銀杏BOYZおすすめの曲ランキングTOP10
特に初期のメンバーの4人が掻き鳴らす音が大好きです。ゴイステの頃からのファンですが、ゴイステが青春だとしたら銀杏は人生みたいなもんだなと思っています。それぐらい自分にとって大切なバンドです。決して綺麗な音ではないけど生き様を感じれる音を鳴らしてくれる銀杏BOYZが大好きです。そんな銀杏BOYZのおすすめの曲をランキング形式でご紹介します。ぜひ聴いてみてください。
第10位.銀杏BOYZ「ぽあだむ」
9年ぶりに発売されたアルバムに収録されたこの曲はこのアルバムのキラーチューンだと思います。ドロドロしてて血生臭くて汗臭い銀杏BOYZの曲の中でも最高にポップで可愛くて誰が聴いてもきっと楽しい気持ちになれる曲です。
MVでは一般公募の女の子たちの投げキッスが終始流されていてそれもとっても可愛くて曲に合っています。失恋や片想いの曲が多い銀杏BOYZですが、この曲は大切な人のことを歌った曲なんじゃないかなあと思います。すこし恥ずかしそうな感じが伝わってくるところも可愛くて好きです。最初から最後までとってもハッピーな気持ちで聴ける曲です。
第9位.銀杏BOYZ「あの娘に1ミリでもちょっかいかけたら殺す」
タイトルからしてやばい感じですが内容もかなりやばいです。君のパパを殺したいって連呼してしまうってもう終わってるじゃんって思ってしまいます。でもその後に僕が君を守るからって言われちゃったらこの一言で完全にノックアウトです。
どうぞさらってくださいって感じです。大好きな子のママが新しいパパと暮らしてしまうから君が転校してしまう、それを阻止するために君のパパを殺したい、って、それならもうなんか許してしまうよ、って思ってしまいます。両思いでも何でもないけどそこまで思ってくれたら好きになってしまいますね。みんなで君のパパを殺したいって歌っちゃうところが最高です。
第8位.銀杏BOYZ「SEXTEEN」
ゴリゴリのベースの音から始まるこの曲はいい意味で単調で、でもガンガン攻めてるところがとても好きです。言葉の表現がすごく過激で一歩間違えば犯罪者になりそうなくらい危ういのにその危うさがとても魅力的でとても愛情を感じます。
僕の目ん玉と内臓と排泄物を君に捧げてしまったり、君のぬめった汗も涙も叫び声も僕はさらってしまったり、こんな事されたら絶対嫌なのに峯田くんが言うと全部許せてしまえて、それ以上になんて素敵なことを言うんだろうって思えてしまいます。ずっと単調なメロディが続くけど最後の愛を滴らしてってとこの演奏とメロディの哀愁漂う感じが堪りません。最高のラブソングです。
第7位.銀杏BOYZ「No Future No Cry」
闇を切り裂くようなギターの音でゆったりと始まるこの曲はそのままの流れでいくのかなあと思いきやベースのリズムでアクセル全開。最高潮を迎えます。そっからはずっと最高値をキープしたままずっとテンション上がりっぱなしです。
屋上から飛び降りるスピードで美しいあなたを抱きしめていたい、ってよくこんな素敵な歌詞書けたなあって初めて聴いた時の衝撃はかなりデカかったです。今まで聴いてきた楽曲の歌詞の中でも一番を争うぐらいこの歌詞が好きです。人生に思い悩んだ時に、未来はないけど泣いちゃダメさって言葉に何度も助けられました。きっとこれからもこの曲に何度も助けてもらうんだろうなあって思います。
第6位.銀杏BOYZ「新訳 銀河鉄道の夜」
ゴーイングステディの頃から歌われている銀河鉄道の夜がこれでやっと完結できたな、と思いました。三枚のアルバムにそれぞれのアレンジで収録されたこの楽曲はすごく大切な曲だから何度もアレンジ変えて歌ったんだろうなあと。
10年以上の時を経て完結できたんじゃないかなって思います。それぐらいこの新訳は完璧でした。この曲を聴くとまるで見てきたかのように情景が広がります。個人的にサビのベースがとても好きでこの曲の全てを優しく包み込んでいる感じがします。8分越えの曲ですがそんな時間を感じさせないくらい聴き入ってしまう曲です。
第5位.銀杏BOYZ「十七歳(・・・Cutie girls don’t love me and punk.)」
1分半にも満たないこの曲ですがアルバムの中での存在感は上位争いに入るほどです。銀杏BOYZの同時発売の初期作2枚のうちDOORの方の一曲目に収録されています。順番的には君と僕の第三次世界大戦からDOORを聴くのが正解みたいなんですが逆で聴いてしまったので初めて聴いた銀杏BOYZの曲がこの十七歳でした。
冒頭の台詞がもうその通りって感じで何度聴いてもスカッとしてしまいます。かなり攻めてるイントロですがサビのギターとベースのリフがめちゃくちゃポップで逆にそれが切ないです。十七歳のどうしようもない気持ちがあのサビのメロディ全面に押し出されたんだと思います。
第4位.銀杏BOYZ「援助交際」
めちゃくちゃ切ない曲だと思っています。大好きなあの子はどこかの誰かと援助交際してるなんて辛すぎます。ブランド品なら僕が全部買ってあげるからって、それでもあの子を救えないなんてなんかもう救いようがなくって。だけどメロディは明るいんです。
眠れない夜を優しく包む恋のメロディとはこの曲のことじゃないかなって思うぐらいメロディが優しい。そのギャップにさらに悲しくなってしまうんです。曲のラストでイギリスのパンクバンドThe Jamのin the cityを演奏するところも大好きです。この曲の主人公はジャムが好きなのかなあと勝手に妄想したりしています。
第3位.銀杏BOYZ「トラッシュ」
疾走感が最高です。中高生時代の悶々とした気持ちを包み隠さず歌っています。好きなアーティストの名前を言っていくところが好きです。学生の頃これを聴いて峯田くんはこういう音楽聴くのかーといろいろと参考にさせてもらいました。
いろんな音楽を聴くきっかけになった曲でもあるかもしれないです。幸せそうな恋人たちを電動ノコギリでバラバラにしたいよって歌詞にめちゃくちゃ笑ったし、わかるわかる!って思いながら聴いていました。こういうことをさらっと言っちゃうところも大好きです。1000回目の妄想、1000回目のキスをした、って歌詞に友達がドン引いていたのが懐かしいです。とても素敵なことを言ってると思うんだけどなあ、って心の中で思った記憶があります。
第2位.銀杏BOYZ「漂流教室」
夕暮れがとてもよく似合います。希望もきっとあるんだろうけど終末感が拭えない曲だと思っています。このまま世界が終わってしまうかもしれない、けどこのまま終わってもこの世界はきっと美しいままなんだろうなって、それでもいっかって思わせてくれる曲です。
今まで出会えたすべての人々にもう一度いつか会えたらどんなに素敵なことだろうっていう歌詞にとても感銘を受けました。絶対全員になんて会えないけど、もし会えたらそれってすごいことなんだよなあって。全員は無理かもしれないけれど会える人には会えるときに会わなくちゃって再確認させられました。ラストのドラムとベースとギターの掛け合いがめちゃくちゃ好きです。
第1位.銀杏BOYZ「夢で逢えたら」
銀杏BOYZの中で一番のキラーチューンだと思っています。最初から最後まで疾走感がたまりません。純粋な片想いの気持ちを歌っていて胸を締め付けられます。君に彼氏がいたら悲しいけど君を想うことがそれだけが僕の全てなのさっていう歌詞にどれだけ救われてどれだけ打ちのめされたことか。
本当は両想いになりたいはずだし夢の中で会えて満足なんか到底できないはずなのにそれでもいいと歌ってしまうこの曲の純粋さには脱帽です。サビでcause I love youってコーラスが入るところがあるんですが、この台詞をコーラスに入れちゃうところもめちゃくちゃお洒落で大好きです。パワーポップだと思ってます。