Carpenters(カーペンターズ)おすすめの曲ランキングTOP10

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Carpenters(カーペンターズ)おすすめの曲ランキングTOP10

カレンのハスキーでどこか物悲しい歌声がたまらなく好きです。もちろん、カレンの元気で明るい歌声も最高ですが、彼女の短かった波乱の生涯をつい想像し、歌詞と重ね合わせてしまい、 胸が締め付けられるほど切なさがこみあげてきます。

 

 

第10位.Carpenters(カーペンターズ)「Hurting each other(ハーティング イーチアザー)」

Carpenters(カーペンターズ)「Hurting each other(ハーティング イーチアザー)」がおすすめの理由

「世界中で誰一人として私の恋ほど素敵な恋を知る人はいない。だってこの世にはどこにもあなたほど誠実な男の人はいないから」とかしから始まる「Hurting each other」。出会った頃は互いに強く愛し合っていたはずなのに、いつの間にか、そのころの気持ちが褪せていき、互いに傷つけ合ってしまう二人。少なくとも彼女はまだ、彼を深く愛していることが、ひしひしと伝わってきます。おそらくもう初めのころのようには素直に愛し合えないと知りつつも、「なぜ、私たちは互いに傷つけあうのかしら、・・・その理由も知らずに」と二人の絆を取り戻そうと必死に訴えかけている彼女が愛おしいです。

 

 

第9位.Carpenters(カーペンターズ)「For all we know (二人の誓い)」

Carpenters(カーペンターズ)「For all we know (二人の誓い)」がおすすめの理由

「Love, look at two of us」(愛するあなた、私たち二人を見て)という投げかけの言葉から始まる愛の歌です。そして、恋人への言葉は続きます。「私たちにはいろいろな違いがあるけれど、生涯を分かち合い、たくさん語り合う時間があるわ。一緒に暮らす中で『あなたの事はよく知ってるわ』と言えるようになりましょう。」これはまさに、結婚前、恋人に捧げる愛の歌のようです。カレンは離婚を経験していますが、結婚前の幸せの絶頂のころの彼女の気持ちを歌っているように思えてなりません。最後の「Love may grow for all we know」(愛は私たちが思っている以上に成長していくものよ」という歌詞からは勇気をもらえます。

 

 

第8位.Carpenters(カーペンターズ)「Sing(シング)」

Carpenters(カーペンターズ)「Sing(シング)」がおすすめの理由

英語だけではなく、音楽の教科書にも載っているこの曲は、おそらく今では日本中の中学生が知っていることでしょう。カーペンターズの名を世界中に広めた名曲の1つです。カレンのつやのある明るい歌声が、聞く人を元気にしてくれます。もちろん、リズムも軽快で歌っていても自然に心が弾んでくるようです。私が一番気に入っている歌詞は「Don’t worry that it’s not good enough for anyone else to hear」(他の誰かに聞かせるほど上手じゃないからって心配しないで)です。私は人前で歌うことが苦手なので、この歌詞には勇気づけられます。この励ましの言葉は、歌だけじゃなく、他の自信のないことにも当てはまるように思うのです。

 

 

第7位.Carpenters(カーペンターズ)「Only yeterday(オンリー イエスタデイ)」

Carpenters(カーペンターズ)「Only yeterday(オンリー イエスタデイ)」がおすすめの理由

この「only yesterday」はそれまでの1人ぽっちで、寂しかった自分に別れを告げて、幸せに満たされた明日に向かって恋人と二人で歩いて行こうとしている、希望にあふれた1曲です。昨日までの不幸だった自分が、「あなた」に出会えたことで「自分を取り巻く世界が希望に満ちた朝の光で満たされる」とは、どんな人に出会えたのでしょうか。どんな出会い方をしたのでしょうか。もし今、「自分は一人ぽっちで、自分の事なんか分かってくれる人は誰もいない」と寂しく部屋に閉じこもっている人がいたら、その人にこそ、この歌のような素晴らしい恋をしてもらいたいと思うのです。

 

 

第6位.Carpenters(カーペンターズ)「Yesterday once more(イエスタデイ ワンスモア)」

Carpenters(カーペンターズ)「Yesterday once more(イエスタデイ ワンスモア)」がおすすめの理由

「when I was young I’d listen to the radio waiting for my favorite song」(若いころお気に入りの歌を待ちながらラジオを聞いていた)で始まる「Yesterday once more」。私も若いころ同じような経験をしたので、懐かしさがこみあげてきます。まさに、一人で口ずさんで知らないうちに笑顔になって・・・と、この歌詞の通りです。第2パラグラフの「Those were such happy times …How I wondered where they’d gone」(そんな楽しい日々・・・いったいどこに行ってしまったのかしら)はジーンときます。そうですね。あの若いころのきらきらしていた日々はどこへ行ってしまったのでしょうか。その後の「All my best memories come back clearly to me some can even make me cry just like before」(よみがえる最高の思い出たちが私を泣かせるの。ちょうど昔のように)という歌詞にも「その通り」と言いたくなります。

 

 

第5位.Carpenters(カーペンターズ)「Top of the world(トップ オブ ザ ワールド)」

Carpenters(カーペンターズ)「Top of the world(トップ オブ ザ ワールド)」がおすすめの理由

「Top of the world」というタイトルもさることながら、歌詞の内容もまさに、「地球上のあらゆるものはわたしのものよ」と言わんばかりの自信に満ちた幸せいっぱいの曲です。アップテンポで覚えやすいメロディーですが、ちょっと早口で歌わないとなかなか曲についていけないのが玉にキズです。それでも、がんばって歌いたいくらい気持ちが上がる歌でもあります。特に私が好きなのは「I’m on the top of the world lookin’ down on creation …your love’s put me at the top of the world」(世界の頂上から地上眺めている・・・あなたの愛が私を世界の頂上に導いてくれたのよ)という歌詞です。きっとこの歌は誰もが聴くだけでハッピーな気分になれる歌です。

 

 

第4位.Carpenters(カーペンターズ)「I need to be in love(青春の輝き)」

Carpenters(カーペンターズ)「I need to be in love(青春の輝き)」がおすすめの理由

なぜか日本語のタイトルが「青春の輝き」になっていますが、「I need to be in love」という英語のタイトルは、直訳すると、「私は恋する必要がある」です。このタイトルは歌詞の内容をそのまま表しています。そしてこの歌詞はまるでカレンの書いた日記のように私に語りかけてくれます。「The hardest thing I’ve ever done is keep believing」(今までで一番難しかったことは信じ続けること)と初っ端から泣かせてくれます。この歌詞は後の「I used to say ”No promises, let’s keep it simple But freedom only helps you say goodbye」(『約束なんかいらない。シンプルな関係でいましょ。』と私は言ったものね。でも、自由はあなたに別れの言葉を言うわせただけ)に繋がります。なんて切ない失恋ソングでしょうか。でも、胸がキュンキュンしてとても好きなのです。

 

 

第3位.Carpenters(カーペンターズ)「close to you(遥かなる影)」

Carpenters(カーペンターズ)「close to you(遥かなる影)」がおすすめの理由

この「close to you」はまさに恋する乙女の心情を歌ったものです。しかも、片思い。彼女がどれほど彼に恋い焦がれているかは「On the day you are born, the angels got together…They sprinkled moon dust in your hair of gold and starlight in your eyes of blue」(あなたが生まれた日、天使たちが集まって・・・あなたの金色の髪は月の雫で、青い瞳は星の光で満たしたの)という詞的な歌詞に絶妙に描かれています。そして、複雑な思春期の女の子の気持ちも次のこの歌詞に憎いほどにうまく描かれています。「That is why all the girls in town follow you all around just like me, they long to be close to you」(だから、町中の女の子たちがあなたの後をついていくの、私みたいに。どうしてもあなたの近くにいたいから。)こんなにかわいいラブソングはなかなかないと思うのです。

 

 

第2位.Carpenters(カーペンターズ)「Masquerade(マスカレード)」

Carpenters(カーペンターズ)「Masquerade(マスカレード)」がおすすめの理由

「マスカレード」(仮面舞踏会)はまさに大人の歌です。カレンのハスキーな声が、よりセクシーに聞こえてきます。この曲の素晴らしさはムードたっぷりの流れるようなスローなテンポにあります。それはまるで、「夜は更けていくけれど、これからが大人の時間。昼間の顔を仮面で隠して、刹那の大人の恋をしましょう。」と誘っているようです。でも本当はこの歌は、恋に破れた悲しい歌なのです。自分たちを仮面舞踏会で迷って離れ離れになった恋人同士になぞらえて、後悔にも似た思いをセンチメンタルに歌いあげているのです。この歌を聞くと若いころの切ない気持ちを思い出して胸がキュンとしてきます。

 

 

第1位.Carpenters(カーペンターズ)「Superstar(スーパースター)」

Carpenters(カーペンターズ)「Superstar(スーパースター)」がおすすめの理由

この「スーパースター」は失恋の歌です。でも、ただの失恋ソングではありません。歌の中では、彼はスーパースター(おそらく有名ギターリスト)なのです。昔まだ恋人だったころを思い出しながら、今はラジオで彼の甘く澄み切ったギターの音色を聴いている彼女。この歌を聞いていると、歌詞の中のスーパースターは実はカレン自身なのではないかと思います。そう思って聞いてみてください。物悲しい歌声がより一層胸に迫ってきます。カレンは短い生涯の間ずっと、真実の愛を求めて、もがき苦しんでいました。有名になればなるほど、彼女の求める真実の愛は遠くに逃げて行ってしまう。そんなカレンのやるせない思いがこの歌には凝縮されているように思えてなりません。そして、この歌を聞くと、カレンの気持ちに少しでも寄り添えた気持ちになれます。だから、私はこの歌が一番好きなのです。