岩崎宏美おすすめの曲ランキングTOP10
私が岩崎宏美さんというアーティストの方を好きな理由は、確かな歌唱力と天性といっていい美声で心に響く歌を歌える歌手であるからです。また私はテレビの2時間ドラマが大好きなのですが、岩崎宏美さんの曲は昔数多く放映していた「火曜サスペンス劇場」のテーマ曲になっているのも好きな理由の1つです。
第10位.岩崎宏美「思秋期」
岩崎宏美「思秋期」がおすすめの理由
この「思秋期」という曲は岩崎宏美さんの11枚目のシングル曲であり、1977年に発売されました。歌詞の内容としては18歳から19歳になる時期の、いわば青春時代と言える時代なのですが、光輝く未来が待っているという明るい感じではなく傷つきやすい青春時代のはかなさと秋の物悲しさをしっとりと歌い上げているような曲調です。この年代を表現する言葉としては「思春期」という言葉がありますが、それに対してこの「思秋期」とは青年から年老いていく時期を表しているそうです。曲調としても青春時代の若々しさと言うよりはかなりの物悲しさを感じるのですが、こういった曲をデビューからわずか2年後にあっさり歌い上げてしまうところに岩崎宏美さんの確かな歌唱力を感じずにはいられません。しっとりと聴けるいい曲です。
第9位.岩崎宏美「二重唱(デュエット)」
岩崎宏美「二重唱(デュエット)」がおすすめの理由
この「二重唱(デュエット)」という曲は岩崎宏美さんの記念すべき1枚目のシングル曲であり、1977年に発売されました。この曲でデビューすることになる岩崎宏美さんですが、歌詞の内容としてはあなたと私がいて、ほかには何もなくてあなたが好きですというような至ってシンプルな内容です。岩崎宏美さんも若くてとても清純な感じなのですが、やはりこのデビュー曲の時点ですでに相当に高い歌唱力とその美声を持っていることが十分に証明されることになったと感じます。これからかなりの活躍をしそうだと予感させるには十分だったデビュー曲であります。
第8位.岩崎宏美「万華鏡」
岩崎宏美「万華鏡」がおすすめの理由
この「万華鏡」という曲は岩崎宏美さんの18枚目のシングル曲であり、1979年に発売されました。この曲は何と言っても出だしのインパクトが抜群です。いきなり「夢だと言って嘘だと言って幻だよとあなた」という一体何ごとなのかという歌詞から始まります。そしてその後の歌詞の展開をみていくとどうやら主人公の彼女はドアの隙間から彼氏の浮気現場の一部始終を目撃してしまうという感じです。それで胸が熱くなってきてどうかこれは夢や嘘であってほしいという内容だと私は考えますが、そこに万華鏡というきれいなものを取り合わせてきているのがこの曲の面白い部分だと言えます。もちろん岩崎宏美さんの歌唱力と美声はこの曲でも健在です。
第7位.岩崎宏美「未成年」
岩崎宏美「未成年」がおすすめの理由
この「未成年」という曲は岩崎宏美さんの45枚目のシングル曲であり、1988年に発売されました。この曲は結婚が決まって自分の名字が変わることをおそらくは青春時代に付き合っていた昔の彼氏に知らせるところから始まります。ただその後の歌詞の展開を追っていくと「みんな」とか「仲間たち」といったフレーズが出てくるのでどうやら仲良しグループのメンバーがいてその中の1人と付き合っていたのではないかと想像できます。ただいつまでも昔の思い出を大切にしているような内容で、やはりサビの「ねえみんないくつになっても未成年」という部分は心にグッとくるものがあります。この歌詞の内容を岩崎宏美さんの美声がさらに引き立たせてくれているいい曲です。
第6位.岩崎宏美「25時の愛の歌」
岩崎宏美「25時の愛の歌」がおすすめの理由
この「25時の愛の歌」という曲は岩崎宏美さんの38枚目のシングル曲であり、1985年に発売されました。この曲は日本テレビで過去に放送されていた火曜サスペンス劇場の主題歌にも使われていました。歌詞の内容としてはあなたとずっと一緒に生きていきたいという感じに私は感じるのですが、そこに永遠性を持たせたいということで25時という時間とそれを感じさせる白夜というものを取り合わせたといった感じでしょうか?この曲では何と言ってもサビの「Rememberなんと美しい白夜」の部分で岩崎宏美さんの最高の美声を聞くことができます。何回聞いても飽きることがなくて、火曜サスペンス劇場の世界観にもピッタリの名曲だと言えます。
第5位.岩崎宏美「愛という名の勇気」
岩崎宏美「愛という名の勇気」がおすすめの理由
この「愛という名の勇気」という曲は岩崎宏美さんの48枚目のシングル曲であり、1993年に発売されました。この当時には岩崎宏美ではなくて益田宏美という名前での発売であり、この曲も火曜サスペンス劇場の主題歌になっていました。歌詞の内容を見ていくと、みんな過ちを繰り返しながら生きていて、どうして人は傷つけあうのでしょうとかあなたとの運命を信じたいとかまさしくこれこそサスペンス劇場といった曲に仕上がっています。そしてこの曲でも岩崎宏美さんの美声は健在であり、サビの部分の「眠れぬ夜を超えて」は何度聞いても飽きないようなしっとり感が存分に発揮されている名曲になっています。
第4位.岩崎宏美「橋」
岩崎宏美「橋」がおすすめの理由
この「橋」という曲は岩崎宏美さんの35枚目のシングル曲であり、1984年に発売されました。この曲も火曜サスペンス劇場の主題歌になっています。タイトルになっている「橋」は現実の橋というよりもあなたと私を結ぶための橋という意味合いで使われています。それから他の歌詞を見てみると「運命の道しるべにしたがう哀しみ」とか「まぶしい日々が燃えます」とかまさしく火曜サスペンス劇場の世界観にぴったりです。そしてサビの部分の「ありがとう愛させてくれてありがとう愛してくれて」の歌詞がまた心に深く突き刺さってくる感じがします。最初から最後までしっとりとした感じが心地よく聞ける1曲になっています。
第3位.岩崎宏美「夜の手のひら」
岩崎宏美「夜の手のひら」がおすすめの理由
この「夜の手のひら」という曲は岩崎宏美さんの41枚目のシングル曲であり、1986年に発売されました。この曲も火曜サスペンス劇場の主題歌になっています。歌詞の内容を見ていくとこの曲もまさしくサスペンスという趣です。というのも「あなたにとって私は愛ですか」、「私にとってあなたは全てです」という強烈な愛を感じさせる歌詞が来て、最後には「あなたにとって私は愛ですね」といういつのまにか確定形にしてしまっています。実際にこのような感じですとストーカーと言われかねないような感じもしますが、サスペンスの主題歌としてはこれほどぴったりな曲もないかと思われます。もちろん岩崎宏美さんの歌唱力の高さがあって素晴らしい曲になっています。
第2位.岩崎宏美「家路」
岩崎宏美「家路」がおすすめの理由
この「家路」という曲は岩崎宏美さんの32枚目のシングル曲であり、1983年に発売されました。この曲も火曜サスペンス劇場の主題歌になっています。この曲の歌詞の内容を追っていくと、どうやら主人公の愛するあなたはほかの人を抱いてしまったみたいです。それも「迷子の子猫を抱き上げた両手」という歌詞から察するにあなたよりかなり若い年齢で身寄りがない子をほっておけなかったという感じに取れます。ただ主人公の方も「言葉のかわりに唇で許してあの日のあやまちを」と言っているので魔が差してしまったのか浮気をしてしまったのでしょう。ただそれでもずっとあなたを待ち続けるというこの曲もまさしくザ・サスペンスという曲になっています。高い歌唱力を持つ岩崎宏美さんですが、この曲ではどちらかと言えばあっさりと歌い上げているような印象がする曲になっています。
第1位.岩崎宏美「聖母たちのララバイ」
岩崎宏美「聖母たちのララバイ」がおすすめの理由
この「聖母たちのララバイ」という曲は岩崎宏美さんの28枚目のシングル曲であり、1982年に発売されました。この曲も火曜サスペンス劇場の主題歌になっていますが、この曲では歌謡大賞のグランプリを取ったり、有線大賞の有線音楽賞を取り、選抜高校野球大会の入場行進曲に使われるなどしました。私の年代の人間にとってはもはや説明不要とも言えるような名曲なのですが、強い母性愛を強烈に打ち出しています。もちろん歌詞、歌唱力ともに素晴らしいのですが、こういった曲を当時アイドル歌手であった岩崎宏美さんが歌ってしまうところに彼女の実力の高さがあると言えます。何度聞いても素晴らしいの一言に尽きる最高の名曲です。