ももいろクローバーZおすすめの曲ランキングTOP10
ももいろクローバーZは楽曲の完成度が高く、さまざまなアーティストから曲を提供してもらっていることでバラエティに富んだ多様な曲を持っていることも強みだと思います。ライブパフォーマンスや表現力も向上し、さまざまな曲を自分たちの色で表現することができるようになったことで、ライブアーティストとしての魅力が高まっているのも好きなポイントです。
第10位.ももいろクローバーZ「Decoration」
クールでかっこいい曲ダンスナンバーで、ところどころ歌詞が詰め込まれている部分や独特のテンポ感のある曲であるため、踊りながら歌うことが難しい曲でもありますが、余裕の表情で歌いこなしてしまうあたりに、メンバーそれぞれの成長が感じられる曲でもあります。ただ単に元気な歌だけを歌うのではなく、Decorationのようなシックで洗練された楽曲を持っていることがももクロの魅力でもあり、多様な歌を歌いこなすだけの技量もありつつ、アイドルとしての振り幅の広さを感じさせてくれる楽曲になっています。カップリング曲という位置づけですが、このような楽曲の完成度にももクロの強みを見ることができます。
第9位.ももいろクローバーZ「青春賦」
本人たちが主演した映画「幕が上がる」の主題歌としても使われた楽曲で、学生時代を描いた卒業ソングとなっています。曲中にはメンバーそれぞれに台詞が用意されており、映画と一緒に曲を聞くことで、より感慨深い曲となりました。ピアノを中心とした合唱曲のようでもあり、メンバーそれぞれの歌声がよりクリアに聞こえるシンプルな構成も良いと思います。メロディラインが綺麗なのでコンサートなどで披露する際にもピアノだけの編成で十分聞けてしまうというのは、本人たちの歌唱力はもちろんですが、この曲自体の素晴らしさがあると思いました。
第8位.ももいろクローバーZ「未来へススメ!」
ももいろクローバー時代にリリースされたセカンドシングルで、和風テイストなポップソングとなっています。和風路線で活動していた当時のももクロの雰囲気を味わえる貴重な楽曲でもあります。ひたすら前向きな歌詞が背中を押してくれるような1曲で、聞いていてほっこりするような、まさにアイドルソングといった曲です。ダンスも歌も今と比較するとシンプルな曲なのですが、それだけにストレートにメッセージが入ってきて、成長した今のももクロが歌うことでまた違った味わいを見せる曲でもあり、いつまでも色あせない魅力が詰まっています。
第7位.ももいろクローバーZ「BLAST!」
オリンピックをモチーフにしたMVにはアスリートが多く出演しており、スポーツに頑張る人々に贈るももクロ流の応援歌のような楽曲です。Aメロから重低音のサウンドが鳴り響き、サビで一気に盛り上がるような構成は聞いている人のテンションを否が応でも上げてくれます。曲の途中にはラップパートやマーチングバンドのパーカッションを意識したような音も聞こえてきて、鼓舞するようなサウンドと力強い歌声が特徴の熱量が高い1曲となっています。曲の完成度が高く、結果的に有安杏果在籍時のラストシングルとなったことから5人体制でのももクロの集大成とも言える楽曲です。
第6位.ももいろクローバーZ「Z女戦争」
「ティカ・α」こと、やくしまるえつこが作詞・作曲を担当している楽曲で、1曲の中で目まぐるしく曲調が変わっていく唯一無二の個性を持った楽曲です。歌われる歌詞もまさにやくしまるえつこ節といった感じで、聞く者の頭に残る歌詞と音楽は、ももクロの楽曲の中でも随一の中毒性といえます。聞けば聞くほど魅力を感じることができるということに加え、いつ聞いても変わらずに良い曲だと思えることから、ももクロ屈指の名曲と言えるのかもしれません。またどんな曲でも歌いこなせてしまうももクロの対応力の高さが垣間見える楽曲でもあります。
第5位.ももいろクローバーZ「BIONIC CHERRY」
円陣を組むような最初のフォーメーションや「ずっきゅん」から始まるイントロが印象的な曲で、サビから始まるアップテンポな曲です。終始テンションの高いももクロらしい曲で、後半のサビパートの畳みかけから大サビに持っていく力技のような展開で熱量を上げていきます。さんざん盛り上げた挙句、最後にメンバー全員で手を振って終わっていくのですが、アウトロがなくサビで始まりサビで終わっていくという構成が曲の内容の割にあっさりとしていて、潔い感じが良いと思いました。聞いた後に余韻がいつまでも残るような1曲になっています。
第4位.ももいろクローバーZ「行くぜっ!怪盗少女」
ももいろクローバーZの前身となる「ももいろクローバー」の記念すべきメジャーデビューシングルであり、ももクロの存在を世の中に知らしめた曲でもあります。ポップなダンスナンバーですが、怒涛のような速さで入れ替わるパートや百田夏菜子による「エビぞりジャンプなど」見どころが満載の曲で、お祭りソングであり、キラーソングとも言えるももクロを代表する1曲でもあります。4分間の曲ですが、時間を意識させずに終わっていくほど技巧が凝縮された曲となっており、最初から最後まで同じ熱量で歌われているももクロにしか歌えない曲だと思います。
第3位.ももいろクローバーZ「マホロバケーション」
楽曲のクオリティ、歌詞の世界観やダンスなど、新しいももクロの幕開けを感じさせてくれるようなアップテンポなナンバーとなっています。生バンドでコンサートを行なう機会が増えたことでライブアレンジを意識した楽曲も増え、マホロバケーションもライブ映えする楽曲のひとつです。軽快なベースラインから早いテンポでの歌唱、目まぐるしく移り変わるダンスなど、お祭りソングのような盛り上がれる曲の中にかっこ良さを加えた現在のももクロのパフォーマンススタイルを思わせる楽曲でもあり、かっこ良くてかわいいももクロの魅力が堪能できる曲です。
第2位.ももいろクローバーZ「Chai Maxx」
ダンスが印象的な楽曲で、プロレスラー・武藤敬司を彷彿とさせるような振り付けが入っているほか、見ているこちら側も思わず一緒に踊りたくなる曲です。ももクロの楽曲の中でも独特な雰囲気を持った曲で、かっこいい曲というわけでもかわいい曲というわけでもなく、他のアーティストやアイドルの曲と比較しても分類の難しい曲です。強いて言えばとても熱い曲で、ももクロのために生まれた曲と言えるのかもしれません。このような楽曲があること自体が素晴らしいことで、どのグループでも持っているというわけではないと思うので、このような曲をシングルとは別で持っているというところに凄みを感じました。
第1位.ももいろクローバーZ「空のカーテン」
元チャットモンチーのドラマーでもあった高橋久美子が作詞を提供した楽曲であり、情景が浮かんでくるような歌詞の世界観が印象的な曲で、メンバーそれぞれが歌うことでドラマを見ているような気持ちにさせてくれます。青春の一部分を切り取ったような切ない歌詞は、元気なももクロとはひと味違った魅力を引き出してくれています。間奏明けの百田夏菜子のソロパートにはこの楽曲のメッセージが凝縮されており、セリフのような歌が彼女の歌声を通して心に突き刺さります。別れの季節の訪れを歌ったももいろクローバーZの隠れた名曲でもあります。