DRAGON ASHおすすめの曲ランキングTOP10

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DRAGON ASHおすすめの曲ランキングTOP10

DRAGON ASHの魅力はボーカルギターである降谷建志のリリック&ライムのメッセージ性の高さとバンドが作り上げるサウンドの心地よさだと思います。

胸に突き刺さるようなストレートなリリックもあれば、隠喩表現でまとめあげたクールな楽曲もあり、歌詞をみることも一つの楽しみ。またアルバムごとにテーマ性が変わり飽きがこないサウンドも一つの特徴だと思います。

そんなDragon Ashのおすすめの曲をランキング形式でご紹介します。ぜひ聴いてみてください。

 

 

第10位.DRAGON ASH「FANTASISTA」

DRAGON ASHが必ずライブでパフォーマンスする代表的な楽曲で、知名度で言えばナンバー1だろう。圧倒的なライブパフォーマンスにより、日本全国の大型フェスに出演の際にも必ず演奏されている。シングル発売当初はCMタイアップやワールドカップのテーマ曲として世間に知れ渡り、人気を博した。

PVもサッカーをテーマにしており、サッカーのイメージがかなり強い曲となっている。本来はアルバム「HARVEST」のテーマにそぐわないため、シングルのみの発売予定だったが、人気のあまりにアルバムにも収録されたと思われる。最近ではライブの際にバラード風の曲名を歌うと見せかけて「そんな曲ありませーん。だってロックバンドですからー!」という一連の流れが定番となっている。

 

 

第9位.DRAGON ASH「Ivory」

Ivoryはアルバム「Independiente」に収録されているラテンロックナンバーで、特にPVがかっこよく、その点においてはナンバー1と言っても過言ではない。DRAGON ASHはさまざまな音楽を取り入れて成長したミクスチャーバンドだが、方向性に一時期戸惑いつつあった頃、「Rio de Emotion」ラテン系の音楽を取り入れる事に成功。

そして、この「Independiente」でラテンロックの最高傑作と言える「Ivory」を作り上げた。PVは砂漠で車が燃え上がる中、DRAGON ASHが曲を演奏するシーンと、寂れた教会でろうそくが灯る中で曲を演奏するシーンをメインに作られている。その陰と陽のシチュエーションが降谷建志を最大限に輝かせている。ぜひPVを視聴してほしい。

 

 

第8位.DRAGON ASH「Snowscape」

DRAGON ASHのヒットナンバー「Life goes on」のカップリング曲でアルバム未収録ながら、今でもファンに愛されるミクスチャー&ハードロックナンバーである。高速なビートとラウドなギター&ボーカルもかっこいいのだが、DJ BOTSのスクラッチがとてつもなくハマっており、DRAGON ASHで一番DJ BOTSが輝いている楽曲ではないだろうか。

ライブでは必ずダイブが繰り広げられ、壮大に盛り上がるが、知名度が低いためDRAGON ASHの単独ツアーでのみ演奏される。曲自体はスノーボードを愛する降谷建志がスノーボードをテーマに歌っている。でもどちらかというとダイブ用の曲としての印象が上回っている。

 

 

第7位.DRAGON ASH「Canvas」

DRAGON ASHがHIP HOP的なアプローチをやめた後、方向性を模索する中ハウスやデジタルサウンドを多く取り込んで行く過程で作られた集大成とも言えるクールなナンバー。アルバム「HARVEST」ではタイトル曲「HARVEST」を上回る印象でファンの心を鷲掴みにした。正直この頃のDRAGON ASHは人気も低迷期で、活動休止寸前の状態でファンも不安な時期だった。

そんな状態でも、これだけの名曲を作り上げてしまった降谷建志はまさに天才なのかもしれない。全く自分らしいアプローチとは別の方向性で作り出された名曲「CANVAS」まさに下地のないまっさらなキャンバスの上に書き上げた、超大作である。歌詞は隠喩的な表現が目立つが、その表現方法もこの頃から箔がつき、降谷建志のリリックの新しい表現方法となった。

 

 

第6位.DRAGON ASH「Lily」

DRAGON ASHのイメージといえば百合の花で、百合の入る曲は降谷建志が大切に作り上げた楽曲の証である。百合やLILYが入る曲は複数あるが、その中でも「Lily」と名付けられたこの曲は、もっとも大切に作り上げられた楽曲と捉えられる。

壮大かつキャッチーでメッセージ性の高い名曲で、降谷建志がストレートで前向きに「あと少し咲いて 泣いて 笑っていたいから繰り返し僕ら 間違いを犯し 許された昨日を 誰かを許す今日に変えていけるよ 咲き誇れ」と歌っている。アルバムとしては「THE FACES」に収録されていて、ラストナンバーの手前の一番大事なポジションにあたる。

 

 

第5位.DRAGON ASH「Grateful Days」

DRAGON ASHがROCKとHIP HOPの融合「ミクスチャー」において、時代を変えたと言っても過言ではない名曲。だが悲しいかなこの楽曲以降のZEEBRAとの一悶着により、闇へと消え去った悲しい名曲でもある。それでもこの楽曲で作り上げた実績と人気はファンの心の中では消え去ることもない。

降谷建志のストレートなメッセージ性の高いリリックと、ZEEBRAのハードなパンチのあるライミングのコラボレーション。そこにACOの切なく優しいバラードが合間って、最高のコラボレーションソングとなった。カラオケなどでもいまだに歌われ続けるが、アルバム「Viva la Revolution」以降は一切ベスト盤にも収録されず、ライブでもパフォーマンスされることもない。このような経緯の楽曲は音楽史においてもなかなか珍しいのではないだろうか。

 

 

第4位.DRAGON ASH「Invitation(Buzz Mix)」

アルバム「Buzz Songs」にBuzz Mixとして収録されている楽曲で、原曲は8cmシングル盤の「陽はまたのぼりくりかえす」に収録されている。原曲の方はシンプルで作りかけと言った印象の曲だが、Buzz Mixではギターソロなど追加され、テンポよくキャッチーなアレンジとなっている。だが最大の魅力は降谷建志の歌詞の世界観だろう。

10代で書き上げたとは思えないクールな歌詞で、「僕に見えた綺麗な花も 君には醜い人食い花って」など人の個性についての想いを曲にするセンスは並みの作詞能力ではないと思う。シングル曲ではなく、アルバム収録曲だがベストアルバムにもしっかり収録されている。また近年ではアレンジを変えて歌われており、昔から今まで歌われ続けているだけに、降谷建志の思い入れも高い楽曲と思われる。

 

 

第3位.DRAGON ASH「Under Age’s Song」

シングル版とアルバム版でアレンジが違う楽曲だが、どちらかというとアルバム版がおすすめ。アルバム版では途中のアコースティックギターによるギターソロが印象的で、最近では減ってしまったシンプルな曲作りがそのギターソロを引き立ててかっこいい。

歌詞は「とめどなく続くこの生活心地良い空気すうことも少なく 何かに追われることにも慣れ なれなれしくふみこむ大人に慣れ 薄れていくのは少年時代ふくらみだすのは権力社会 似たりよったりの個性はSucker Pick up the Mic 今飛び立つ時 羽根のないすべての天使に今 歌いささげるよ This is under age’s song」とかなりストレートかつオルタナティブな印象で、時代に負けないようにもがいている力強さを感じる一曲である。

 

 

第2位.DRAGON ASH「静かな日々の階段を」

映画「バトルロワイヤル」の主題歌として知られており、曲自体も映画のタイアップソングとして制作されている。それでもDRAGON ASHらしさがふんだんに盛り込まれており、ファンに愛される楽曲である。何と言っても降谷建志の書く優しくも力強く聴く人を励ますような歌詞のセンスの良さが際立っている。

この時期以降はメッセージ隠喩的にし、ストレートな歌詞を書かなくなっているので、なおさらファンにとっては思い出深い曲。アコギで3コードだけで成り立っているシンプルな作りで、これだけの名曲となっているのは降谷建志の詩の才能ゆえんではないだろうか。またシングルやベスト盤にはe.P.Versionが収録されていて、こちらはアップテンポのメロディーの繰り返して、どちらも素晴らしい曲である。

 

 

第1位.DRAGON ASH「陽はまたのぼりくりかえす」

DRAGON ASH最大の名曲といえるのが「陽はまたのぼりくりかえす」だろう。この曲が売れなければ解散するという決意と共に発売されたこのシングルは、その想いを裏切ることなく世間にDRAGON ASHを知らしめる形となった。まだブレイクとまではいかずとも、音楽ファンの中に最重要のバンドとなったのは間違いない。

そんなこの曲はライブでパフォーマンスされることはあまりない。それは大切にされるが為であり、演奏された際はファンも涙するような曲で、演奏する降谷建志自身も涙を流してしまったことがあり、それを見た故IKUZONEももらい泣きしてしまったという映像がある。曲自体はシンプルなロックのバラード。ダイブがあり激しいライブが印象的なDRAGON ASHでも一番愛される曲はシンプルな楽曲なのかもしれない。