エレファントカシマシおすすめの曲ランキングTOP10

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エレファントカシマシおすすめの曲ランキングTOP10

いつもそこにいたアーティストなのに、真剣に向き合っていなかった気がしたので、起死回生の一曲となった「悲しみの果て」からは連続してずっと聴いています。歌謡曲のように歌える曲がある一方で、メロディーもリズムも気にせずに唯我独尊的に突っ走りシャウトしまくる姿に驚愕するばかりの歌であったり、音楽なのか朗読なのかと困惑する部分があったりしつつも、目が離せないアーティストです。紅白出場のとき、めちゃくちゃ嬉しくなったのを覚えています。

 

 

第10位.エレファントカシマシ「笑顔の未来へ」

エレファントカシマシ「笑顔の未来へ」がおすすめの理由

エレファントカシマシにとって笑顔は似合わないくらいのイメージが強いので、とても違和感がある一方で、しかし音楽を聴いている方は笑顔になれるよなと再確認できる曲です。バンドとしての方向性よりも、音楽で食っていけるんだぜという強い自信を感じられる演奏なので、安心して聴くことが出来ます。安心感よりもハラハラするくらいの方が丁度良いバンドなのですが、だからといってレコード会社と契約打ち切りとかはイヤなので、これからも新曲を出し続けて欲しいと感じています。自分自身の転機や、誕生日前の不安定な感情の時に聴くと、不思議と落ち着きます。

 

 

第9位.エレファントカシマシ「新しい季節へキミと」

エレファントカシマシ「新しい季節へキミと」がおすすめの理由

自分が現状に満足していないのに、かといって打開策も改善策もない状態で、完全に行き詰まっているような心理状態のときに聴くと、なぜか興奮してくる感覚になれる歌です。トランスではなく、骨太のロックなのだと認識できる一曲であり、とりあえず自己肯定して現実の困難を乗り越えてから、とやかく理屈をこねようじゃないか、とストレートに人生を肯定できるようになります。反省ばかりしているくらいなら、この歌を聴いて理由も根拠も関係なしに前向きに生きている方が良いと思います。そんなふうに自分の人生を肯定しながら、口ずさめる歌なのです。

 

 

第8位.エレファントカシマシ「桜の花、舞い上がる道を」

エレファントカシマシ「桜の花、舞い上がる道を」がおすすめの理由

日本人が花見を好きなのは、常識的なくらいのものですから、桜の歌と言えばしんみりと心にしみてくるものなのですけれども、エレファントカシマシが歌う桜吹雪の歌は、どうしようもなく孤独な感じがして身につまされる想いがします。孤独で、まるで流浪人かサムライのような気分になれるので、みんなで花見をしているだけではなく、ふとした夜道を一人歩きながら物思いに耽ってしまう時などに、自然と口にできる曲です。桜の歌は軽快な雰囲気の曲が多い気がしますが、エレファントカシマシはドラムとベースを、しっかりと聴かせてくれているのも嬉しいポイントです。どしんと低温を響かせながら聴くと、すごく落ち着いてきます。

 

 

第7位.エレファントカシマシ「so many people」

エレファントカシマシ「so many people」がおすすめの理由

ロックのイメージよりも、パンクなテクノの雰囲気を漂わせているナンバーなのですが、おそらくはボーカルの周波数がテクノ的なのではないかと感じています。サビを熱唱してしまう曲なので、ライブで演奏が始まると大興奮しますが、アコースティックな雰囲気で演奏されるのも味わい深いので、とてもレンジの広がりのある音楽です。エレファントカシマシの音楽性が豊かであることを象徴する一曲なのですが、暴走気味なボーカルの印象が強いので不良っぽさのほうが勝っています。自分が好きでも、他人がどう思うのかは別の問題なので、こっそりとヘッドホンで聴いていたくなる一曲です。

 

 

第6位.エレファントカシマシ「コールアンドレスポンス」

エレファントカシマシ「コールアンドレスポンス」がおすすめの理由

日頃のウヤムヤな気持ちを発散させたいときは、ラブソングではありません、まさしくこのような歌こそが一番なのです。このようなタイプの歌を作って演奏できるバンドが少ないのではないかと危惧していますが、エレファントカシマシは現役なので嬉しい限りです。願わくば、現在の実力とセンスで再録音して欲しいと願っています。というのも、年齢を重ねれば重ねるほどにロックバンドとして鋭利になってきている気がするからです。当時もとんがっていましたが、現在の方が良い意味でとんがっているような気がします。余計な脂肪が、まるでない肉体のように、音楽が精悍です。大人にこそ聴いてほしいと思える歌です。

 

 

第5位.エレファントカシマシ「風に吹かれて」

エレファントカシマシ「風に吹かれて」がおすすめの理由

エレファントカシマシの作品中で、とてもホッとできる歌です。彼らには風が似合う気がしていましたので、タイトルを見た瞬間から好きになってしまった歌です。さすらいの風というよりも、都会で暮らしているのに荒野を放浪しているかのような感覚を漂わせている音楽に仕上がっています。東京の臨海ではなく団地のある景色に似合いそうな音楽性も、ときどき無性に聴きたくなる理由のひとつです。灰色の団地と、垣間見えている青空のコントラストが、写実的に思い浮かんでくる一曲なので、のんびり過ごしたいときに聴くと気分が落ち着くから不思議です。

 

 

第4位.エレファントカシマシ「悲しみの果て」

エレファントカシマシ「悲しみの果て」がおすすめの理由

エレファントカシマシにとって起死回生の曲であり、リアルタイムで聴いた人にとっては、とてつもない応援歌です。この歌の歌詞とは別に、この歌の存在そのものが力強いメッセージになっていますので、いまでも大切に聴き続けています。シンプルなリズムと、抑揚のあるメロディーは、エレファントカシマシがメロディーメーカーとしてもすぐれていることを証明しています。分かりやすくも奥深い歌詞なので、どんな精神状態のときに聴いても、勇気づけられますし、元気づけられるのです。カラオケでは静かにも歌えるし、叫ぶこともできるし、人間の呼吸と躍動を最大限に描いているロックナンバーです。まさに神曲。

 

 

第3位.エレファントカシマシ「今宵の月のように」

エレファントカシマシ「今宵の月のように」がおすすめの理由

エレファントカシマシの代表曲であり、自分にとっても大好きなナンバーです。神曲という故障をしてしまうのが、それだけでは不足してしまうのではないかと感じる奇跡の一曲です。リリースされた当時は、すごく良い曲だなとしか思っていませんでしたが、とにかくカラオケで歌って歌いまくって、なんとなく自分に馴染んできたかなと思い始めたときに彼らの演奏と歌を聴くと、ぜんぜんかなわないやと降参してしまう作品です。圧倒的な存在感を放つようになったエレファントカシマシですが、この歌の認知度が良い意味て゛作用しているのではないかと感じるときがあります。なにしろ名曲であり、歌詞も素晴らしいですし、年齢を重ねてから聞けば聞くほどに身にしみるのです。紅白での熱唱は、本当に素晴らしかったですし、宮本さんがか主として力量の高い天才的な存在なのだと再認識させられます。

 

 

第2位.エレファントカシマシ「戦う男」

エレファントカシマシ「戦う男」がおすすめの理由

エレファントカシマシの厳しさと荒々しさが濃縮されている、日本でも屈指のロックナンバーです。シンブルな演奏だからこそ、彼らが唯一無二のロックバンドであることを証明してくれます。ひずみまくっているギターの音色が、戦闘的な状況でしか生きていく術のない男たちを見事に描き切っているので、仕事でもボランティアでも懸命にならざるを得ない状況下で脳内再生しています。ドライブ中に聴いてしまうと、やや性格が昂って荒々しくなってしまうのですが、まぎれもなく生産性が向上する歌です。前向きよりも前向きで、勢い余って敵も味方を倒してしまいかねないリスクを感じさせる音楽ですが、ヘッドホンで聴くと繊細なバランスでバンドサウンドに整っていることを思い知ることが出来ます。歴史的な名曲です。

 

 

第1位.エレファントカシマシ「俺たちの明日」

エレファントカシマシ「俺たちの明日」がおすすめの理由

人生の賛歌です。これほどまでに自分を励ましてくれる歌はないのではないか、と感じています。応援歌は世の中にたくさんありますが、このロックならではのミディアム店舗とシャウトできるスタイルで、しかしお洒落なセンスにも満ち溢れていて、応援歌だけれども泥臭くないところも素敵です。エレファントカシマシには泥臭さも似合うのですが、この歌には礼儀正しさと小生意気さも加わっていますし、なんといっても少年時代から大人の事情を背負う時代に至るまで、断続することなく生き続けてきた者たちならではの余裕と寛容ささえ感じられるのです。男として、父として、友として、なんだかもう人生そのものを素晴らしいものだと叫んでしまいたくなる、愛と人生と歓喜の讃歌です。素晴らしすぎて、涙が出てきます。いったい何度、聴きながら泣いてきたことか。嬉しい涙です。