欅坂46おすすめの曲ランキングTOP10
デビューからずっとセンターを担っている平手友梨奈さんに魅力を感じます。今までになかったアイドルの概念を覆し、媚びない表現と、少女ならではの葛藤や心境をありのまま歌にのせています。ダンスも歌もカッコよく、自分に素直で、しかしながら自信を持つことにネガティブな彼女ですが精一杯彼女なりに表現をします。
第10位.欅坂46「風に吹かれても」
欅坂46「風に吹かれても」がおすすめの理由
今まで制服をきて楽曲を提供していたが、この曲では女性アイドルらしからぬ黒いスーツを着用して、カッコいいではなく爽やかな曲を歌っている。センターの平手友梨奈はこれに伴ない、ショートヘアにし、黒縁眼鏡をしてコンセプトを合わせている。一般的にアップテンポで唄いやすい曲で、サビの「風に吹かれても 何も始まらない」はシンプルに訴えかけていて覚えやすい。出だしのメンバーの口笛のようなメロディに期待を寄せて、枯葉を一枚、平手友梨奈がふっと吹き飛ばし、細かな足のステップは見ものである。重い楽曲が多いと思われがちな人には是非この曲の明るさと軽やかさから感じとって欲しい。
第9位.欅坂46「不協和音」
欅坂46「不協和音」がおすすめの理由
紅白で司会の内村さんとコラボしたのも話題になった楽曲。この曲が公開された時には、まさに欅坂46に求められていた心に訴えかけてくる少女たちの苦悩や不安をストレートに表現し、平手友梨奈の「僕はやだ」という台詞に驚かされ、アイドルには珍しい深い闇のようなものを感じた。誰しもそういった部分を併せ持つため、ここに訴えかけてくるのが欅坂46である。この楽曲から平手友梨奈は笑顔で表現することに無理をしなくなり、鋭い目つきで不協和音を表現する。激しいダンスはコンテンポラリ要素があり、チーム全体で一つの表現をしていて見ものである。
第8位.欅坂46「ガラスを割れ」
欅坂46「ガラスを割れ」がおすすめの理由
この楽曲はdocomoのcmでも流れていたためよく耳にした人も多いと思う。また2018年な紅白ではセンターの平手友梨奈不在の中、小林ゆいがセンターを務め話題にもなった。ヘッドバングやメンバー同士で分かれてダンス対決をするようなシーンもあり力強い楽曲である。歌詞の「目の前のガラスを割れ」とあるが、まさにこの時の平手友梨奈、そしてメンバーの気持ちを代弁しているかのようで、その時その時にしか歌えない、又は理解できない曲を彼女たちは歌うのである。衣装もMA1を着用して、裏表で色が違い、センターの平手友梨奈だけが赤を着用してかっこいいに、割り切った曲である。
第7位.欅坂46「エキセントリック」
欅坂46「エキセントリック」がおすすめの理由
彼女たちが主演を務めたドラマの曲であり、内容に沿った歌詞で出来ている。Aメロのところからメンバーが個々にラップ調で歌い出す。そこの部分が台詞のようにどんどん流れては訴えかけてくる。mvでは雨に打たれながらもカッコよく踊り、全員が結んでいた髪留めをほどき、片方の靴を脱いでは頭上で振り回す。なんとも魅力的でかっこいい作りになっている。特にこの曲は学校での少女たちの葛藤を深く読み取れ、この曲に至っては長濱ねるも良い味を出していて、平手友梨奈と対になったような表現である。途中の土生瑞穂は長身を生かした方まわしは圧巻である。
第6位.欅坂46「サイレントマジョリティー」
欅坂46「サイレントマジョリティー」がおすすめの理由
欅坂46のデビュー曲である。乃木坂46の妹分としてデビューしてプレッシャーのかかる中、見事に彼女たちを代表する曲となった。鮮烈なデビューには当時14才とは思えぬジャンヌダルクのようなカリスマ性を持つセンターの平手友梨奈に驚き、モーセの十戒を思わせるようなセンターを堂々と歩くキャッチーなダンスに見事にはまった。アイドルのデビューとは思えないコンセプトとそれに合った彼女たちの表現がファンを一気に掴んだと思われる。制服もおしゃれで、胸にピースサインのようなポーズを決めるところがまたかっこ良く、統制が取れていて素晴らしい。
第5位.欅坂46「避雷針」
欅坂46「避雷針」がおすすめの理由
この曲はカップリングにも関わらず人気の曲である。当時、平手友梨奈やその他のメンバーはファンからみても少し不安定で、反抗期のようなそのような時期で、揺らついている平手友梨奈に避雷針として支えるように志田愛佳が並ぶのは、ファンから「エモい」と言われている。この時の二人の関係性をわかってか否か、秋元先生がこのタイミングで歌わせたことに喜び、興奮してしまい、歌詞に説得力が増している。mvで2列に前後に並んで泥水に膝をつき、制服を汚しながら踊る様は制服を汚しているにも関わらず美しく、風景もまた情緒あふれて素敵である。
第4位.欅坂46「世界には愛しかない」
欅坂46「世界には愛しかない」がおすすめの理由
デビュー作のサイレントマジョリティーが爆発的に売れてしまい、プレッシャーのかかった2曲目だったが、彼女たちは曲にポエムを入れるなど挑戦をしてきた曲。切なく綺麗なピアノのメロディに始まり、平手友梨奈ご叫ぶところに始まり、メンバーで代わる代わる語るポエム。サビには世界には愛しかないと爽やかに歌うのだ。欅坂46には珍しくとても爽やかな楽曲で、傘を使ったダンスに夏服を着る彼女たちはとても可愛いらしい。今の彼女たちにはない、まだデビュー間もない初々しさと忘れかけていた青春を爽やかに感じ取ることができる一曲である。
第3位.欅坂46「アンビバレント」
欅坂46「アンビバレント」がおすすめの理由
この曲はmvを何度も見直した曲である。見終わったあとには素晴らしいと声が出ていた。まずは曲のクオリティーである。私は最初のアンビバレントアバウトと後を引く声にやられ、アップテンポの曲に合わせたダンスが秀逸である。今まで以上にコンテンポラリー要素の強いダンスに、全員が大きめの白いシャツにラインを隠したズボンでシンプルにダンスと、全員で一つの表現をしているのである。最後の方にこの緩やかなズボンを活かしたダンスで、センターのズボンを数人が引っ張ったり、個々がズボンを掴んで中腰で中心に集まってきたり、ダンスが見ものの楽曲である。
第2位.欅坂46「もう森へ帰ろうか?」
欅坂46「もう森へ帰ろうか?」がおすすめの理由
当時センター平手友梨奈があまり笑わなくなったり、なやんでいる様子がうかがえたため、この曲が発表された時に、ファンである私はドキッとした。もう森へ帰ろうか?という「森」が元々彼女たちが日常を過ごしていたごく普通の生活で、芸能界へ入って大きく変わった環境や未来に疲れたり、嫌になったりして、欅坂46を辞めたいと読み取ることが出来たこの曲に色んな憶測が飛び交った。しかしながら、この曲で彼女たちの置かれる立場を理解した上でなお、彼女たちは前を向いて頑張ろうとしている。ネガティブな曲に聞こえるが実は前向きな曲である。
第1位.欅坂46「二人セゾン」
欅坂46「二人セゾン」がおすすめの理由
欅坂46でダントツでこの曲が好きである。四季を通しての切ない気持ちの変化を軽やかに歌っている。今までになく柔らかく、切ない表情をバレエを取り入れたダンスで優しく表現しているのである。今まで笑わないアイドルと言われていたが、この時の平手友梨奈は一途で指先まで切ないのである。たくさんの長めのスカートがまわる様は計算尽くされては綺麗で、恋模様を歌ったような曲は欅坂46には数少ない。激しいダンスが多いため、顔が映ることが少ないのだが、この曲は全員の顔が見て取れて良い。過去の切ない恋心を沈むのではなく、良かった思い出として蘇ってくるようである。