大森靖子おすすめの曲ランキングTOP10

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大森靖子おすすめの曲ランキングTOP10

歌詞の破壊力がいつでもすごいです。大丈夫だからね、と寄り添われている気がします。人の曲を作詞作曲していても、大森靖子だなって分かります。世間ではメンヘラだとよく批評されていますが、単純に作詞作曲とギターと歌が上手いところが好きです。

そんな大森靖子さんのおすすめの曲をランキング形式でご紹介します。ぜひ聴いてみてください。

 

 

第10位.大森靖子「IDOL SONG」

有名なアイドルから無名のアイドルまで、めいっぱいアイドルの挨拶が出てきます。曲の一部がTik Tokにも使われているので、(大森靖子の曲とは認識されていないかも知れませんが)たくさんの年代に聞かれていると思います。「ねえアイドルになりたい」の歌詞から始まり、これでもかというほど正しいアイドルの言葉が並びます。

大森靖子の職業はアイドルではなく超歌手なので「なりたい」なのでしょうけど、アイドルへの愛を詰め込みに詰め込んだ、アイドル目線の、唯一無二の曲なのではないかと思います。アイドルを好きな人には最高の曲、そうでない人もアイドルに興味を持つきっかけになるのではないでしょうか、

 

 

第9位.大森靖子「REALITY MAGIC」

この曲が入っているアルバム名「クソカワparty」という歌詞の繰り返しから始まり、曲調、音も相まって「可愛らしい曲が始まるのかな?」という気分になります。しかしそれは一瞬だけ。

「音楽は魔法ではない」と主張する大森靖子が、「魔法が使えない私にしかできない」ことを歌っている、まさに「REALITY MAGIC」であり、エグい歌詞に刺されます。でも、ただエグくて暗くなる訳ではありません。悲しみを咲かせて、絶望を活かして、地獄もパラダイスだと、寄り添ってくれます。1人じゃないよ、ではなく、孤独は財産なんだと教えてくれるような曲です。

 

 

第8位.大森靖子「君と映画」

曲も歌詞もMVも綺麗にギターの音でまとまった印象ですが、実は「私に新しい神様買ってよ」とか「オリジナルなんてどこにもないでしょ」とか「君と新しい人生を作るの、コピーページにはならない」とか、時代とか思想なんて自分には関係ないけど、誰も0から1を生み出している訳ではないんだと、核心をついてくる歌詞に深読みさせられます。

そして、これを聞いた後には、映画「ワンダフルワールドエンド」と、同じ大森靖子の曲「ミッドナイト清純異性交遊」のMVをおすすめします。何倍も曲全体の意味が伝わってくると思います。もう一度聞きたくなります。

 

 

第7位.大森靖子「TOKYO BLACK HOLE」

東京のことを「見晴らしのいい地獄」と表現する曲、他には絶対ないと思います。醜い世界を嫌というほど見てきて、でも人が生きてるってちゃんと綺麗だったよね、と言える曲です。終始透明感を失わずそれでも歌詞のひとつひとつがナイフになって人の心に刺さっていきます。

刺さったナイフは痛みだけではなく、キラキラに変わって、つらいことや不安が消えるなんて大袈裟なものじゃないけど、明日も生きてもいいかもしれないなと思ってしまいます。大森靖子の中では歌詞も曲調も珍しい構成ですが、「やられた」という気持ちで好きになってしまいました。

 

 

第6位.大森靖子「非国民的ヒーロー」

神聖かまってちゃんのの子さんとギターを持って向かい合ったり背中合わせになったりするMVが素晴らしいです。二人とも、何かしらで炎上して話題になりメンヘラだと言われ、パフォーマンスが破天荒なところばっかりが世間の目に晒されているイメージですが、二人のいい所だけを引っ張ってきて化学反応を起こしている曲だと思います。

純粋で誰のことも傷つけない表現で皆を救おうとする応援歌。話題性だけでのし上がっている人間が簡単に作れる曲ではないような気がします。理想論ではなく、人間味のある歌詞が心にグッときて、救われます。

 

 

第5位.大森靖子「絶対彼女」

曲が可愛いのはもちろんのこと、「絶対女の子がいいな」としきりに繰り返されるサビが癖になります。気づいたら口ずさんでいる、そんな曲です。ただの「女の子かわいい〜」という気持ちを表した生半可なものは感じられません。

「ディズニーランドに住もうと思うの」という歌い出しやメロディーなど、一見無邪気に女の子らしさやピンク色を想像する全体像からは、絶対女の子であるために何があっても女の子を武装するという、魔法か呪いかというほどの肯定が感じ取れます。でも聞けば聞くほど、そのどちらでもない生々しさが刺さってきます。

 

 

第4位.大森靖子「愛してる.com」

可愛いをつめつめに詰め込んだような多幸感がある曲です。女の子がたくさん登場して「愛してるよ」と言うMVも、ただ顔が可愛い子が出てくるだけではなく個々の持ち味があるように、この曲もただ可愛いだけの曲ではない持ち味がリンクしています。

あの店なら会えるけどそうじゃなくて街角で偶然会った方が何倍も嬉しい気持ち、女の子なら分かりますよね。思い出だけを綺麗にしてしまう大人のずるい愛し方ではなく、君のおすすめに面白いものがひとつもなくても、それでもついていきたいと思えるんです。女の子ってこんなに愛しいんだと、朝から1日幸せな気持ちになれます。

 

 

第3位.大森靖子「ハンドメイドホーム」

映画「溺れるナイフ」の挿入歌でカバーされていた曲です。大森靖子の曲という認識はなくとも、耳にしていたのではないでしょうか。この曲は大森靖子の「ギター1本勝負」という感じで、テンポよくジャカジャカとギターが鳴り始めます。

「毎日は手作り」だと毎日言える人は、この人だけなんじゃないのか、と思う歌詞です。「普通」なら夜が来たら朝が来るけど、この曲にはそんな「明けない夜はない」的なチープな明るさはありません。夜が明けたらまた夜がくる。でも暗いだけではありません。この曲を聞いていると、少しずつ自分で自分を救える気がしてくる不思議な気持ちになります。

 

 

第2位.大森靖子「みっくしゅじゅーちゅ」

MVを絶対に見てほしい曲です。MVに出演している黒宮れいちゃんが、遺影にしても良いのでは?というほどに可愛いです。この曲でないと、この歌詞でないと、こんなに可愛く映れない、こんなに可愛く撮れないと思います。更に魅力なのは弾き語りです。

弾き語りの動画もありますし、ライブでも弾き語りで歌ったりしていますが、機械で編集した可愛い音のおかげで可愛くなっている訳では無いことがそこで証明されます(もちろん編曲されたものが完成系なので否定する訳ではありません)。一瞬を捉えて、その瞬間が本物だったんだと、聞く度に思い出して切なくなる、夏の写真のような曲です。

 

 

第1位.大森靖子「ミッドナイト清純異性交遊」

大森靖子といえば。と言っても過言ではない曲です。映画「ワンダフルワールドエンド」の主題歌であり、同じ大森靖子の曲「君と映画」とMVが繋がっているという、それだけで数回見て聴きたくなる曲ですが、魅力はそれだけではありません。

実はこの曲は、大森靖子から、元モーニング娘。8代目リーダーの道重さゆみさんへの愛がめいっぱい詰まっています。道重さんの愛らしさを表現したかのような可愛らしいイントロ、歌詞は読めば読むほど愛の細かさが伝わってくるし、最後の最後「ラララのピピピ…」と繰り返す一見語感だけの部分にまで意味があり、知れば知るほど大森靖子と道重さゆみを好きになってしまう曲です。