tofubeatsおすすめの曲ランキングTOP10
わたしは高校時代からクラブミュージックが好きで、大学生になってDJなどをやるサークルに入ったのですが、そこの先輩方の多くが好きで聴いていたのがtofubeatsの音楽です。わたしも一緒に聴くうちに好きになり、今では毎日通学途中などに聴いています。
第10位.tofubeats「RIVER」
映画「寝ても覚めても」の主題歌で、たまたま映画館に映画を観に行った際に流れてきた予告編でこの曲を初めて聴きました。電子サウンドの多いtofubeatsの楽曲ですが、ピアノの静かな音から始まるのが新鮮で、思わず聴き入ってしまいました。映画の内容や映像美ともマッチした切なげで繊細なサウンドで、帰ってからすぐにApple Musicで検索し、それから毎日のように聴いています。とてもお気に入りの曲です。繊細なスタートながらも、中盤~後半には盛り上がってきて、クラブ感、グルーヴ感が感じられます。tofubeatsの曲の中でも一押しです。
第9位.tofubeats「POSITIVE feat.Dream Ami」
曲名のとおりとてもポジティブになれる曲で、デートの前や気合いを入れたいときによく聴いています。落ち込みがちな性格でよく暗い曲に流されてしまうのですが、この曲を聴いていると自然にウキウキした気持ちになってくるのが好きなところです。DreamのAmiのボーカルや声もとても曲にマッチしており、ポップでさわやかな仕上がりとなっています。PVもとてもカラフルでキュートな印象です。女の子の苦悩、明るさが詰まったtofubeatsにしては若干アイドリッシュな曲です。クラブで掛かるととても明るい気持ちになれて好きな曲です。
第8位.tofubeats「STAKEHOLDER」
この曲はtofubeatsの曲の中でわたしが初めて聴いた作品で、電子音楽のグルーヴ感、ノリ感を持ち合わせつつもRIVERのような若干の繊細さを持ち合わせた稀有な曲です。まだ若いころでお金がないのかPVが少しチープだったり、tofubeatsというアーティスト名になぞらえてか、豆腐がたくさん出てくるところも印象深いです。「揺らぐほど 揺らぐほど君を信じたい」という歌詞が好きで、なんとなく暗い曲調でも切ない曲調でもないのにシリアスな気持ちになってしまう、不思議な曲です。DJ活動をするときは結構この曲をプレイリストに入れることが多いです。
第7位.tofubeats「No.1 feat.G.RINA」
女性ボーカルをゲストに迎えた作品です。他に挙げたRIVERや水星と同じく繊細でメロウな曲で、切ない気持ちになります。何年経っても忘れられないほど好きだった人とたまたま道端ですれ違ったとき、当時聴いていたこの曲を帰り道に聴いて声を掛けられなかったことを悔やみながら泣いたことがあります。「君の一番になりたい そう思ってるけど」「気持ちが今どこにあるのかを確かめたい」という歌詞はどんな人にとっても共通する心境ではないでしょうか。聴いているだけで胸が締め付けられるような思いになります。デートもできない間柄、でも好き。そんな思いが伝わる曲です。
第6位.tofubeats「ディスコの神様 feat.藤井隆」
繊細な曲が続きましたが、こちらはアッパーなパーティチューンです。電子音楽はそもそもDJやクラブ、ディスコ文化と強いつながりがあり、tofubeats自身もDJ活動も行っているため楽曲の中にクラブやディスコといった文言が出てくることがしばしばあります。藤井隆の男性ボーカルながら華やかでキュートな声質、ボーカルスタイルも非常にキラキラとした曲調にマッチしており、聴いているだけで踊りだしたくなるような気持ちになります。ディスコで好みの女の子を誘いたい男の子の心情が表されており、青春めいたきらめき感が感じられる曲です。
第5位.tofubeats「WHAT YOU GOT」
ゲストボーカルの曲が続きましたが、これはtofubeatsがボーカルの曲です。PVの階段で踊る謎の陽気な外国人が印象的な曲で、クラブに行ってこれが掛かるとフロアにいる人はみんな外国人ダンスを踊り出します。BPMは低めながらノリのいい曲で、しかし歌詞に浮かれた感じもない、独特の雰囲気を持った曲です。ゆったりとした曲なので、お酒を飲みながら自然に身体を揺らしたくなるような気持ちになります。後半の盛り上がりも個人的には好きなポイントで、コーラスの高音が曲終わりに少し残る余韻も趣深くておすすめしたいです。
第4位.tofubeats「CAND¥¥¥LAND feat. LIZ (Pa’s Lam System Remix)」
この曲は真のパーティーチューンという感じでBPMもとても早く、めちゃくちゃノリノリになれる曲です。これはRemixですが、原曲もとてもポップで原宿的な可愛さを持ったノリのいい曲なので、仲間内で盛り上がりたいときなどに掛けることが多いです。独特の浮遊感を持ったFuture Baseの曲調も若干交えながら、女の子ボーカルのキュートさ、宇宙感のあるエフェクトが印象的な一曲です。きゃりーぱみゅぱみゅとはまた違ったKawaii文化を感じられます。原宿と渋谷の融合を音楽で再現したような一曲で、とても大好きです。
第3位.tofubeats「LONELY NIGHTS」
LONELY NIGHTSも繊細枠の曲です。「寒い夜は暗い日々が 辛いだけじゃないって知ってた」から始まるボーカルパートはとても抒情的で、tofubeatsの暮らしてきた日々、芽の出ない日々の苦しさなどが感じられる一曲です。「まだ踊り足りない」というフレーズが印象的で、明るい曲調ではないながらも個人的にはとても好きな曲です。落ち込んだ時に明るい曲では少し押しつけがましく感じる瞬間などがありますが、そういったときに自然に慰めてくれるような、一人でありながら一人ではないと思えるようなそんな曲だと思っています。
第2位.tofubeats「Too Many Girls feat.KREVA」
とてもノリのいい曲ですが歌詞が面白いんです。前半のKREVAパートはモテモテで困っちゃうというような男性の歌なのですが、後半のtofubeatsパートはモテない男の悲しい日々といったような歌詞で、同じ「Too Many Girls」でも全然意味が違ってくるところが面白い曲です。なんとなく自分がモテるわけでもないのにモテる人間の全能感めいたものを感じられて、これを聴きながら街を歩くとお高く留まった女の気分になれてなんだかうれしくなります。お酒を飲みながらふわふわと聴くのにとても適した楽曲だなと思います。
第1位.tofubeats「水星 feat.オノマトペ大臣」
わたしにとっての不動の1位はこの曲です。アッパーなチューンも多く存在するtofubeatsの作品たちですが、水星は一番ヒットしていてかつ一番繊細でナイーブな印象を持つ曲です。女の子の自然な表情をとらえた彼女感満載のPVはとても現代的で、2010年代を代表する空気感を纏った作品だと思っています。「めくるめくミラーボール乗って水星にでも旅に出ようか いつか見たその先に何があるというの」という歌詞はわたしの一番のお気に入りです。クラブ感、夢遊感が詰まっていて、シンセの印象的かつ消え入りそうな音色がロマンティックな一曲です。