であり、ドラマ化もされた「氷点」ですが、そのドラマの主題歌です。小説「氷点」の舞台となった北海道は、安全地帯のメンバーの故郷だということもあって、彼らにしか演奏できないというほどピッタリくるものがあります。説明し過ぎない歌詞が好きなのですが、この曲ではその説明がほぼ無いと言っていいかと思います。そしてそのシンプルな歌詞の世界観の圧倒的な勝利を感じます。アレンジメントの妙も素晴らしく、氷がカシャカシャと触れ合う音が入っていて、音に遊び心も感じます。地味な曲ですが小説を読みながら味わってほしいと思える名曲です。

 

 

第6位.安全地帯「Friend」

安全地帯「Friend」がおすすめの理由

安全地帯の発表した数々の名バラードの中でも、特におすすめの一曲です。別れる恋人たちが友達に戻っていくというシチュエーションはよくあるパターンですが、玉置浩二さんの歌唱は完全に質が違います。玉置浩二さんが心を込めて歌うと、バラードなのに激しく心がかき乱されて、必ず泣きたくなってしまいます。この曲が発表された頃より数年経った玉置浩二さんの歌唱で特にそのように感じます。彼自身の様々な人生のステージの中で、歌うごとに表情が変化していることに注目です。心が疲れた時に聴くと生きることへのエールを感じさせてくれます。

 

 

第5位.安全地帯「悲しみにさよなら」

安全地帯「悲しみにさよなら」がおすすめの理由

ブレイク中の彼らが放ったヒット曲で、ライブではラストに相応しいと思える名曲です。彼らの聴き手とのコミュニケーション能力が秀逸であることに気づかされます。曲の終盤からラストへ向かってどんどん転調していくので、高音が試される曲です。玉置浩二さんというボーカリストが驚くような高音で歌うということが、当時の安全地帯のひとつのスタイルとなっていきました。一緒に歌いたくなる曲で、聴いたり歌ったりしていくと、悲しみをひとりで抱え込まなくていいんだと思える曲です。気持ちが軽くなったり、あたたかくなったりします。聴き終わった後で、思わず「ありがとう」と彼らに言いたくなります。

 

 

第4位.安全地帯「星空におちた涙」

安全地帯「星空におちた涙」がおすすめの理由

Album、安全地帯Ⅵ「月に濡れたふたり」に収録されています。一聴して飛行機事故により逝去された坂本九さんを偲んで歌った曲と気が付きました。この曲では玉置浩二さんの「低音」に惹かれました。また、ラブソングでヒット曲を放っていた彼らの、「人間への愛」を演奏する新たな姿に、感動を覚えずにいられませんでした。音楽家としての坂本九さんへの憧れ、リスペクトをひたすら心を込めて歌い切っています。天国へ届いていくような歌です。滅多にないほどの魂の純度の高さがあるからこそ、人を感動させられるのではないかと思えます。

 

 

第3位.安全地帯「萌黄色のスナップ」

安全地帯「萌黄色のスナップ」がおすすめの理由

この曲は安全地帯のメジャーとしての記念すべきデビュー曲です。まず曲名が優れていると思います。すぐには大ヒットに結びつかないとしても、そうたやすくは妥協しないという、若い彼らのミュージシャンとしてのプライドを感じさせる曲です。また、彼らの出身地である北海道の大自然を思わせるおおらかさが感じられます。CDは持っておらず、Youtube動画でしか聴けないのですが、最初の歌い出しの声に笑い声のような「ふ」が聞こえます。「どこかー、ふ、遠くから」という歌い出しに可愛らしさも感じてしまいました。最初の頃の素朴さや純真さを目いっぱい感じられる爽やかな曲です。

 

 

第2位.安全地帯「ぴあの」

安全地帯「ぴあの」がおすすめの理由

実はこの曲は安全地帯のアマチュア時代の一曲です。他では聴くことが出来ずに、Youtubeで初めて聴かせていただきました。私見に過ぎませんが、メジャーデビュー以来は他のアーティストの影響をあまり感じない彼らですが、この曲には既製のアーティストをいくつか想起させるところがありました。けれどもそこが非常に新鮮であり、これからどうなっていくのだろうというワクワクする感覚やときめきを覚えずにいられませんでした。メジャーデビュー前でありながら、バンドとして演奏力がここまで高いということは驚きです。「ぴあの」という歌詞に彼らの音楽家としての未来が見え隠れするおすすめの一曲です。

 

 

第1位.安全地帯「あの頃へ」

安全地帯「あの頃へ」がおすすめの理由

彼らが北海道の大地からやって来た芸術家たちなのだということが印象付けられる名曲であると思い、第1位とさせていただきました。この曲も他のいくつかの曲と同様、発表された頃より、数年経ってから演奏された音源の方がより圧巻だと感じます。鬼気迫る歌を聴いてから暫くは、他のことが頭に描けなくなるほどのインパクトを持つ曲です。「神様の願いを見た」という歌詞なのですが、芸術家は道を究めると神に出会うと言われていることを思い出しました。聴くものの胸に大事な人を浮かべさせ、想いを重ねることを許してくれる、芸術家たちの愛を込めた渾身の一曲でないかと思います。次の世代にも是非歌い継がれて欲しいと思います。