大橋トリオおすすめの曲ランキングTOP10

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大橋トリオおすすめの曲ランキングTOP10

大橋トリオの声は低くも伸びやかで、心に響きます。抽象的な歌詞は幻想的な世界観を持ち、リアリティのある歌詞は共感とともに胸に迫るものがあります。また、音楽性の幅が広く、年々厚さを増していて、どの作品も楽しめます。いつまでも聴いていたい稀有なアーティストです。

 

 

第10位.大橋トリオ「HONEY」

アルバム「NEWOLD」に収録された一曲。結婚式に流す一曲と言えば!と言われているかどうかはわかりませんが、かく言う私も結婚式で使った一人です。PVもまさに結婚式のドキュメンタリー映像になっています。出会った喜び、結ばれた喜び、これからも一緒に生きていく喜びが溢れた歌詞がとても良いです。

一言もネガティブなことがなく、終始愛に溢れた歌詞ですが、大げさな言葉ではなく素直でリアリティある表現が、どんなラブソングよりも心に響きます。本人たちだけでなく周りさえも幸せな気持ちにさせる結婚式のあの空気がこの一曲に収められています。

 

 

第9位.大橋トリオ「Today, Tonight」

メジャーデビューミニアルバム「A BIRD」に収録されたミディアムバラード。刻み続けるリズム、ギターのカッティング、ピアノの旋律、そのすべてが絡み合い、美しいメロディと共に大橋トリオの優しくも力強い声が心に響く、隠れた初期の名曲です。

夜のしんとした空気、空に浮かぶ月、人気のない道、どこか寂しく不安げな、けれども恐ろしいほど美しく稀有な時間、そこには自分の心しかなく、向き合った時に気づく率直な思い。一人の夜、電気を消してカーテンを開け、月と共にじっくり聴けば、英語詞でも心の中心に届くものがあるはず。

 

 

第8位.大橋トリオ「Happy Trail」

インディーズ時代のアルバム「THIS IS MUSIC」に収録され、ベストアルバムにも収められた初期の代表曲です。明るく爽やかな曲調に、miccaのかわいらしい歌詞が乗っていて、それを低い声でサラリと歌う大橋トリオとのギャップが良いです。

「さよならのページをめくるその前にもう一度君に会いに行こう」とふと思い立ったような雰囲気を装って、勇気を振り絞って前に進もうとする自分の背中を自分で押しているところが共感でき、心が温まる歌です。ライブでは観客みんなが手拍子と共にニコニコと安心して楽しんでいる様子を感じられ、ほっこりできる一曲。

 

 

第7位.大橋トリオ「サクラ」

アルバム「plugged」に収められたミディアムバラード。「マチルダ」から始まる勢いのあるアルバムの中で、勢いを落ち着かせて耳を澄ませたくなる一曲として効いています。大橋トリオのバラードによくある抽象的な歌詞とは違い、具体的でわかりやすい歌詞なので心に響きやすく、アルバムのコンセプトに沿ってアレンジも骨太で存在感があるので聴き応えのある一曲になっています。

桜と別れはよく歌われるテーマですが、ストレートで美しい描写のこの曲は誰もが一度は経験した桜の季節の失恋を思い出し、一緒に懐かしむことになるでしょう。

 

 

第6位.大橋トリオ「恋するライダー feat.斉藤和義」

アルバム「10」に収録されたファーストトラック。斉藤和義をフィーチャーしたロックナンバーで、もはや斉藤和義の曲に大橋トリオがフィーチャーされているのではないかと思われるようなかっこいい一曲です。疾走感のあるメロディと、二人のそれぞれ特徴的な声が心地よく絡まり、かっこいいのに力の抜けた歌い方に安心感すら感じられます。

泣かせるバラードや、おしゃれなジャズナンバー、爽やかなポップスだけじゃないのはアルバム「plugged」でも十分わかるのですが、共演者と共に表現の幅がどんどん広がる様は、また違った大橋トリオの楽しみ方を教えてくれます。

 

 

第5位.大橋トリオ「東京ピエロ feat.平井堅」

アルバム「White」に収められた一曲です。平井堅をフィーチャーしたこの曲はPVも一人のダンサーが踊り続けるユニークなもので必見です。ライブでも一際お洒落で、アレンジもかっこよく、大橋トリオの音楽性の幅の広さを存分に感じられる一曲。

地方から東京に移り住んだことのある人は尚更、都会での生活と本当の自分、夢と希望と現実、その狭間の淋しさややるせなさ、そしてその後のどこか吹っ切れたような清々しさに共感できるのではないでしょうか。夢破れた悲しみも、バラードではなく素敵なストリングスと共に歌われてしまえば、妙な諦めを含んで微笑んでしまうような、そんな特別な一曲です。

 

 

第4位.大橋トリオ「オールドタイム」

アルバム「White」のラストトラック。映画「Playback」のエンディングテーマとして作られ、当時大橋トリオとの対談で、三宅唱監督が製作途中に悩んでも「最後にこの曲があるから大丈夫」と思いながら撮ったと言っていたほど、この映画にとって重要な意味を持つ一曲です。PVも映画のオフショットを集めたものになっています。

誰もが通り過ぎた過去の時間、もう二度と戻れない、それでもそれを胸に、忘れずに、今を、これからを、生きていく。流れる涙は後向きでも前向きでもなく、ただ今を生きている証拠なのかもしれません。DVD化されていないのでこの映画を観ることは難しくなってしまいましたが、音楽だけでも楽しんでもらいたいです。

 

 

第3位.大橋トリオ「はじまりの唄」

アルバム「10」に収録されている一曲。作詞のmiccaと大橋トリオは夫婦ですが、二人のお子さんが亡くなられた後に作られた曲だそうです。それを聞いてから聴くと、すべての言葉にその意味を感じて涙が溢れます。ありふれた表現や目新しくない歌詞も、絶望の淵だからこそ強く思うのは、そんな普遍的で当たり前のことなのかもしれません。

無理やり前を向こうとするのではなく、押し寄せる悲しみを受け止めて顔を上げるための、静かで優しい祈り。miccaだから作れる歌、大橋トリオだから歌える歌、だからこそ心に深く届くのだと思います。どんな悲しみの波もいつかは穏やかになる日が来ると信じられる一曲です。

 

 

第2位.大橋トリオ「ホルトノキ」

アルバム「R」に収められているバラードです。子どもたちとの暮らしの中で感じる小さな幸せを、そして子どもたちの未来を信じ願う気持ちを綴った心温まる一曲。歌から始まり歌で終わるアレンジも、語りかけるような歌い方も、どこまでも優しく愛おしい思いに溢れていて、お子さんのいる方にはぜひ聴いてほしい一曲です。

子育てに疲れていても、その難しさに悩んでいても、この歌が、子どもたちの未来を信じて、ホルトの木のように見守り続ける大切さを思い出させてくれます。派手な曲ではないけれど、いつまでも大切にして、いつか子どもたちにも伝えたいと思う一曲です。

 

 

第1位.大橋トリオ「生まれた日」

アルバム「NEWOLD」に収録された至極のバラード。穏やかで心に染み渡る一曲です。ライブでのこの曲は、一言も、一音も聴き逃したくないと思わせるような素晴らしさで、大橋トリオに出会って、この一曲に出会って本当に幸せだと思わせる力を持っています。

自分がわからなくなり、どこに向かっているのか見えずに、立ち止まって動けない時、「今までに起こった全てが 私をつくる材料だから 本当の私は今また もう一度生まれてくる この場所で」という最後の歌詞が、すべてを受け止めて前に進む力をくれます。私が出会ったかけがえのない人たち全てに、伝えたい一曲です。