DIR EN GREYおすすめの曲ランキングTOP10
多くのアーティストはこの世に対して、希望だったり夢だったり、誰かに対しての恋心や愛だったり、ポジティブなものを歌うことがほとんどであるが、このバンドは世の中の汚いものとか、悲しいこととかをダイレクトに伝えるバンドであり、他のバンドとは違うところが魅力的である。最近このようなV系バンドを見るが(昔もあった)彼らと他のバンドの大きな違いは歌詞(歌誌)だ。一度聴いただけでは全くわからない難解なものが多く何度も聴かないと理解ができない。しかし、その理解すらも正解かどうかわからないのである。何故なら、バンドのヴォーカルの京さんは聴いた本人が解釈すればいいと言っているからだ。
そのため、聴く人によっては全く違う印象を持つところが面白い。
現代のわかりやすく、明るい歌詞とは違ったところが彼らの魅力でもあり特徴である。
第10位.DIR EN GREY「予感」
DIR EN GREY「予感」がおすすめの理由
DIR EN GREYの初期の歌はほとんどがV系の要素が盛り沢山なのだが、そういった曲をライブではほとんど歌わなくなっているのが現在であるが、この曲は現在も歌われている。このバンドは激しめのPVが多い中でかなり落ち着いた曲。最近のライブ映像もYouTubeに上がっているが、V系時代のような歌い方が消えて個人的にはかなりライブの映像のが好みである。内容的には恋愛を歌った曲であり、女性が飛びつきやすいものである。10位にランキングしたのは今のようなDIR EN GREYらしさはないため、好きな曲ではあるがらしさにかけるためここに順付させてもらった。
第9位.DIR EN GREY「OBSCURE」
DIR EN GREY「OBSCURE」がおすすめの理由
これは、世の中でもっとも物議を醸した楽曲の中の10位にランクインしているPVが話題となっているDIR EN GREYと言えばこの曲!と連想する方もいるのではないだろうか?とにかくグロい。曲の内容が頭に入ってこないくらいグロい。曲に関してはDIR EN GREYらしさがかなり出ているからという理由でランクインさせてもらった。個人的にはグロくて見れない。トラウマになるっていう意味で9位である笑。ちなみに、ベストアルバムが2018年に出たが、その時はリメイクされて出されている。ほれもかなりかっこいい仕上がりなのでオススメ。
第8位.DIR EN GREY「嚇」
DIR EN GREY「嚇」がおすすめの理由
「あか」と読む。威嚇の字を取っている。悲しさと怒りがメロディからも伝わるのでぜひ聴き入って欲しい曲である。この曲は去年の夏に発売された最新アルバムの中に収録されており、知っている人は(ファンではない限り)少ないと思う。今回の最新アルバムは楽曲の1番最初から最後まで聞いた時にひとつの物語のようなまとめられ方をしているため、1度アルバムを一通り聞いてから聴くのがオススメである。ちなみにこの曲もスクリームはなく、スクリーム系の声を出すバンドが苦手な人でも聴きやすいと思うので、これをオススメする。今のDIR EN GREYらしさも残しつつ、穏やかな目な曲のひとつ。
第7位.DIR EN GREY「理由」
DIR EN GREY「理由」がおすすめの理由
これもDIR EN GREY初期のV系時代に出された曲であるが、個人的にかなり好きなのでランクインさせてもらった。苦悩する恋の歌である。「今だけは君だけを愛していたかった」という部分の歌誌になんとも切なさを感じる。スクリーム系を一切出さないので京さんのクリーンボイスが綺麗に聞こえるのでオススメである。DIR EN GREYはもともとYOSHIKIプロデュースのV系バンド発祥であるため、V系の歌がかなり多く出されているため、こういった恋愛の曲も多い。その中でお気に入りのものをランクインさせてもらった。
第6位.DIR EN GREY「AGITATED SCREAMS MAGGOTS」
DIR EN GREY「AGITATED SCREAMS MAGGOTS」がおすすめの理由
DIR EN GREYらしさ全開の曲である。正直歌誌を見ないと何を歌っているのかわからないので、歌詞カードを見て聴くのがいいが、リズムとノリに合わせて聴いてもらっても十分に楽しめる楽曲の一つである。ヘドバンが大好き!パンク大好き!みたいな激しい方ならここから入ってもらうとオススメかもしれない。DIR EN GREYらしさがぎゅっと詰まっている最高にかっこいい曲である。特に夜間ドライブで飛ばしたいなぁ~とか今日上司に怒られてイライラする!なんてときにこのスカッとする曲で発散してみてはいかがだろうか。
第5位.DIR EN GREY「鼓動」
DIR EN GREY「鼓動」がおすすめの理由
3位にランクさせていただいた曲の続きとなるものである。(PV自体はそこまで過激ではないがちょっと抵抗があるかもしれない)これも、苦悩を描いているように思える。「いつからだろうこんなに瞳が死んだのは」というようなフレーズが当時の私にはとても胸に刺さった記憶がある。誰もが苦悩し、それを通り越してしまった時、瞳が死んでしまい、それに気づくことがあるのではないだろうか?私としてもかなりの多くの曲と触れ合ってきたがこんなに苦しんでいる歌詞を見たことがなかった。そして、その苦しみをまた飲み込むしかないのかと思うと共感をとどめることを知らない。
第4位.DIR EN GREY「THE FINAL」
DIR EN GREY「THE FINAL」がおすすめの理由
なによりカッコイイし歌詞も大好きな曲のひとつ。PVは激しくないので、気にせずYouTubeが開けると思う。炎に包まれながらメンバーが演奏しているシーンはとてもカッコイイ!CD音源と多少違うので聴き比べても欲しいもの。ちなみにこの曲を出したとき、解散が囁かれたらしい笑(曲の題名からしてということで)私の解釈ではFinal=終わりだが、人生を終わりにさせようと苦悩する人を描いた楽曲なのではないかと思っている。実際、私自身も生きることに苦悩していた時代があり、この曲をよく聞いた思い出があり、思い入れの深いものとなっている。
第3位.DIR EN GREY「朔」
DIR EN GREY「朔」がおすすめの理由
ファンの間では「戦争」について歌われた曲だと言われているもの。歌詩の最後には‘石碑に問うは寡黙と「」’となっており、この「」の部分こそが「平和」なのではないだろうかと言われている。PVはかなり残虐的なもので子どもが親を殺す(どこかの事件を連想させる)ものとなっている。とても考えさせられるような曲。個人的に好きなフレーズは「何ひとつも救えない人達には両手の中 灰と涙と寡黙を」である。なんとも言えない気持ちになるのではないだろうか。私の中でかなりお気に入りの曲でライブで歌うととてもテンションが上がる(曲自体は暗いのだが笑)
第2位.DIR EN GREY「LOTUS」
DIR EN GREY「LOTUS」がおすすめの理由
高音がとても綺麗な京さんのクリーンボイスが最大限に生かされる曲である。このバンドは、歌詩はほとんどが、世の中の痛みなどを歌うバンドのはずが、わずかな希望を歌っているなんとも救われるような気持ちになる歌だからだ。「誤ちが生き方を変えはしない」という歌詞がある。うんうんとうなずけるのではないだろうか?とにかく歌誌をぜひ見て欲しい。とても感動する。過去につらい経験があった方にはぜひ聴いて欲しい曲となっている。PVは激しめではないため、グロいのが見れない人でも見れるため、そのままYouTubeで見られる。
第1位.DIR EN GREY「CLEVER SLEAZOID」
DIR EN GREY「CLEVER SLEAZOID」がおすすめの理由
この曲はバンドがV系から海外にも通じる世界進出に向かって進化していった時に出来た最高にかっこよくてボーカル京さんの苦悩と努力が詰まっているのがわかる作品だから1位にさせていただいた。とにかくカッコイイ。この頃から、V系要素が抜け、スクリームを多用する曲が増えてくる。PVもこのころからさらに過激さを増し、女声ファンより男性ファンが増えてくるのは予想がたやすい。とにかくかっこいいため、カラオケで歌えるようになったら注目の的になるだろう。歌う時は喉を傷めるのは必須ではないだろうか笑十分に気をつけて歌って欲しいものである。