amazarashiおすすめの曲ランキングTOP10

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amazarashiおすすめの曲ランキングTOP10

秋田ひろむの書く歌詞が自分の気持ちを代弁してくれているように思う。邦楽でも歌詞のクオリティは抜きん出ている。曲自体もサビの盛り上がりが分かりやすく、同じフレーズを繰り返す等、j-popとしても完成度が高い。映像を織り交ぜたライブで衝撃を受けた。

 

 

第10位.amazarashi「穴を掘っている」

amazarashi「穴を掘っている」がおすすめの理由

穴を掘りそこに自分が入り、自殺を図る曲。曲調はかなり静かでまるで森の中にいるよう。神への恨み節や、自分の人生の不条理さを嘆き、死をもって諦めようとする。曲の後半には穴を掘っているというフレーズが続き、ついにはそのフレーズさえも聞こえなくなる。曲調も大人しくなり、一瞬のブレイクが入る。そこで主人公の人生もここまでかと思いきや、まだ諦めてはいなかった事が判明する。その後の事は書かれていないが、恐らくそこから這い上がったのだと思う。自分自身の中に希望はあったのだろう。曲の構成自体も完成度が高いのがお勧めの理由。この曲にはPVがあり、最後まで見る事をお勧めする。

 

 

第9位.amazarashi「この街で生きている」

amazarashi「この街で生きている」がおすすめの理由

この街とはおそらく秋田ひろむの住む街だろうが、この街 がどこの街かは明記されていない。JRに乗った友人を見送ったり、外を歩く時に見上げた空等、淡々と何の変哲もない毎日を歌詞にする事で、地方都市に住む自分の事を書いているのだと錯覚されてしまう。春夏秋冬、時が経てば友人も街の景色も変わっていく。誰にも気付かれない所でも毎日は続き、世間や自分自身と戦って葛藤している人がいる。挫けそうになる時、一番の敵は疑う心、自分自身の弱さだと思う。自分に負けないように毎日を生きよう。そうやって背中を押してくれる、応援歌なのだと思うので、この曲が好きである。

 

 

第8位.amazarashi「たられば」

amazarashi「たられば」がおすすめの理由

もしも〜だったら、もしも〜していれば、そう思う事は沢山あるだろう。自分の思うような人生ではなかったとしても、隣にあなたがいる。それだけで悪くはない。当たり前の事に気付かされた曲。初期のamazarashiには見られなかったシンプルで分かりやすい曲。構成もAメロ サビが繰り返し続き、シンプルである。あえて同じサビを繰り返す事で、後悔はあれど、いまの自分は悪くはないと言うメッセージが伝わってくる。PVも暖かいタッチで描かれており、初めてamazarashiを聴く人にも勧めやすい曲。アルバムではストリングスがあり、壮大な曲になっているが、空に歌えばにアコースティックverがあり、そちらも良い。

 

 

第7位.amazarashi「ぼくら対せかい」

amazarashi「ぼくら対せかい」がおすすめの理由

地方都市のメメントモリの最後に収録されている。セカイ系というか、世界の終わりを思わせる雰囲気。あまりamazarashiには見られない雰囲気が好きだった。現在の暮らしや学生時代の思い出なども書かれている。世界という強大な敵に対して、それを変えていきたい、もしくは変えた僕らという構図になっている。歌詞の情報量が多く、主人公の具体的な感情も書かれてはいるが、解釈は難しい。ただ僕らはせかいと戦いながら懸命に生き、これからも戦いは続くという事は分かる。僕らの数が増えるほど、不条理な世界に抗う事が出来る。地方都市に住んでる僕らに向けた応援歌なのだと思う。だからこそアルバムの最後に収録されているのだと思われる。曲の最後に相応しく、何度も聴いている。

 

 

第6位.amazarashi「つじつま合わせに生まれた僕等」

amazarashi「つじつま合わせに生まれた僕等」がおすすめの理由

初期の名曲。1stアルバムで秋田ひろむの歌詞は既に完成されている。遠い国の山の麓で、この世で一番綺麗な水が湧いたというフレーズから始まり、僕らが産まれるまでに様々な出来事が群像劇のように描かれる。この世には不条理な事はあり、自分達が何気なく生きている時に、世界のどこかでは凄惨な事が起きている事を気付かせてくれた。この曲では世界を変えようとか、どうしようという事は書かれていない。僕らが死に、土に還ったその上で花が咲き、人が愛し合うならそれで良いと書かれている。ろくでもない世界にわずかに希望がある。それだけで良いと言い切れるのが秋田ひろむの凄さだと思う。最後のサビが好きで何度も聴いた。ベスト盤に再録があるが、初期衝動が詰め込まれている1stがお勧め。

 

 

第5位.amazarashi「雨男」

amazarashi「雨男」がおすすめの理由

孤独と創作で悩み苦しむ秋田ひろむが生きる意味は友達との約束を果たす為との事。秋田ひろむの過去のエピソードがあるからこそ深みがある。止まない雨はないと自分に言い聞かせるのはやめて、ずぶ濡れの中を走っていけと秋田ひろむは言う。いつか雨は止むと歌うアーティストが多い中で、それを希望を託すだけだと言い切れるのは凄い。皆悩みを抱えており、上手くいかない事があっても、その中でどう生きるかを考えろという曲であり、ある意味でとても前向きな曲。サビ繰り返し同じフレーズを続ける事で、情報量の多いAメロとBメロとの対比になっている。何度も聴いて勇気付けられた曲。

 

 

第4位.amazarashi「悲しみ一つも残さないで」

amazarashi「悲しみ一つも残さないで」がおすすめの理由

地方都市に住む者が、都会に行く人を見送る曲。別れる時は泣けば切なく、だからと言って笑うと尚更辛くなる。だからこっそりと気づかれないように出て行って欲しい。青森在住の秋田ひろむだからこそ、書ける歌詞だと思う。見送る側も悲しさだけでなく、夢おう人を応援している。前向きに別れを書いているのが素晴らしい。地方都市に住む自分も多くの友人を見送ってきた。この曲を聴いた時、あの時見送ったり人たちの事を思い出した。この曲を聴きながら、思い出を振り返りつつ、自分も頑張っていこうと思えた。アルバム曲なのでyoutubeにはカバー曲しかないが、こちらもおすすめ。

 

 

第3位.amazarashi「夏を待っていました」

amazarashi「夏を待っていました」がおすすめの理由

初期の名曲。情報量の多いAメロ Bメロと、サビで夏を待っていましたと繰り返すフレーズが歌詞がダークな割にポップさもあり、覚えやすい。廃線になった線路を僕を含む4人は歩いていたところから始まる。スタンドバイミーを下地にした短編小説のようだ。それをしっかりと歌にしているのは流石。この曲以降も短編小説のような曲は何度も製作されるが、この曲が原点だと思う。主人公のように前に進めず、過去ばかり見ている時もあるが、どんな事があっても前に進めというメッセージを感じさせる。夏休みの時期に昔を思い出す意味で聴きたいと思う。

 

 

第2位.amazarashi「季節は次々死んでいく」

amazarashi「季節は次々死んでいく」がおすすめの理由

東京グールの主題歌。amazarashiはアニメには向かないと思っていたが、そんな事はなかった。ポップさを持ちつつ、従来のamazarashiの良さも取り入れている。季節は次々と死んでいくと衝撃的な歌詞だが、曲の最後には季節は次々生き返ると、希望を持たせてこの曲は終わる。ただ暗いだけのバンドと思われていたイメージを払拭したと思う。この後何度もタイアップが来るが、この曲がアニメの世界観に合わせられていたからだと思う。PVも衝撃的で好きになったが、合わない人には合わないので、事前に調べてから観た方が良い。

 

 

第1位.amazarashi「僕が死のうと思ったのは」

amazarashi「僕が死のうと思ったのは」がおすすめの理由

中島美嘉のトリビュートに収録されている方が、より秋田ひろむの内面が描かれており自分は好み。初期のamazarashiはフォークソングの要素があり、最近のamazarashiが好きな人にこそ、アコースティックverを聴いてほしい。僕が死のうと思ったのは、というフレーズが繰り返し続き、最後にはあなたに出会った事で、生きる意味を見つけ出す。絶望の先にわずかな希望を見出してくれる。ただ前向きな曲よりも、生きろという力強いメッセージを感じる。この曲に自分は何度も救われた。そしてこれからも救われるのだと思う。