桑田佳祐おすすめの曲ランキングTOP10
彼の歌声、歌詞、メロディー、全て心に響きます。勝手にシンドバッド以来、殆どの曲に共感をおぼえます。何より魅力的なのは歌詞です。最適なワードが選択され、メロディーと融合させる天才的な能力です。 今の私が平凡だけど、幸せに暮らして居られるのは、彼のお陰です。
第10位.桑田佳祐「蛍」
2015年のリリースです。映画『永遠の0』の主題歌になりましたが、何度聴いてもウルウルしてしまいます。『何の為に己を断って/魂だけが帰り来るの?/闇に飛び交う蛍に連れられ/君が居た気がする…』ここの歌詞がピークでグッときます。そう遠くない過去の不幸な出来事ですが、たった一度の人生を捧げて、夢多き若者たちが、帰りの燃料のない零戦に乗り、無念の死を遂げた事を忘れないで欲しいです。彼らの犠牲の上に私たちが立っている事を忘れない様に、この曲を聴いて涙を流して欲しいです。(涙を流すとストレスホルモンが減少するそうです。)
第9位.桑田佳祐「ピースとハイライト」
2015年のリリースです。
中国のニュース番組で、日本のグループが素晴らしい曲を発表したと、男性アナウンサーが褒めて居たので、改めて歌詞を見たら、本当に感動しました。難しい事を子供達にも分る様な言葉で綴られ、見事な表現力だと思います。日本タバコの銘柄に掛けていますが、平和と太陽の光をイメージされていると思います。ゆっくり諭すようなメロディーで、つい聞き入ってしまう事でしょう。そして、世界平和の第一歩は、お隣の人と仲よくする事だと理解して頂きたいです。世界中の人々がその様な思いを持てば、きっと戦争も地球上から消える事でしょう。彼もそんな気持ちでこの曲を作られたと思います。
第8位.桑田佳祐「東京VICTORY」
2015年のリリースです。この曲は、銀行のCMや世界バレーの時も流れていました。気分がちょっと沈んだ時など、元気を出したい時にお勧めの曲です。夢を叶えるため、壁にぶち当たり、困難を乗り越えようと頑張っている人にエールをお届けします。きっとノリノリのリズムにあわせ体が自然に動いてしまう事でしょう。何も変わらないふるさとに比べて、都会では、自分を取り巻く景色はめまぐるしく変わって行くと思いますが、自分の信念を曲げる事無く貫いて欲しいです。夢を持って東京に出てきた人に、東京VICTORYを自分の応援歌だと思って聴いてください。きっと又、頑張れると思います。挫けそうになった時は、大きな声を出して体で表現しながら歌ってみてください。きっと明日を生きる活力になると思います。
第7位.桑田佳祐「白い恋人達」
2001年のリリースです。これも失恋の歌ですが、湘南の海ではなく、最果ての地を舞台にした所が、失恋の悲しみがよりいっそう深く響く事でしょう。北海道へ行った人も、そうでない人も、美しい雪景色が容易に目に浮かぶとおもいます。最後の『ただ逢いたくて/もうせつなくて/恋しくて…なみだ』と言うフレーズも気持ちが伝わってグッときます。感傷に浸りたい人は是非聴いてください。本当に切ない気持ちになるとおもいます。雪が降り積もっていくなか切々と語るように丁寧に言葉をかみしめる様に伝わってきます。ピアノの弾き語りも、いつものギターとは違い良い響きですよ。
第6位.桑田佳祐「愛と欲望の日々」
2005年のリリースです。大奥のテーマで、煌びやかな大奥の内部事情を比喩的なひょうげんで、余すこと無く伝えていると思います。栄華を極めた姫達の人間模様、それを取り巻く人達の駆け引き、策略に翻弄される模様をくまなく表現されていると思います。最も伝えたかったのは、大奥の中の複雑な恋愛事情だと思います。雅な衣装を身にまとうが、心中は猜疑心で渦巻き好んで大奥に来た人ばかりではなく、家族の為や意にそぐわない奉公をせざるを得ない人の心の闇を衣装で隠し、殿に仕えなければいけない身の上は、気の毒ですが、人は表面の美しい部分のみを見てしまいがちですが、この曲で、内部事情もおっ察し頂けると思います。
第5位.桑田佳祐「ホテル パシフィック」
2000年のリリースです。おなじみになったダンス、お決まりのポーズで笑いを誘い、昭和匂いのする彼自身が若かりし頃の思い出をいっぱい詰め込んだ思い出の曲だと思る、ダンスミュージックと言っても良いでしょう。ホテルパシフィックは実在するパシフィックホテル茅ヶ崎がモデルになっていて、そこでバイトしたり、ボーリングをしたり、周辺で実際にすごした事を散りばめられた、宝石箱の様な内容になっています。又、無くなってしまったホテルの思い出も、夏になって賑わう海岸線、打ち上がる花火、はかなく消えていく姿を重ねてなお思いで深い曲になっていると思います。
第4位.桑田佳祐「オアシスと果樹園」
2017年のリリースです。この曲もやっぱり失恋の歌でしょうか、自分の恋を飛行機に例え、自分から離れていく様子を、自分が果たし得なかった恋のシナリオと思い合わせては、切ない思い出に胸を締め付けられている様子が汲み取られます。CMでもよく流れているのを聴いた時は、軽快なリズムで、のりのりの曲だと思っていましたが、歌詞を見てじっくり聞いて見たら、過去の恋愛を悔やんで、思いを伝へられなかった事の後悔の念が、比喩的に表現されていて、なかなか深い物をかんじます。曲調は軽いタッチなので、サラット聞き流すのにも良い曲だと思います。
第3位.桑田佳祐「東京」
2002年のリリースです。イントロで心わしづかみされました。こころの芯の部分にズンズンと響き渡るメロディーに載せて、切々と歌い上げる『東京』は、ソウルフルでもありますが、昭和の匂いもする曲調で、馴染みある感じがしました。お父さんの影響をもろに受けた曲だと思います。彼は、前川清さんの歌い方をまねて歌っていたとテレビで聞いたことがありましたが、そんな事を思い出させる様な、ムードもあり日本人ならこころを動かされる曲だと思います。歌詞で『東京は雨降り/何故冷たく頬を濡らす/父よ母よ虚しい人生よ/Just wanna…do ya, I gotta do ya…awoo…』とありますが、この父と母はなにを意味するのか、定かではありませんが、とにかく切なくなります。たまにはこんな曲もおちつきます。
第2位.桑田佳祐「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」
1987年のリリースです。歌詞を見ると、悲しい曲なのですが、シンセサイザー等を駆使しているので、音が新鮮で、曲調も軽快でリズミカルなので、聞いた後は、何だかスッキリして、明るい気持ちになるでしょう。失恋の悲しい気持ちは一過性で、この様な明るい曲を聴いて明るく次の恋に行く気分になって欲しいと言うメッセージだと思ったら、自分はやっぱり彼女の事を忘れる事が出来ない女々しい気分に浸っている様子が何とも悲しいです。夢の中ででも逢いたいなんて、哀れですね。男性の本質を表現しているのでしょうか?自分のきもちと比べながら聴いてください。
第1位.桑田佳祐「希望の轍」
1990年のリリースです。JR茅ヶ崎駅発車メロディーにも起用されているようで、ご当地ソングと言えると思います。勝手にシンドバッドにも出てきますが、茅ヶ崎、江ノ島辺りの風景が想像出来て、歌詞も日本語と英語の融合を巧みに取り込み素敵な表現になっていると思います。江ノ島のテーマソングの様なこの曲は、『稲村ジェーン』のサントラ盤の中に収録されていますが、トラックで走っている様子も表現されていて、青春の象徴の様な曲だと思います。軽快に曲が進み、クライマックスに導入し、さらに爆発する様な、情熱を感じて頂だきたいです。